劇場公開日 2023年3月10日

オットーという男のレビュー・感想・評価

全204件中、141~160件目を表示

3.0やはり、リメイク版であったためか?

2023年3月14日
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鑑賞方法:映画館

単純

山高ければ谷深し

絶頂の幸福感はほどほど、
絶望の悲壮感もほどほど。

やはり、リメイク版であったためか?
歳のせいか、熱がない!?

「フォレスト・ガンプ 一期一会」を彷彿して、
見劣り感が否めない。

第89回アカデミー外国語映画賞ノミネートされた
「幸せなひとりぼっち」を、
ハンクスの主演・製作でリメイクした。

【☆・`Ω´・】人【☆・`Ω´・☆】

名優トム・ハンクスが町一番の嫌われ者の男を演じ、
孤独だった男が隣人一家との触れ合いを通して再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。

最愛の妻に先立たれ、仕事も定年退職し、
やることのなくなった彼は、この期に自らの人生を終わらせようとしていた。

ところが、向かいの家に越してきた陽気なメキシカンな女性マリソルとその家族が、なにかと邪魔をして、死のうと思っても死ぬことができない。

そんな愉快でお節介な一家の出現が、
彼の人生を変えてくことになる。

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カール@山口三

3.5リメイクする意味

2023年3月14日
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鑑賞方法:映画館

本作のオリジナル作品となる『幸せなひとりぼっち(16)』は公開当時に劇場で鑑賞し、その後原作も読みました。第89回 アカデミー賞でスウェーデン代表作品として外国語映画賞(及びメイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされわけですが、私が原作まで手に取ったのは内容の良さはもとより、スウェーデンという日本からは遠い国の雰囲気のある世界観に魅了されたからだったと記憶します。主人公であり癖の強いオーヴェという男性が、彼にとって異星人のようなイラン人家族と絡んでいくうちに、彼の密かな「プラン」が狂っていくという設定は、アメリカ人であるオットーとメキシコ系の家族との関係に置き換わるものの、大筋は大きな改変はなく、忘れかけていたストーリーも本作を観ながら思い出しつつといった感じでした。そんな風ですから前半はなんなら、オリジナルであるスウェーデンという舞台の味が消えてしまっていて勿体ない気すらしていたのですが、観進めていくうちに「ああ、これはトム・ハンクス(と、リタ・ウィルソン)が請け負ったのだな」と感慨深くなりました。良作であっても世界的に見れば「マイナー」と位置づけられる作品は多くの人に観られるわけではありません。そんな作品をトム・ハンクスが主演でリメイクとなればより多くの人の目に留まることになります。「トム・ハンクスに外れなし」とも言われますが、劇場や配信で「観てみようかな」と思う人は格段に増えるはずです。そこから、オリジナル作品や原作にまで興味を持つ人が増えて欲しいという想いが感じられ、やはり劇場で観て良かったなと納得して帰途につきました。我ながらこんな感傷に浸れるのも、おそらくは昨日のアカデミー賞授賞式を観たことによる影響で「意識高まってる状況なのだ」と自認しつつも、まぁ、皆さんも是非(せめて)配信でもいいから観ていただきたい作品だなと思います。

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TWDera

4.0フォードvsシボレー

2023年3月14日
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には笑いました。クルマ好きには致命的な価値観の相違かもしれませんが
これから増加するであろう単身高齢者やマイノリティーを社会的孤立から救うものは?やはり、という正直ベタですがとても感動的なヒューマンドラマでした リタイアしたオットーさんも自分の得意なことで周りを助けているのも正にこれからそういう世の中になっていくのでは 持病あるからそんなに慌てなくても...途中何かのハウツーものみたいに エンドロールではやはりホットラインが流れていました
猫はいつの間にか懐に入るのが絶妙に上手いということもよく分かるドラマでした

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ゆう

4.0憎まれ役と言うけれど…

2023年3月14日
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鑑賞方法:映画館

トムハンクスが演じると何故か生粋の憎まれ者に見えないのは残念。人を思い遣って生きていく、っていういい人だらけの展開だからまあこんな感じでも問題なし。とにかくひたすら優しくなれる良作だとは思うなー。

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peanuts

4.023-039

2023年3月13日
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鑑賞方法:映画館

性根にある本質は変わらない。
他人を思いやる優しさは変えられない。
だからこそソーニャは惹かれたんだろう。

動物と子どもは
根っこが見えてるんだろうなぁ😁

善人を囲むのは、やはり善人たち。
心が優しくなれそうです😁

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佐阪航

3.5メキシコ婦人がすごく良い

2023年3月13日
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そもそも街一の嫌われ者では無い!
メキシコ婦人とのやりとりで感動する

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シゲゾ〜

4.0

2023年3月13日
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わかりやすくて、いい映画でした。

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kazu565

2.5パートナーを亡くした承認欲求の強い男の話、かな。

2023年3月13日
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鑑賞方法:映画館

ごはんは美味しく食べれてるし、夜は眠れてる、お金はいっぱいあるし、他人を怒鳴る気力、家の周囲を見回る体力もある。結局ないものねだりじゃないでしょうか。
あと、ある程度の年齢になったら過去の自分と比べたり、未来について考えたりしちゃだめですね。いいこと思わないもの。今日とか今この瞬間とかに意識をもってこないと。
今日が楽しめなかったら明日もきっと楽しめない人生が待ってる。
タイタニックのジャックのように生きてみたいもんです。

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Giovanni

4.5エンドロールで追い討ち😭

2023年3月13日
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いやー泣いた。トムハンクスを更に好きになった。

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znm

2.0ヒューマンドラマには自らの生活への何らかのフィードバックを期待してしまう

2023年3月13日
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鑑賞方法:映画館

私もゴミの分別や掃除などやり出すと徹底系男で、時には周囲にモラハラ覇気♨️すら発することもあったりするので(ハッスル!>💪🏼<ハッスル!)、このお話の主人公には何らか共感できるところがあるのではないかと期待を胸に久方振りに劇場へと足を運んだのですが、
出だしから頑なに死にたがる主人公の行為がどうも安易に受け取れてしまって(実は私も若い時分にそんな事があったり厭世的で今でもたまに夢想💭しちゃう系ですが)、
それは逆に同族嫌悪のためなのか彼とそこらへんの心情が共有ができずに退屈したので、早く出ればこなせる用事を優先することにして、残念ながらお話のラストを間近に控えたタイミングでリタイアいたしました🚶🏻💺

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寝落ちマン(次男)

5.0オットーは本当は天使だった!

2023年3月13日
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トム・ハンクスは現在66歳。油の乗り切った心温まる演技が最高でした!最初は周りに文句ばかりを言っている人間で、あまり良い気持ちはしませんが、60歳を過ぎた人間が言いたそうなことを言ってのけるシーンに、あるあるとうなづいてしまいます(笑)。元自治会長だった彼の口癖は「バカもん」です。そんな彼も、何度も自殺をしようと計画します。首吊り、車の中に排気ガスを引き込む、列車に飛び込む、ライフルで撃つなど、それらが優しい神に守られているのか、ことごとく失敗します。何故彼が死にたいのか?その理由が徐々にわかってくると、もう涙を抑えきれなくなります。生まれてくることができなかった子供との別れ、その母親であったソーニャとの素敵な人生があるからこそ、彼は彼女のもとにいきたかったのでしょう。しかし、彼の心の中に化学反応が起きるのです。ソーニャが言っていた「生きる」に向かって軌道修正を始めるのです。もちろん、すこぶる人の良い周りの人間たちの力が大変に寄与したのは間違いないです。どんなに彼がそっけなくても、みんな愛を届けるのです。そのおかげで彼が改心してからの数年間は、夢のような人生です。ありふれた日常がキラキラ輝いて、幸せの宮殿にいるようでした。そして最後に安らかに息を引き取り、みんなに見送られた時の美しさは、一幅の名画のようです。豊かな最後の人生の終わり方、愛され方を教えてくれた名作だと思います。
追記 相棒だった野良猫(ソーニャ?)が彼の心の拠り所になったというのも泣けました。

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三輪

4.5涙無しでは観られない

2023年3月13日
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とても心温まる展開があります。
妻となる美しい女性との出会いが感動的、
そして、、
ラストのカットも響くものがあります。
また挿入歌がとても良い。

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デコ山

4.5オリジナル版より感情移入しやすい

2023年3月13日
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2023年劇場鑑賞59本目。
オリジナル版の「幸せなひとりぼっち」は当時観ての鑑賞。というか、これのリメイクと知らずに観て、あ、リメイクか、と気づいた感じでした。
オリジナル版は仕事をリストラされていたり、不必要に口が悪かったりしたりで自殺する理由がよりはっきりしていたり、嫌われている理由がはっきりしていたのですが、今作のオットーは定年退職だし、言っていることは筋が通っていて言われている方が悪いので主人公に感情移入しやすかったです。こっちのほうが好きですね。

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ガゾーサ

4.5それでも愛する

2023年3月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

王道でシンプルだけど、これでいい。いや、これがいい。分かっていても、感動してしまう。トム・ハンクスらしさ満載で、彼の魅力がたっぷり詰まった作品。....これが、見たかった洋画だよ。

ルールに厳しく、頑固で、無愛想なオットー。
毎朝見回りを行う彼に、近所の人たちは「ハイ!オットー!」と声をかける。反応は分かっているのに、なぜ?でも確かに、彼は厳格ではあるけれど、言ってることは間違ってないもんな...。「嫌われ者だけど、愛される」というポスターのフレーズの意味が、聞いただけじゃ分からないけど、トム・ハンクスの演技を見ていたら、一瞬で理解できます。3年前の「A Beautiful Day in the Neighborhood(原題)」とは正反対な役柄(邦題嫌いなんで...笑)。やっぱり、いい演技するなぁ...。

トム・ハンクス映画の好きなところのひとつが、しっかり笑えちゃうところ。彼の自然な振る舞いに、つい笑みが溢れてしまう。新たな隣人との出会いと共に遂行される妻と再会への1歩。それがとてもユニークで、トム・ハンクスらしくて大好き。意外と正直者なオットーも大好き。美味しいは世界を救う!ってな。

ストーリー展開はテンポいいし、分かりにくいことなんて一切ないし、オットーが愛くるしくなる一方。こういうのが良いんだよ。アカデミー賞最有力のエブエブとは大違い。誰にでもオススメ出来る作品。笑えて、泣けて、また笑える。心が完璧に浄化されました。エンドロール中の写真にもホッコリ。もっと見たかったなぁ。

この手の映画って、中弛みが...とか、ちょっと退屈...とか思いがちなんだけど、本作はそれがなかった。トムパワー、偉大だな。めちゃくちゃオススメです。ぜひ、劇場で心温まってください。

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サプライズ

4.0生き抜くこと、最後は幸せな涙が溢れた。

2023年3月12日
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スウェーデン発の世界的ベストセラー『幸せなひとりぼっち』のハリウッドリメイク版。
名優トムハンクスがはまり役はもちろん、でも越してきた隣人の心優しく能天気、根明のマリソルを演じるマリアナ・トービョ、そして猫好きの自分には貴重な脇役のメイクーン?の野良猫がキュート。
IT化が進む世の中、人間関係が希薄になる。終始『たいせつなもの』に感情が震わされ静かな涙が流れる。生き抜くこと、最後は幸せな涙が溢れた。

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masayoshi/uchida

4.0素敵なストーリーです

2023年3月12日
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最 最愛の妻を亡くし、堅物な性格になってしまったオットー。
根は優しく、曲がったことが嫌いなだけ。
なので、周りからは煙たがれる。
しかし、フレンドリーな夫婦間がお向かいさんに引っ越ししてきて、生活と性格も少し柔らかく。
ハートフルなストーリーで素敵な映画。

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丈さん!

3.5オリジナルを観ていない人にはお勧め

2023年3月12日
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「幸せなひとりぼっち」は観ていたので良い話だとは分かっていた。まぁ細部は忘れていたので改めて良くできたストーリーだと思ったが、オリジナルにわりと忠実にリメイクしていたのではないかな。
オリジナルの方はもっとお爺さんだったのでトム・ハンクスと聞いて人気スターの起用はいいけどムリあるよなーと思ったが、観ていると慣れるというか、上手いということなんだろう。
主役以外知名度のある俳優はいないが、登場人物はみんな面白い。アメリカって、アメリカ人ってフレンドリーなんだなーと思う。そんな中でオットーはとびきり気難しいわけだが。でも自分の顔のケーキを顔の真ん中からカットされたら怒るよな。
若き日のオットーを演じるトルーマン・ハンクスは想像通りトムとリタ・ウィルソンの息子。妻となるソーニャの魅力から比べてパッとしない上に今のオットーに全然似てないけど、親子なんだったらアリかと納得したりして。
ソーニャの墓前に彼女が好きなピンクの花束をみんなで供えた時、隣人夫婦のトムの「僕もピンクは好き」という言葉に、もちろん拒否反応ではないが単なる喜びでもないトム・ハンクスの複雑な表情が上手い。

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ミーノ

4.0予想通りでも良いですね

2023年3月12日
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ヒューマンドラマものは
世界共通に感動できるのが、良いです

安心して泣けます

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

4.0今の自分にカオスは要らない?のかなぁ

2023年3月12日
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この題材、このキャラクターならこう書くんだよ。

という、まるで脚本家養成所?の見本のような作品。
分かっちゃいるけど、まんまと笑って泣いて、最後にまたほろりとさせられる。

①小うるさい頑固者(面倒くさいけど、概ね言ってることは真っ当)
②化学反応を起こすに決まってる天然系の明るくお節介な隣人
③クセツヨだったり、事情はありそうだけど、根が良い(心の腐ってる人ではない)と分かるご近所さん
④多様性、ジェンダーなどの要素もキチンと用意
⑤富裕層の高級住宅街のような別世界の話にはしないけれど、それなりに民度の高い(この言葉自体、意味が曖昧で解釈の幅が広いのですが、ここでは一定のルールや公共性が維持されているという意味)コミュニティーを背景として用意。

冷静に考えたら、毎朝街の見回りをするなんて本当は素晴らしいボランティア活動です。この利他的精神も亡くなった奥様が、うま〜くコントロールしてやらせたのだと思います。
無愛想で、口うるさいのも、街の人に善意を押し付けてると思われないないような照れ隠しにもなるし、この辺も奥様が旦那さんの性格をうま〜くコントロールしたのでしょう。

こんな奥様が、あなたは生きて❗️と背中を押すのですから、そりゃあ、いい話になります。

フェイブルマンズとこの映画に素直に感動して、エブエブ⁈がまったく刺さってこない。
ということは、今の自分はかなりの安定志向で、現状を破壊するようなハチャメチャな混乱やカオスなどは求めていない。
それだけ、現状に満たされている、ということなのかもしれません。
ありがたいことです。

【以下、追記】
そういえば、20代の頃の自分は、村上龍さんの『コインロッカー・ベイビーズ』や『愛と幻想のファシズム』が大好きで、今ならそれテロじゃんと簡単に括られてしまいそうですが、体制が大事にしてる何かを破壊する……破壊する行為自体にとても重要な意味があるような気がしてました。
小説や映画は、当時の若者の一部(多かったのか少なかったのかは分かりませんが)にとっては、ある種のガス抜きでもあったのだと思います。
実際は何も壊してないし、その後の社会人生活やバブルの間にすっかり体制に守られる側の一員になりましたが。
今は、若い方々も政治的には保守側という方が大勢を占めているし、大衆民衆の不満も、政府を倒せ❗️という方向には向かわず、政府が守ってくれない‼️とむしろ駄々っ子のような感じです。駄々っ子なら、そのうち疲れて泣き止むさ、と政府もたかを括ってればいいのですから、そりゃ緊張感がなくて、あまりにも迂闊な失言をしたり、お金に公私の区別がつかなくなったりするわけですね。

閑話休題(それはさておき)。

オットーは、頑固者というイメージが先行してるだけで、やってることはまともだし、親切。
偏屈な人は男女年齢を問わず、いるわけですが、高齢男子だと思うどうしても頑固ということで括りたくなる傾向がある。他者のペットの糞尿処理やゴミの分別におけるマナーの悪さにムカつく人が女性だったら、頑固とは決めつけずに、ルールやマナーにキッチリした人なんだな、と思われるだけで、その人をちゃんとした人だと思うか、うるさい人だと思うかも人それぞれ。

つまり、オットーが、愛想が良くて、人を注意する時も穏やかであれば、メチャクチャ素晴らしく得難い人なのです。
というわけで、日本の中高年の男性は、みんな愛想の良いオットーを目指すといいかもです。
私は今日から心掛けていくことにします。

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グレシャムの法則

4.0いいですね、こういうの。

2023年3月12日
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鑑賞方法:映画館

たまにはこういう静かなのを
大きなスクリーンで観入るのは
心に響いいていいクスリになります
ハンクスさん、安心して観ていられます
嫌味のない人柄がイイ感じです
ラストも納得
ヘンにひねってなくて良かったです

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けはえ