さがすのレビュー・感想・評価
全286件中、81~100件目を表示
事件の残酷さより不愉快が勝つ。
女性の裸って必要?
脱がせる前のシーンや裸でもピンボケしてくれたら想像できるのに、、、。
そのくせ犯人の性癖ブレてるし。(--;)
中学生の男の子が女の子に付き合ってるならおっぱい見せろと言うシーンも不快だし、そのシーンを父親が見ていて、
父親が目を逸らしていたら、父親目線の複雑な気持ちに移入出来たかもしれないけど、しっかりチラ見してて、見るんかい。と心の中でつっこんでしまった。
事件の残酷さよりそっちの不快な気持ちが勝ってしまった。
男性から性的な嫌なことをされた経験がある人は不快になる内容だと思う。
内容は、事件を模しているけど
正義でやってる風に見せかけているだけで
犯人のサイコパスな思考が言語化されていないので、ニュースで事件を聞いてるのと変わらなかった。他人事で表面的。
大阪の撮影はガチの一般人写ってて笑った。確かに、ヤバい人多いもんね。笑
闇が深いのか?深くないのか?
片山慎三監督は、ポン・ジュノ監督の助監督を務めた経験があり、作風がどこか似通っている。
実際に起きた事件をヒントにすることが多くいそうで、
この「さがす」でも、
「座間9人殺害事件」や京都の「ALS嘱託殺人事件」そして
「相模原障害者施設殺傷事件」など複数の事件を連想します。
すべて胸苦しくなる事件ばかりで、直視して苦しい映画で、
気が重くなるばかりでした。
佐藤二郎の妻の公子は、長くALSを患い「人間のうちに死にたい」と
「殺して!!」と頼む。
しかし二郎さんどうしても果たせません。
「自殺サイト」で獲物を漁っている介護士・山内(清水尋也)に結局は頼んでしまう。
山内は自殺志願者を殺してやる・・・
あるいは「一緒に死のう」と誘いながら、
実は楽しんで殺人をしているサイコパスで、
「本当に死にたかった人は一人も居なかった」うそぶく。
このセリフは、「座間9人殺害事件」の犯人が確かにそう言ってたのだが、
「死にたい・・・は、生きたい・・・」の裏返しの叫びなんだろうか?
映画でも本当に死にたかったのはハンドルネーム「ムクドリ」さんだけだった。
(ムクドリの森田望智は、私的には唯一、共感できるキャラクターだった)
片山慎三監督作の猥雑さ・・・まったく猥褻とは別個の、ゴミ溜め感。
「自殺サイト」の住人が実は生きたい人の集まり・・・で、
自殺幇助の人助けのつもりが、快楽殺人?に変わり、
安楽死を頼まれた夫は、殺人幇助を依頼してしまう。
そして佐藤二郎と清水尋也の共犯関係に発展して・・・
どれも、これも現実!!
娘の伊藤蒼が「さがし当てた」父親は、もう昔の父ではなかった。
娘の決断が、唯一まともな人間の行動だった。
「岬の兄妹」みたいに2年後に観たら、
がっつりハートを掴まれるのだろうか?
自分の中では消化しきれていない作品だ。
☆☆☆
楓が父を探しに行く《果凛島(かりんとう》の海が
とても綺麗で、古い家屋や猫に気持ちを助けられた。
てんこ盛り…
一言では言い表せない、様々な要素を含んだこの映画。ドヤ街、介護疲れ、安楽死、嘱託殺人、エログロ、サイコパス、親子愛。。父親の犯罪がバレずに良かったと思う部分と、ラスト娘は全てわかっていたことの悲しさ、結局は母親を間接的に殺していたことがわかってしまったことの残酷さ、切ない。佐藤二朗、清水尋也も良かったが、伊東蒼が素晴らしかった。重苦しい展開の中で、関西独特の軽いノリがアクセントとなっている。ラストは本当に警察を呼んだのだろうか、見た人に委ねる形だが、娘が勝ったという一言に、本当に呼んだのだと思う。
奇跡のラリーは良かった
Amazon primeで視聴。
いろいろな過去の事件を想起させる構成とは知らなかったので、自分的にはうっかり見てしまい、気分が重くなってしまったなと言う感想。
とにかく伏線回収までの時間が長く、かつ時間軸が遡ったり語り手がころころ変わるので、邪魔が入る自宅でじっくり見るのは結構難しい。
そのためかあまり集中出来ず、ALSの患者が首を絞められ(自殺偽装?)亡くなったのに誰も疑わないのか、とか自作自演の自傷、ハンマー撲殺、その他もろもろ、日本の司法、警察を舐めすぎじゃないかと思うご都合主義展開が鼻についてしまった。
あと、楓が同級生男子に助力を求めた際、彼が楓に「おっぱい」を見せろと要求するくだりは心底不快だし、物語の進行上、中学生の楓にそのような行動をさせる必要性があったのか、監督脚本家含め、制作側の見識を問いたい。(実際映像で見せてるかどうかの問題ではない)
ただ、主人公の娘、楓役の伊東蒼ちゃんの演技が全編通して凄まじく上手かった。ラストのラリーも良かったです。
何をさがす
語られる視点が変わるごとに、真相が明らかになっていきます。
佐藤さんの、やっぱり笑いを取りにいく演技。
ムクドリさんとのやり取りが良かったなあ。楽しさと哀しさと。
フィクションなので、あり得ない展開もいっぱいあったけど
死んでしまいたいとか、死んで欲しいなーとか、
やっぱり死んで欲しくないとか。
そういう人には言えない気持ち、よく分かる映画でした。
そして、やっぱり清水くんはいいわ。彼のサイコパス感が好きです。
楓ちゃんが見つけたものが、何だったのか。
そこに希望や未来はあるのか。
俳優さんたちの表情が
悲哀に満ちていて素晴らしかったです。
意表をつく衝撃作
冒頭から万引きで捕まるダメ親父、こともあろうに中学生の娘に身元引受人のSOS、芸人顔負けのあくの強い佐藤二朗さんが主役だし、てっきり、しっかり娘の奮闘ぶりを見せる漫才の完熟フレッシュのような趣のブラックコメディかと思ったら、途中から一変、普通のやさ男の猟奇殺人のサイコホラーになってしまいました。
それもホーキング博士もかかった難病ALSの闘病の悲惨さやニュースにもなった自殺幇助事件を絡めて、カンヌで特別賞を受賞した安楽死がテーマの「プラン75」にも似た社会派ドラマのスパイスを添えている。
ところが片山監督は硬派かと思ったら中学生の男子がおっぱい見せろと迫ったり、緊縛エロビデオが好きな変態老人まで出して観客を翻弄する曲者でもありますね。
世の中の綺麗ごとにあえて物申す本音主義、観客の意表をつく衝撃作であることは間違いありませんが、こんな劣悪犯罪ドラマに子供を巻き込む製作陣の節操のなさは頂けません。
ハンマー
冒頭のハンマーが鮮やかな伏線。あのシーンをよく覚えておけば展開は予想できたはず。
語られる視点が変わることによって、どんどん真相が明らかになっていく系映画。
父親のズボンや携帯、同姓同名の男など、視聴者のミスリードを誘う演出が多数。普通の映画だったら、これで終わるところをラストにもう1展開ぶっこんできた。
楽しく見れました。俳優たちの演技がすばらしかった。 最後の女は白い...
楽しく見れました。俳優たちの演技がすばらしかった。
最後の女は白い靴下がまともに履けないから殺せなかったのかな
最後のクーラーボックスからビールが出るシーンはなんだ?そこだけわからん
終始ハラハラドキドキ
最初の展開に驚き最後の展開にも驚きました。
親子ってこういうものなのかな。
結果どんな時もお互いを思う優しさがあるんだよな。
終始手に汗握りました。
ちょっと韓国映画っぽい雰囲気もあって
私はすごくすきな世界観でした。
みてみてください。人に勧めてます。
なんだこの構成。
なんだこの芝居力。
なんだこの序盤のインパクト。
なんだこの終盤の緊迫感。
終わった後の、この気持ちは整理がつきません。
喜怒哀楽のどれでもないこの気持ち。
ゆくゆく説明できるといいなと思っています。
よくがんばったで賞
特にこの作品を観ても何も感じる事がなかった。
父と子の親子愛を描いているようですが、見終わっても全然スッキリしないし、モヤモヤした感じがあります。ただ作品としては色々頑張ったんだろうなと思える作品ではありました。が、冷静に見ればつまらない作品です。
ちょっと前に本当にあった殺人事件を元ネタにしてるんだろうなと思いましたが、それが安直すぎて気持ち悪かった。
あえて無理して観る必要性は感じない作品です。佐藤二郎の演技も複雑そうで単調な感じがちょっとだけ飽きます。
キャストがかなり絞られているので、全体的にそこまでお金がかかっていないように感じました。予算が少ない中でお客さんを飽きさせないように頑張っている。といった感じでした。
安易にグロテスクにしたり、人を走らせたり、頑張ってはいますが、なんとなく全体的に中途半端感がありました。
佐藤二郎を応援したい人は観てもいいですが、サスペンス要素も薄いのでそこまでドキドキもしないので、残念でした。
お見事‼︎
やはり鬼才ですねー片山監督‼︎
岬の兄弟も凄かったですが今回ので作品もやられました‼︎ とにかく観て欲しいです!
ヒューマンサスペンスとなってましたが気を抜くとグロさありでハラハラドキドキ!
娘役の女優さん演技上手くて可愛くて今後が楽しみです。佐藤二郎さんもずるいなぁ、この役ハマりすぎ!
次の作品も楽しみにしてます♪
全286件中、81~100件目を表示