劇場公開日 2022年6月17日

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PLAN 75のレビュー・感想・評価

全275件中、61~80件目を表示

2.5生きる意味

2023年2月24日
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鑑賞方法:VOD

正直観なければよかったと思う。
ラストで生きることを選択した主人公にどんな未来があるというのか。

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tomotomo

3.0「間」がやや長すぎる

2023年2月23日
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鑑賞方法:VOD

この手の近未来モノの映画は好きだが、この作品は「間」の使い方がムダに長い。「間」で語る心理描写もあろうが、長すぎて「待ち時間」に感じた。磯村勇斗はもの静かな演技で、いい味を出している。いい俳優だと思う。

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O家の主人@マンU

4.0予告からこんな制度が本当にあったらどうなるのだろう、思い切ったテー...

2023年2月22日
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予告からこんな制度が本当にあったらどうなるのだろう、思い切ったテーマな所に惹かれ楽しみにしていました。

自分自身長生きしたいと思っていないのでplan75があれば利用するかなと考えてみていましたが周りが利用するなら私も流されて利用するかもしれないな

自分のおばあちゃんと会うといつもニコニコしている印象だったけれどこの映画では高齢者の一人暮らしで体も不自由、お金も十分にないというリアルは想像以上に色や活気のない生活だった。
給付金で貰う政府からの10万円は大きいけれど死を前にしての10万円は小さく感じる。まだ自分が若いからだとおもうけれど、、

独り身ならばいいけれど周囲に家族や友人がいたら話は変わってくるしplan75に関わる人がみんな不幸せになっていく感じがおそろしい、plan75を色んなところで受けられるようにしている所がマイナンバーカードの受付に似ていて現実味があった。
職員に八つ当たりをする人もいたがやりたくてやっている訳じゃなく仕事だし。人間が人間を殺すって恐ろしいことだと思った。でもロボットがやればいいかと言われたらそうじゃないし、、人が死ぬって大変なことなんだ

映画で描かれているものが全てじゃないけれどいつも自分の想像力のなさ気付かされたり、他人の人生を生きているような感覚になるところが面白いなと久しぶりにこのような映画を見て思いました

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^^

3.0あと一年

2023年2月21日
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鑑賞方法:VOD

高齢化社会で悩む日本政府は、75歳で死を選ぶことができる法律を制定する。
若者たちの負担を減らすためらしい。
主人公(倍賞千恵子)は一人暮らしの女性老人で、最低限の生活も無理なこの社会に絶望し、死を選ぶことに。
現代の姥捨話だが、とても架空の話とは思えない怖さが身にしみた。

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いやよセブン

1.5極めて難解

2023年2月21日
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鑑賞方法:VOD

何故この作品の評価が高いのかさっぱり分からなかった。オムニバス方式なのか3人がからまないし、画面の展開も意味が分からないところが多く極めて難解でイライラする。まるで観ている自分の考察力が足りないのかと思えるくらいだな。

死者の所有物を盗んで手にして嬉しいのか。産廃業者がリストに入っていたのはちゃんと埋葬していないという事か。死出の旅立ちの折に私用の電話とは何事か。ラストシーンも倍賞千恵子はどうしたかったのか、何故止めたのか。縄跳びの少女から手を振られて生きたくなったのか。この映画で設定したPLAN75をくさすような展開は自己矛盾しているだけなのか。
まあ逆説的に生きることは素晴らしい事と言いたいなら分からなくもないが即物的じゃないから難解だね。

テーマが面白い設定であったのか劇場で予告編は目にして印象に残っていたが、劇場で観なくてよかった。

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重

3.5ひとつの選択肢

2023年2月21日
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誰しも孤独に死にたくない。
身よりもない、子供は居ても頼りにできない。
孤独に押さ潰されそうな日々を辛く生き続けなければ行けないなら、賛否のあると思うが、ひとつの選択肢としてはありなのかもしれない。

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上みちる

3.5本音と建前

2023年2月21日
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鑑賞方法:VOD

75歳を超えた老人は自ら死を選ぶことができる世界。
「未来のため」なんてキレイごとの正体は、しょせん口減らしだ。
ただ国内では少子高齢社会、国際的には食糧難と
人間が長く生きすぎる世の中になったのもまた事実だろう。
そういや僕のなかでも”長生きはめでたい”なんて感覚は
いつのまにか無くなっていた。

いかにも日本らしい施設や手続きがリアルで、
丁寧に作られた作品だということはしっかり伝わった。

いずれ来る、自分の親が75を超える頃には
こんな制度が出来ているかもしれないと思った。

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mar

5.0ホラーより怖い

2023年2月21日
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悲しい

怖い

知的

もうこの法案が可決したのではないかと思うほどのリアルさがある映画
非常に心が痛くなるほど見ていて辛い
生きていくための道が一つずつ閉ざされてゆき徐々にPLAN75へと引き寄せられていく
「子供は宝」「老人は誉れ」と言う
邪魔者目線で見てしまったら何だっていらなくなってしまうでしょうに
かなり怖い作品でした

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カルヴェロ

2.5尊厳死のあり方に訴えかける映画だが…

2023年2月20日
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知的

難しい

高齢者の尊厳死について深く切り込み、当事者の死への向き合い方と周りの人の心的ストレスまで細かく表現されている。
俳優や女優の表現力もとても高く、心に訴えかけるものがある。
しかし、尊厳死に向き合うまでの過程は丁寧に描かれているが、死生観に対する心境やこれからの社会に向けたメッセージ性についてはやや弱い。
結論の回収がやや残念に感じた。

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77577

4.5めちゃくちゃいい作品

2023年2月20日
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劇中特別な説明台詞もないため、なんの予備知識を持たず見るとタイトルにもあるPLAN75というのがなんとなーく推測出来てもはっきりと分からず、あとその計画の意図もしっかりわからず終始モヤモヤします。
全体的に重く暗く進んでいくストーリで、この映画の核心部分も分からずこのまま、これ系にありがちな視聴者に答えだけをゆだねる形で終わるのかなと思っていたら最後に心が震えるほどの静かな感動がありました。

そこには監督の答えがはっきりと示されていて、
尚且つ視聴者を信用しないとこの作り方は出来ないと感じました。

高齢化とその先の未来を全世代に突き付けた作品ですが、
主演をしてるそれぞれ3人の出した答えがとても好感が持てます。
またその答えをセリフではなく映像だけで見せ切った監督は素晴らしい。

演技に関しては磯村勇斗さん、ステファニーアリエンさんたちが
見事に支えていて素晴らしく、
倍賞千恵子さんに関してはこの難役をさすがの域で演じていて、もう大優勝でした。

この数年で見ても素晴らしい作品で、こういう作品が評価されないなら
どんな名誉ある映画の賞もうすら寒く感じる程です。
ただ起承転結がはっきりして分かりやすい内容が好きな人たちには
受け入れにくい作品だと思うので評価がくっきり分かれるかもしれない

個人的には出会えてよかったし映画館でみるべき作品だった。

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ごぼう

3.0シン男はつらいよ終章

2023年2月18日
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さくら、
昭和元禄から令和楢山に一人生き残る、
シン男はつらいよ終章。
老若男女の役者陣、
特に大方斐紗子、たかお鷹のリアリティを評す。
シャープな構成、脚本、画の早川千絵監督、次作はホラーを。
黒沢清の次の潮流も期待可。
静かで強い成功作。
アマプラ初見。
劇場で見ねばだった。

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きねまっきい

4.0観て損はなかった。

2022年12月30日
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河合優実さんの最後の電話の演技
がこの映画中一番グッと来ました。
最初はチョイ役の若い女性かな〜、
喋り方も今時の若い女性っぽいし、
と思って観ていたらビックリした。
受話器から出てくる声だけで
グッとなりました。スゴイ。

私自身よく思いますが、
当たり前だけど、亡くなった人は
次の日の朝日は見れないんだよね。
倍賞千恵子さんは、
次の日の朝日を観て鼻歌口ずさんで
ましたが、やっぱそうだよね。
太陽は何か人間に明るい影響や
誰にでも感動を与えますよね。
と改めて思いました。

倍賞千恵子さんを観ながら
高倉健さんの隣が似合うな、
ハウルだな〜と、勝手に想像。
シガニー・ウィーバー、
マギー・スミス等思わせる
キリッとした大女優。

河合優実さんがその後、
韓国映画のザ・ウィッチ張りに
施設に侵入して来るのかと勝手に
想像。雰囲気がキム・ダミに似てる気が。

PLAN75の青年が車で引き返す
シーンは、タランティーノの
パルプ・フィクションなら
Uターンした瞬間事故で血だらけ
だな、と勝手に想像。

勝手に深読みすると
PLAN75は申し込み時の説明通り、
亡くなった人達を集団火葬しては
いなくて、上司にはぐらかされた
リスト掲載の産廃業者に、
遺体を何かに再利用していた。
それを知った青年職員は、
亡くなった叔父を車で連れ出した
のかなと。

外国人介護士さんは
社会情勢的な要素で登場したのかな。

観て良かったと思いました。
色々考えさせる映画でしたし、
SFチックなストーリーに
倍賞千恵子さんが主演を演じた
のも興味を引きました。

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丘の上ホライズン

4.0優しい社会を願う

2022年11月13日
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泣ける

悲しい

知的

75歳に到達した高齢者が自らの死を選択でき、選択としての死を勧奨するという制度。人の心の中にある他者不在と他者との共生の一面を描いてます。

倍賞千恵子さん演じる角谷ミチがとても聡明な立ち居振る舞いで涙が出ました。大方ひさこさん演じる同僚の手を握ってあげるシーン、深夜の工事現場のシーン、ボーリング場でのシーン、一つ一つが胸を打たれました。

世界中が名も無き母で救われている。老いた母たちが幸せに生涯を全うできる、そういう幸齢社会を願います。

そして、磯村勇斗さん演じる岡部ヒロムの優しさ、心の豊かさが本当に良かった。人は物じゃない。生きている。一人の生命の重さを伝えてくれる作品でした。

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Uchi

4.0人生の見直し

2022年11月7日
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鑑賞方法:映画館

私は30代、もし75歳になったら?どうしていたいか?
どうやって生きるか?を考えさせられるきっかけとなった。

年金や行政のシステムにとらわれず、自分の力で生きていく技術と知恵を持ってその年齢に近づきたいと強く思ったし、死ぬまで働くことを辞めないのであれば、定年を待つのではなく、その先の未来もしっかり考えていこうと思った。

プラン75という話の軸で映画を通して死を見せつけることで、「あなたはどう生きますか?」と考えさせてくれる映画だと思う。

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さむ41

3.0やるならとことん、年寄りに食わす米は勿体ない!と叫べ

2022年10月16日
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鑑賞方法:映画館

知的

 生産性のない高齢者が日本の財政を圧迫している。とにかく年寄りに死んでもらって頭数が減れば、払わずに済む年金は浮くし、介護従事者は他の生産的な仕事に就けるし、親の介護で介護離職を余儀なくされる人も減る。もちろん医療費も減ると。
 そんな発想をしたことがないとは言えないです。社会が発展して競争力が高く、豊かな国になるために使うべきリソースを、死にゆく既に意識のない寝たきり老人に流し込む栄養剤に使っていては勿体ないと。
 この映画は当然、その種の発想を否定するための映画です。
 まず始めに冒頭で、老人施設で大量殺人をした男が震える声で思想を語りますよね。「この国は年寄りが増えすぎて財政を圧迫して…」というような。そして語り終えたあと自殺します。まず、堂々と言え!と思いましたね。震える声じゃなくて。コントラバーシャルな映画になるしかないんだから、徹底して「年寄りを殺して頭数を減らせば国がよくなる」理論を叫んだらいいのに。映画の中で、「そうした発想は間違ってるよー」って示さなくったって間違ってるのはわかります。いかにプラン75が欠陥があるのかが示されますけど、逆に「え、プラン75は本当に国がよくなるかも知れない」と思わせてくるくらい狂った説得力を持って、私たちの心の隅にいる悪魔に栄養を与えるような映画が観たかったですね。とても常識的な人たちばかりで、いまと変わらない社会で、ならなぜこんな制度が始まんだって。
 最後叔父の遺体を盗み出して別の場所で火葬をしてもらおうとするシーンは面白かったです。情がある叔父。すでに亡くなっていたとしても、死体としてone of themとして処理(荼毘に伏すのでなく)されるのは耐え難かった。多くの日本人同様、ひろむ君は自覚的に宗教に厚くはないと思いますが、遺体の扱いにおいて耐え難いことがある。ここでは日本人の無意識には確かに、超越に関する共通認識がある、という気づきを得た気がします。そこに今よりは繋がれるヒントがあるように思いました。
 また日曜日の昼下がりに映画館で鑑賞したんですが、私以外の客がお年寄りの方ばっかりで。まさに70歳前後だという方々がこんな映画見せられて、何を思ってるんだろうと思うと気まずくて仕方なかったです。映画が終わったあとお年寄りの方が話しているのが聞こえました。「内容が内容だから、私なんか身につまされて」「最後があったからよかったけど」「若い人に観てほしいわね」などなど。
 声を大にして言いたかったですね。身につまされることはないですよ!フィクションだと吐き捨ててください!こんな制度ができたら「利用した方がいいのかなあ」等と考えないで!ふざけんなと看板を蹴っ飛ばしてください!と。

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とびこがれ

3.0想像通りの思考と展開

2022年10月10日
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2022年劇場鑑賞42本目 良作 60点

2022年の日本映画を代表して出品するには値しない作品。

とりわけ吐出した魅力がほとんどない作品で、強いて言ったら河合優実の昨今の躍進が凄まじいくらい。

磯村勇斗もまあまあな具合ですが、それでも難しい役柄を演じ切ったので次に繋がるはず

話のテーマは全然理解できるし、現実味あると思う故起伏が生まれずらい作品になってしまったのかもしれない

ある意味日本を代表する作品としての"テーマ"は秀逸かもしれませんが、作品自体の出来をもう少しパンプアップしてほしかった

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サスペンス西島

3.01人の視点に絞った方が良かったかも

2022年10月7日
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雰囲気ある短編映画みたい。ラストのその後を見たい。
冒頭の映像と説明を省略するスタイルは好き。

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ルル

2.0今年一番の“がっかり”映画

2022年9月29日
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鑑賞方法:映画館

『プラン75』を観て
『ソイレントグリーン』が描く近未来は、2022年の出来事。その年に作られた『プラン75』には因縁めいたものも感じて少し期待したのですが、今年一番の“がっかり”映画でした。
 安楽死が選べる「プラン75」事業と、用済みの高齢者の生活実態とがそのままストレートに何の疑問もなく繋がっているだけで、“新しい問題”が一切描かれていない。つまり、ありきたりの社会問題をちょっとだけ手法を変えて作り変えた映画に過ぎず、なんの思想性も無い。
 『ソイレントグリーン』とは、1973年に制作された社会派SF映画で、同じく安楽死が合法化された社会を描いています。

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moriemon

3.010万円(笑)

2022年9月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

75歳になったら死ねる権利が普通に出来た世界。
メインキャラ3人の視点でそれぞれ描く。
死ぬかどうかだけのストーリーではあるが重いテーマである。

良い点
・演技

悪い点
・PLAN65。とりあえず5歳だけ下げてほしいものである。
・荷物検査所的なところに防犯カメラがない。

その他点
・PLAN20はいかがだろうか

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猪古都

4.0焦燥感と行き場のない怒りで心が痛い。

2022年9月19日
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鑑賞方法:映画館

合理的に考えると行き着く先はこうなんだろう。
携帯の勧誘のような「PLAN75」の販促と受付ブース。職員が顔色ひとつ変えず淡々と受付手続きを進める姿が恐ろしい。「貰える10万円は葬式費用に回される方もおられますよ~。」まるで旅行のプランニングや住宅ローンの説明のようだ。

藤子・F・不二雄の『SF・異色短編(1)』に出てくる 「定年退食」と「間引き」という2つの短編がオーバーラップした。「定年退食」では“定員法”というものが制定され73歳以上は年金や医療など国家による一切の保障が打ち切られる。「間引き」では人口爆発による食糧難で“カロリー保険”という早く死亡するほど遺族に食券が多く配布される商品が発売される。

NKHスペシャルの「終の住処はどこに~老人漂流社会~」には、1カ月毎に施設をたらい回しされる高齢者の現状があった。安心して居ることのできる場所がない。「定住できる安心感。心ある人が見守ってくれている安心感。これが最低限度の尊厳だがこれが損なわれている。」と専門家は言う。若いころは運送屋を営みバリバリ働いてきた老人が「家族とご飯を食べたい」と涙を流す。なぜ最後にこんな仕打ちを受けなければならないのか。

ボーヴォワールの『老い』も再読した。
・この社会は彼らに「かつかつの余命」をあたえるだけで、それ以上は何も与えない。
・独り暮らしの老人は「悪い健康と窮乏と孤独という三重の悪循環」に陥る。
・老年の悲劇は、人間を毀損する。この人生のシステムはその構成員の圧倒的多数者にいかなる生存理由(いきがい)も与えない。

角谷ミチ(倍賞千恵子)の住まいが一人で暮らす私の母の住まいに酷似していた。
「団地」「台所の瞬間湯沸かし器」「布巾を多用」「藤の間仕切り」「コードのある昔ながらの電話機」「観葉植物」、、、。物は多いが小綺麗で慎ましやかできちっとしている。このぐらいの年代の女性ってこんな感じが多い気がする。こういう人たちの尊厳が脅かされる世の中だけは見たくない。

PLAN75の受付をしていた市役所の青年、申込者がその日を迎えるまで話し相手になるオペレーターの若い女性、安楽死した人の遺留品を処分する仕事に従事する外国人の女性。。 救いはこの3人の若者が最後に見せた人間的な涙。そこには確かに血が通っていた。
そしてもうひとつの救いは、最後の場面で丘からの風景をみていたミチがその場を去る時に見せた毅然とした横顔。

映画的にどうというより、大きな衝撃と問題を与えた点で重要な作品である。
明日は敬老の日、、、。

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momokichi