ウォンカとチョコレート工場のはじまりのレビュー・感想・評価
全290件中、41~60件目を表示
けっこう面白い
昔ジョニー・デップが演じるチャーリーとチョコレート工場の映画を観たことがあったので、チャーリーとチョコレート工場にはある程度の先入観があった。
個人的によく知らない俳優がウォンカ役をやるということでなんとなく観ることを避けていたが機会があったので観てみた。
そしたら意外と面白く、以前の映画とは一味も二味も違う作品となっていた。
この作品何が良いってストーリーがとてもわかりやすいところである。
頭の悪い自分はストーリーを理解するだとか、キャラクターの名前を覚えるのが苦手だが、わかりやすいストーリーであったし、登場キャラクターも職業が異なっていたりしたので理解しやすかった。
チャーリーとチョコレート工場を本で読んだ方も、ジョニー・デップの映画を観た方も、先入観を捨てて観てみると良い。
意外と面白く、新しい作品として楽しめるので観て良かったと感じられる作品であるだろう。
ディストピアの華
見た目の華やかさと楽しさに反してディストピアを描いた物語は、搾取の限りを尽くして世界の植民地から集めた物品が一堂に会した帝国主義全盛期のヨーロッパが舞台。
耳に残るコミカルな歌と共にオレンジ色の肌の異人が執念深く「1000倍にして返せ」と追ってくるのは現地のカカオを収奪された民族。これにはイギリス人のヒューを使い興味深い現代的な隠喩になっている。
市民は世界一豊かな筈なのに社会的に不利にある(弱)者や文字が読めない者を騙して牢獄のような地下で労働を強制する。地上では既得権を持つ者がカルテルを組み、警察と教会を買収し新規参入者を締め出す一方で、彼らは限りある資源を隠し価格を釣り上げることでチョコを富裕層だけが享受できる快楽に仕立て上げている、そんな設定。
買収される者をたちどころに昇天させ思考停止に陥れる甘美なチョコだが、ティモシーチョコは夢や希望を与えたり大切な事を思い出させてくれる。この感動は地上の特権階級のみに限定されない普遍的な力を万民に対して持っていることが無重力で表現されているが、大衆に食の快楽を開くという意味でティモシーは「パンドラの箱」を開けるという役柄。
良いものを皆に届けたい、この熱意がパンドラの箱を開ける、つまり日常に新たな視点というか解を提供する。様々な常識が見事にそしてあっという間にひっくり返されたここ数年の出来事を重ねてしまいます。その存在が彼で良いのか否かは賛否が分かれるでしょう。
私はティモシーがミュージカルに向いているとは思わないが、化学と機械細工のスペシャリスト「魔術師」という要素が加わることで上手く役にハマった気がする。彼にはどこか突き抜けた性格が似合うと思うし、支配階級のテクノクラート達に対してビジョンをもったオタクが支援者を巻き込んで突破していく物語は巨大IT企業のGAFAMに対する非営利団体のOpen AIのような寓意を見つけることはたやすい。そしてこんな無謀な挑戦者が熱狂を産み人々を動かしてきた。
様式化されたポップな美術や機械的運動が強調された演出はウェス・アンダーソンのようで脚本の魅力を最大限に引き出していると思うし、編集は序盤のテンションを維持しながら最後までテンポ良く進行してくれる。編集の力が際立つ作品を久しぶりに観た気がします。
歌も良い。曲は多すぎず緩急を上手くつけていて、これなら騙されても良いかも笑、と安心できます。
そして、この映画はジブリやディズニーの作品を思わせるような、社会や労働の悲惨さを強調するよりも逆境を乗り越える賢さと逞しさを描いていて、これほどクリスマスに相応しい映画は稀で、完成度は非常に高いと思います。
6ミリ小さい…
タイミングが合わず、やっと鑑賞できた!公開からかなり経っているのになかなかの入りやな😉しかし出来れば字幕で観たかった…
何の捻りもない優等生の王道ストーリーやね。こらー入るわ(^^)
文句をつけるところもないが収まりが良すぎて、私には…
始まりはわかったので、あの好青年がなぜあのようになったのかの途中の方が気になるわ…
⑥G7
爽やかウォンカ最高。
鑑賞から少し経ってからのレビューです。
吹替と字幕とどちらも良いとの評判で散々迷って字幕で鑑賞。また前作は未鑑賞。
結果とても良かった。
他の方のレビューをみてミュージカル映画のイメージだったがそんなことはなく、ちゃんと内容も楽しめた。個人的にはミュージカル感はあまり感じなかった。少しだけれど泣けるところもあったと思う。
幸せ、楽しくなる作品だった。
ティモシー君の歌声が聴ける、字幕なので声も聴けるのが一番良かった。
ヒュー氏のチャーミングなウンパルンパもリアルな声と動きだからより楽しめたのではと。
吹き替え版に推しなどいなければまずは字幕を。その後吹き替えを楽しんでも良いと思った。
鑑賞前はチョコプラさん、キャスティングが楽しい松平さんなど吹き替えも魅力的で迷ったけれど今は再度みるならまた字幕をみたい。
それだけティモシー・シャラメ演じるウォンカが魅力的だった。
優しくておおらかで前向きでとにかくキュート。
きっと彼は無精髭でも鼻水が出ていても美しい。現に眉毛の太さと目の大きさが同じ。それでも美しい。本物なんだと思う。
ティモシー君をみるのが初めてだったが『砂の惑星』からみていたらそうは思えなかったかもしれない。
個人的にはジョニー様のウォンカより好き。
爽やかウォンカ最高でした。
やっぱウンパルンパが最強で最高!
ミュージカル仕立てなんだけど
涙有で確かに前作チャーリーと
チョコレート工場への繋がりはわかった。
前作もウンパルンパが強烈だったけど
今作も私的にはウンパ・ルンパに
持って行かれた感じです(笑)
前作のチョコレート工場は
ウンパルンパがミュージカル化してましたが
今回は出演者全てがミュージカル化。
いずれにしても
私も最強なウンパルンパのように
いつでも
どこでへも
行ける
入れる
そして助けてあげる
だけどやられたら1000倍返し(笑)
存在になりたいものだと思いました。
もはやウンパルンパは憧れだなぁと
そんな風に思ってしまった映画でした。
まえのウォンカはもっとクセが強いんじゃ!
年末年始にふさわしいファンタジー・ミュージカル!とても幸せな気持ちにさせてくれました。ティモシー・シャラメさん、美しいお顔でしたね。若き日の小池徹平さんみたいでした。(最近見ないですね?相方のウェンツさんは最近やたら出まくってますが)仲間たちと力を合わせて(謎のウンパルンパの協力も絶対的に強力でしたが)成功を掴み取る姿は子供たちにも是非観て欲しいストーリーでしたね。
※ウンパルンパ、ヒュー・グラントさんだったんですね。「ラブ・アクチュアリー」大好きな映画です。
吹替での鑑賞でしたが花村想太さんの歌声も素敵でした。花村さん、初耳だったのでググってみたら『Da-iCE』のヴォーカルなんですね。少し前に『CITRUS』でレコード大嘗受賞された。どおりで美しい歌声しとらすね〜!(←名古屋弁です。)
ヌードル役の女の子も、絶対懺悔しそうにないゴーンさん、じゃない『ミスター・ビーン』(すみません名前知らないので)もいい味出してました。でもこんなに爽やかなウォンカさんに何があってジョニー・デップさんになったのか知りたいですねー!前作の『クセが強いんじゃ』のウォンカさんより子供たちには心配ないキャスティングでした。面白かったです。
ウォンカの看板を背負った監督が好き勝手してしまった映画
昔の作品の続編、監督の違いなど、色々不安なところは多かったが、冒頭で全てを悟った。まさか子供騙しのミュージカル映画が始まるとは思いもしなかった。他の方のレビューを見た感じでは、この監督は子供騙しのようで、本筋が通っている完成度の高い映画を作成するようだが、この映画に関しては、監督がウォンカについて最低限触れ、後は監督の好き勝手になっているとしか思えない。ミュージカル好きな人なら楽しめると思うが、ほとんどの人は「ウォンカの続編」を見に来たはずなのに、こうも監督が暴れまわってる映画を見せられたらたまったもんじゃない。
ウンパ ルンパ♪
ミュージカル&ファンタジーです。字幕版は時間が合わず、吹替版にて鑑賞。
「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)は、ちっこいテレビで観たためか、現実味のないストーリーに違和感を感じてしまいイマイチでしたが、今回は思いのほか楽しめました。
後でYouTubeを検索し動画をいくつか見たところ、やっぱり字幕版が良かったかな。
ラストが素晴らしい
関連の映画は一切みないでみました。
全然大丈夫ですよ。
面白かった。
最後のシーンは涙が溢れた。
夢をあきらめないことが大切という言葉が心に響いた。あと、仲間と分かち合う大切さ。
心があらわれました
別物
チャーリーとチョコレート工場が大好きだったので観ました。監督が違うのである程度は覚悟していましたが、予想以上に全くの別物。同じ作品を扱った映画とは思えない。眠気を堪えるのに必死でした。ティムバートン監督作品が好きな方はおススメ出来ません。
キラキラしたウォンカ
ヒューグラントのウンパルンパが、似合いすぎて衝撃的だったけど、ティモシーシャラメのウォンカも、負けないくらい魅力的だった。
明るくて、楽しい夢の世界に、観た後、まるで空を飛ぶチョコレートを食べたような気持ちになった。
ハッピーに溢れておりました!
頭を空っぽにしながら楽しめる作品でした。「絶対に良い方向へ行く」という確信と安心感。バッドエンドなどあり得ない雰囲気。
チョコレートには人を幸せにするチカラがある‥なんてことを感じながら。やっぱりチョコレートが食べたくなりました。
ひとつ残念だったのは、ティム・バートン版の「チャーリーとチョコレート工場」とは直結する物語ではなかったということ。バートンファンとしては、そこと繋がる楽しみがあったので、観ている途中で「あれ?」と思って。
でも、それはそれで仕方ないか!と思えるくらいハッピー感に溢れた作品でした。
※キリンが可愛いかった🦒
私には退屈な映画であった。楽曲そのものが魅力的でない。
2024年最初の映画鑑賞。シリアスなドラマやアート系の映画を好む私だが、年頭には楽しい映画で新年を祝いたい。そんな気持ちを抱いて映画を観た。
大人も子供も楽しめるファンタジー映画をミュージカルで表現した作品だった。ファンタジー映画だから、ストーリーをああだこうだと言っても始まらない。本当は字幕版で観たかったが、あいにく吹替しか上映していなかった。メロディに無理に日本語の歌詞を載せた違和感をずうっと感じていた。何より曲そのものの出来が良くない。
高評価される方が多いが、私には退屈な作品だった。新年を祝って、0.5点加点しました。
チョコレートのようにみんなから愛される作品
今年の映画一作目。
総評としては、5段階評価で
物語4、音楽4、演出5、独自性3、普遍性4
公開されてからずっと気になっていた作品で、ようやく年明けに観に行くことができた。
アッと驚くような展開はないが、夢を忘れずに生きることの大切さ、人生の本当の豊かさとは何か、ということをほんのりと感じることができる良い作品であると思う。
なによりオススメできるポイントは、メッセージ性があるにも関わらず説教くさい内容ではなく、純粋に一つの物語として楽しめることだ。
ただ留意しておいて欲しいことが二つある。一つはこの作品はミュージカル映画であるということ、また原作のチャーリーとチョコレート工場を予備知識として持っておくとより楽しめるかもしれないこと、だ。
とはいえ万人受けする映画であることに違いはないので、少しでも興味があればぜひ鑑賞されてはどうだろうか。
ダブルあ
ウンパルンパはあんなんだけど可愛い。最近のヒューグラントはあんなんだけど一番好きかも。話はチョコレート工場の方がブラックでビターで好みかも。チョコレートはあまり好きではないのだが。
映像はカラフルで綺麗だけれど話の展開は普通
全290件中、41~60件目を表示