椎名桔平、ゲイリー・オールドマンと洋服を交換する仲の良さをアピール
2009年4月27日 12:00
[映画.com ニュース] 元CIA工作員という経歴を持つ作家、バリー・アイスラーの人気小説を、海外のスタッフ&キャストで映画化した話題の日本映画「レイン・フォール/雨の牙」の初日舞台挨拶が4月25日、東京・有楽町の丸の内ルーブルにて行われ、主演の椎名桔平が登場。この日、東京都内はタイトル通りの雨降り模様で、椎名も「何だか縁起がいい」と上機嫌だった。
オーストラリア人のマックス・マニックス監督を筆頭に、国際色豊かな人材が集まった撮影現場について、椎名は「外国の人を通して、日本を描いている。現場は英語が飛び交っていて、『ここどこなのかな』って思うこともありました」とコメント。10分ほどある長回しのシーンでも、リハーサルなしに一発勝負で本番を迎えたマニックス監督の演出に「その勢いが映像に出ていると思います」と述べた。
以前から大ファンだったという名優ゲイリー・オールドマンとの共演について「楽しい経験でした」と語った椎名は、「英国人らしいスマートさがあるのはもちろん、ときどき冗談も言うし、とても気さくな方だった」とその素顔を明かし、撮影終了後の打ち上げの席で、オールドマンの羽織っていたセーターと椎名が着ていたジャケットを交換した、と思い出を語っていた。
そんな椎名に対し、この日欠席した共演者の長谷川京子とオールドマンがそれぞれビデオメッセージで「ご一緒できて光栄でした。シリーズ化されることを祈っております」(長谷川)、「君がくれたジャケットをよく着ているよ。僕のセーター、着ているかな? 東京は今では好きな街の一つになった」(オールドマン)とコメントを送っていた。