劇場公開日 2024年4月5日

パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価

全200件中、81~100件目を表示

2.0雰囲気だけの作品

2024年4月13日
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鑑賞方法:映画館
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alias

3.5苦く切ない

2024年4月12日
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2023年。セリーヌ・ソン監督。ソウルで幼馴染として育った男女が、12歳で離ればなれとなり、24歳でネットで再会するものの会えないまま、36歳でニューヨークで再会を果たす。その過程をしみじみと描く。
「縁」の考え方をベースに、輪廻転生(前世や来世)、この人生における複数の分岐点によってあり得たかもしれない人生(可能世界)など、複数の生(ライブズ)のなかで、今この唯一の現実を受け止めようとしていく男女の姿。可能性を夢のように追いかけないという苦く切ない決断が示されている。
劇中で「袖振り合うも他生の縁」として解説される「縁」は仏教由来だし、12年ごとの時代経過は十二支由来だろう。

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3.0グリーンカードのために結婚した女性と大人になりきれない男性の物語

2024年4月12日
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レビューの評価が高いから観に来た。ずばり言ってグリーンカードのために米国人と結婚した女性と大人になりきれない男性の物語といったところかな。
まあ同級生はいいものだし、男女仲良しだったらなおさらだよね。ただ 12歳で彼女家族はカナダへ移住して仲は切れてしまった。
24歳になってFBで探し当てるのは普通の欲求だけど、36歳にもなってわざわざニューヨークまで行って、会うだけならともかくさらに結婚した女性の自宅まで行くのは如何かな。ちょっと自分勝手過ぎるわさ。ラストの女性の涙も複雑で、グリーンカードのための結婚を後悔させてどうするの。男性の正直な気持ちを現した映画はいいけど、踏み込みすぎだと思うよ。

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重

3.5どっちも失いたくないけど…

2024年4月12日
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泣ける

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エリー♪

4.0微妙なバランスで成立した、良い作品

2024年4月12日
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日本のプロデューサーが作ったら、つまらないモノになっていたと思う。

ビックリするようなストーリではなく、何なら話の先は読めてしまう。プロモーションのように、大傑作とも思わないし、感涙する様でもないけれど、登場人物それぞれの心情をずっと考えさせる、よき映画体験でした。

日本でこれを制作すると、キャストありきで進行する、いちいち途中で泣く、キーとなるセリフが繰り返されプロモーションでも使われる、マンハッタンの観光地を巡る、ここぞとばかりに劇版が流れるなどが予想されます。

衣装は取り上げるような特徴はないし、米国っぽい食事も出てこないし、ジャズもヒップホップもかからない。地下鉄やUberも全体像をみせない、モントークもただの原っぱしか出てこない、エンパイアステートビルやクライスラービルは遠景だし、ブルックリンブリッジの空撮はなし、自由の女神も横から移す。このため、キャストの表情に集中できる様になっている。

アーサーがユダヤ系というのも良かったのかも知れない。ボーはおそれているのフォアキン・フェニックスみたいにおたおたしている。(日本人が想像するステレオタイプの)WASPとかだと嫉妬して怒っちゃったりして、ぶち壊しになっちゃいそう。クリスマスも出てこないし。

タイトル通り、『縁』がテーマなわけですが、他の国の方がどのような感想なのか興味があります。輪廻ではないけど、『(500)日のサマー』やそれこそ『エターナルサンシャイン』だって『縁』の話しだし、ハリウッド作でも『クラウドアトラス』は輪廻の話しだし(韓国の話が出てくるけどね)。

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Lhowon

3.5鑑賞動機:抑制の効いた大人のラブストーリーって最近守備範囲に降ってこない気がする10割

2024年4月12日
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トニー賞かな、と思ったらトニー賞だった。『エターナル・サンシャイン』はよい映画ですよ。

単純な二択で割り切れない心情の揺れ動きを、セリフを抑えることで逆に強く印象づけられたように思う。ただあまりにももどかしく感じられるところもあり、それをストーリーとして楽しめないと、焦ったく感じてしまうかもしれない。それでも終盤のロングカットは息を呑んで見入ってしまった。

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なお

3.0グリーンカードは永住権のこと

2024年4月12日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

映画を観終わって調べました。
グリーンカードとは永住権のことでした。
アメリカ人と結婚しても2年ほど待つらしい。
移民ビザでも永住はできるのですが、
いろいろな恩恵があるみたいです。

小学校で移民して凄く苦労したんでしょうね。
その苦労が描かれてないのが残念です。
もうちょっと仕事パートを増やして欲しかった。

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アメゾー

4.0悪くいえば恋に恋してる女々しい男の話だが

2024年4月12日
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泣ける

悲しい

この作品は、ストーリー展開だけを抜き取ると、小学生の時に好きだった女の子のことが大人になってもずっと忘れられず、もうすでに旦那もいるのに異国まで会いに行っちゃう、恋に恋してる女々しい男の物語になるかと思います。

ただ、演出が素晴らしくて、2人や彼女の旦那の心情の描写だったり、光や影、反射を使ったエモい描写が多く、全体的に印象深い作品になっています。

なので、そうした演出に対する好みによって、この作品の評価は先ほど言った単なる女々しい男の物語にもなり得るし、心の機微を繊細に描いた表現作品にもなり得ます。

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にち

3.5忘れられない人

2024年4月11日
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難しい

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まこやん

3.0どこが

2024年4月11日
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知的

幸せ

イイのかよく解りませんが、最後夫の肩で涙を見せるシーンは良かった。やはり儒教的な考えなんですかね? 何故か、男が一人でホテルに入ってくる所もぐっと来た。エンディング曲も良かった。
総じて「ロストイントランスレーション」を観た時みたいな感覚が残りました。

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トミー

3.5けっこうよかった

2024年4月11日
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吉泉知彦

5.0大人だから、言葉にできないから、沈黙で。

2024年4月11日
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泣ける

知的

幸せ

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おひさまマジック

3.5脚本が素晴らしかった

2024年4月10日
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細部まで練られていて、象徴や観念の連続。
そこに景色も相まってとても美しかった。

オープニングから、あ、これは凄そう、
と思える感じがもうね、ベテランの手腕。

笑えるシーンも多いのですよ。
夫のアーサーが、まるで映画でアジアンカップルを邪魔する米国人だ
とか言ったり。
でも最後にはアーサーの懐がデカ過ぎて敬服しましたな。

ヘソンは、ノラにとっては「コリアン」というアイデンティティの
メタファーだったのかもしれないな、とも考えてしまった。

割と不思議な映画で、断片断片で自分の記憶を思い出したりしつつも
すごく集中してしまって、夢中になって見ていた。
脚本の妙が細部まで行き届いているからかな。

個人的には、ヘソンが切な過ぎてもう泣くに泣けない感じでしたよ。
あの24年ぶりの再会の日に待っている感じが本当に愛らしくて。
ノラにずるいなあと思いつつも、気持ちはわかるし。

バーで、ノラとヘソンに待たされるアーサーも切なかった。
待っている男はなんであんなに魅力的なんでしょうね。

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JYARI

4.5no way to say goodbye

2024年4月10日
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泣ける

悲しい

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hum

4.0Past Lives(前世)は信じないけど「もしも、あの時、ああし...

2024年4月10日
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ナイン・わんわん

3.5良い余韻が残る映画

2024年4月10日
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泣ける

普段なら観ないタイプの映画だけど、アカデミー作品賞にノミネートされたということで鑑賞
12年前のネット電話とかカクカク人が動くのが懐かしかった
今や地球の裏側にいる人とも簡単に連絡できてしまうのに実際に会うことはなかなかできないという不思議な感覚をうまく描いていた
幼馴染みの男子がイケメンだったから成り立ったのではとか意地悪な見方もしてしまったけど、良い余韻が残る映画でした

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NOSTOS3

4.5運命はタイミング

2024年4月10日
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知的

想い合っていた幼なじみ同士の再会のラブストーリー。ストーリーの要点はただそれだけで観ている時はちょっと退屈ですらあった。しかし不思議と観終わったあとは余韻が残り満足度はとても高かったです。
アカデミーの作品賞と脚本賞にノミネートされましたが、この作品もしかしたら10年前とかだったらあまり評価されなかったような気がします。今の価値観にとてもマッチした作品なのだと思いました。

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光陽

3.5『ワン・デイ 23年目のラブストーリー』と見比べることをお薦め

2024年4月10日
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本作を観ていると、アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス主演の、『ワン・デイ 23年目のラブストーリー』を想い起こす。すれ違いの期間(本作は24年、ワン・デイは23年)もほぼ同じで、ソウルとニューヨーク、ロンドンとパリというふたりの距離感、互いにひかれあいながら、結婚はしないという点など共通点が多い。出会いが幼少時と学生時代の違いはあるが。
ただ、決定的な違いは、『ワン・デイ』は毎年7月15日に一緒に過ごすことを決めて、お互い友人と割り切っているが、本作は、何年も会わなかったわりには、お互い未練たらしさが露出する点だ。女性の方は既に結婚しているにもかかわらず。

私は『ワン・デイ』には号泣したが、本作にはからっきし涙がでなかった。それは、同じ友人以上恋人未満を描いていながら、『ワン・デイ』が、友人に止まることの葛藤を見事に描いたまさに大人の恋物語とは対照的に、本作は恋人未満の稚拙さ(特に男の方)ばかりが目立ち、押し寄せる切なさの度合いに決定的な差があるように思えた。言いかえれば、別れてほしくないふたり(ワン・デイ)とさっさと別れるべきふたり(本作)の違いかもしれない。

ラストシーンの違いも印象的だ。あまりにも衝撃的な『ワン・デイ』とよくあるパターンの本作。よくあるパターンはしょうがないにしても、そこにあと一歩余韻がほしかった。
感じ方はそれぞれで、本作に号泣するタイプの方もいるかと思うので、二作を見比べることをお薦めする。

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ジョー

4.5いい映画

2024年4月10日
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社会的背景や東洋的思想、世界観の善し悪しにはいろいろな見方があるだろうけど、シンプルによかった。

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Namnam

3.0海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニ...

2024年4月10日
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海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。

韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たすが、互いを思い合っていながらも再びすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人はやっとめぐり合うのだが……。

これが長編映画監督デビュー作となるセリーヌ・ソンが、12歳のときに家族とともに海外へ移住した自身の体験をもとにオリジナル脚本を執筆し、メガホンをとった。ノラ役はNetflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール 謎のタイムループ」や声優として参加した「スパイダーマン スパイダーバース」などで知られるグレタ・リー。ヘソン役は「LETO レト」「めまい 窓越しの想い」のユ・テオ。2023年・第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品。第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされた。

期待外れだった

7 D-7

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紫苑