ウェディング・ハイのレビュー・感想・評価
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全ての新婚はこれで予習せよ
そうすれば、結婚式で注意すべき点や、準備しておかなきゃならないことが、何となく分かるぞ。
そして、結婚式経験者が見れば、当時のプランナーさんに、改めて感謝の気持ちが湧いてくる。あの人、今何してんねやろ。
結婚式にあんまり乗り気じゃない旦那と、ノリノリウキウキの妻という、テンプレな新婚さん。
場所と時間はどうするのか、誰を呼ぶか、主賓挨拶は、余興は、と、とにかく選択地獄に挑み続ける序盤の展開。
想定外に気合いが入っている参列客に、なにやら元カレも絡み始める。
そして始まる結婚式。
想定外のことが起こる中、プランナー達がなんとかしていく。
基本的にコメディなのでおもしろおかしく展開していき、悪い印象を持たない。
そうして終盤にいくと、怒涛の伏線回収が始まる。
まさか序盤のあんなことまで伏線だったとは。
さすがに、あるあるな展開とは異なるが、映画として面白いオチだし、ラストカットはなかなか秀逸。予想できなくもないが、おれは読めなかった。
ちなみに、映画を見終わってから、脚本がバカリズムであることを知った。
なるほど、言われてみればコントっぽいかもしれん。
披露宴シーンは圧巻の大爆笑
その前後がムダに長く間延び感がある
偶然がいくつも重なり、後半に向けて1つに結実していく脚本が見事です
そのバックでかかる70年代風の昔っぽい音楽やマルチ画面になる所が「オーシャンズ」シリーズの様だったので、より楽しめました
篠原涼子さんはこういうコメディ演技がすごく合いますね、今後の活躍にも期待です
みんなが主役
楽しい気持ちにさせてくれた映画。
結婚式は普段交わることのない人たちの集まり、一時的な別世界のようなもの。
その空気感が良く出でいたし、リアルだった。
披露宴に出席するときは新婦新婦のためでもあるが、自分のために頑張ってしまった気持ちを思い出しました。
プランナーの役が準備中、披露宴中、終わった後で存在感の出し方のメリハリが良かった。
サムイ
劇場での公開を見逃した事を残念に思ってた本作。Netflixでやってたので嬉々として鑑賞→萎える。
予告編がすこぶる面白かった印象があり、作品紹介を読んでみたら脚本・バカリズムで監督は大九監督。役者陣も抜かりはなく大好物のオンパレードだった。
…だった。
今は、見に行けなくて良かったと心底思える。
まぁ、なんせテンポが悪い。
ドタバタコメディだと思うのだけど、ピッチが上がってかない。キャラは皆さん濃くて、素材を集めたものの料理方法を間違えた感じだ。
台詞がのっぺり聞こえるし、臨場感など皆無だ。
全然、巻き込んでくれない。
決定打は消えた新婦の父親だった。
マジックで消された父が、ロビーの鎧の裏から現れる。…新郎の父は稀代のマジシャンであったとしても、タネも仕掛けもなく、消された父に自覚もないなら、それは現実を逸脱してるのだと思われる。
失笑すら起こらない。
入念な前振りであったものの、爆発力が皆無だった。
だいたいからして、フォーカスしなければならないのは、ウェディングプランナーなはずなのだけど、まぁ弱い。余興にあんなに尺を使ってる場合じゃないし、それぞれの人物紹介がボリューミーだから、いちいち式場の外に視線が振られて、肝心の逼迫感が削がれていく…結果、その渦中である篠原さんに共鳴できずに終わるみたいな感じだ。
大九監督にコメディを撮らせたのは誰だ?
たぶん監督の持ち味ではないのだと思われる。
役者陣の芝居は上滑りだし、篠原さんの走り方とか不自然だし…どおにも程度が低い。
文句を言い出したらキリがなく…正直、クソつまんなかった。
向井氏は損な役回りだった時思う。
アレは…アレしかやりようがない。
ご愁傷様と手を合わせたい。
バカリズム脚本に期待したが
脚本に難あり。結婚式のあるあるエピソードを思いつく限り全て詰め込み、さらに複数の出席者側のエピソードまで加え、さらに元彼や御祝儀泥棒まで登場・・・。いくらなんでも詰め込まれすぎて、平面的なドタバタで終始し、何も心に残らなかった。せめて笑いの中に一筋のペーソスがあれば、また違っただろう。ラスト篠原涼子のくだりも深みがなく余計な付け足しエピソードに感じた。とにかく駄作だった。
伏線たっぷりハプニング結婚式
邦画はあまりみないけど、ブライダルフェアで見た会場が撮影に使われていたので観てみたら、思いの外面白かった!
高いと何百万もかけて行う結婚式。
何ヶ月もかけて準備をして、その中で気を使ったりして、思ってたようには進まなかったり、、、
伏線も敷かれ、巧妙なストーリーに笑ったりほっこりした。退屈せずなんだかいい映画でした!
途中途中で思わず笑ってしまうシーンが良かった。ただ中盤飽きてしまっ...
途中途中で思わず笑ってしまうシーンが良かった。ただ中盤飽きてしまって映画が長く感じてしまったのと、泥棒と元カレがもっと披露宴に絡んできて欲しかった。
見事なエンターテインメント
レンタル110
カップリングで借りた洋画が重めだったので
(プライベートライアン)
軽くて笑える一作ということで
結果大正解 幸せな一作
スタートの雰囲気から
バカリズムのいじわる目線が続くのかと
いやいや意外に愛が感じられるストーリー
家族を持つとこうなるのだな
監督も見事なエンターテインメントに仕上げた
20年以上に式や披露宴をやったオラも
当時を思い出した
キャンドルサービス笑えるけど
定番はやっておいたほうが良いのだ
本作のキャンドルサービスは流行るかも
余興コラボも秀逸
太鼓って年取ると良さがわかる
制約モノとしての三谷幸喜
遡りモノとしてのタランティーノっぽさが楽しい
あと見事な伏線回収 おじさんの縄とか
自信を失っていた上司とかクリエイター
発表の機会を与えられて輝く
オラは同僚の披露宴で漫才をやって
見事に外した経験がある
あまりに恥かしくて終わった後
一目散に逃げるように帰ろうとして
車に轢かれそうになった
そんな記憶もまた甘酸っぱくて
今となっては微笑ましい
これまた思い出した
引出物パンツはあり得ないな
ガンちゃんそれでええんか?
面白い
はずが何か違う。
おそらく目線が登場人物全域に拡がって
収集つかず状態に陥ったと思う。
篠原涼子だけで追っかけたら
あーこう繋がるのね、と
もっと納得できたような。
70点
3
イオンシネマ草津 20220321
安っぽい仕上がりだがまずまず楽しめるコメデイ。
いかにもバカリズムの脚本という感じで、色んなアイディアがてんこ盛り。出演者がテレビっぽい人ばかりで安っぽさは拭えないがまずまずよく出来たコメディではないか?製作費のレベルが全く違うだろうが構成のやり方、音楽の使い方がコンフィデンスマンに似ている。
4分の3くらいはちょっと退屈な映画だと思っていた。結婚式の終わり際に事件は起こる。終盤のおかげでちゃんと映画としてまとまりのある作品になったと思う。
動画配信で映画「ウェディング・ハイ」を見た。
劇場公開日:2022年3月12日
2022年製作/117分/G/日本
配給:松竹
篠原涼子
中村倫也
関水渚
岩田剛典
中尾明慶
六角精児
尾美としのり
臼田あさ美
片桐はいり
向井理
高橋克実
ヒコロヒー
今、脚本家として注目を浴びているバカリズム作品。
篠原涼子はウェディングコーディネイター。
中村倫也、関水渚の婚礼を受け持った。
式のクライマックスは高橋克実のスピーチかもしれない。
自己主張の強すぎる列席者たちのせいで式の時間が60分遅延していた。
ウェディングコーディネイターたちはこのピンチをどう乗り越えるのか?
4分の3くらいはちょっと退屈な映画だと思っていた。
結婚式の終わり際に事件は起こる。
終盤のおかげでちゃんと映画としてまとまりのある作品になったと思う。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
地味に良作
wowowにて鑑賞。
なんかラジオの時間を思い出した。
終始飽きずに見れて好きな作品だけど、
ストーリーは薄めで、バカリズムらしい
会話とかあるあるを楽しめるかがポイントかなぁ。
結婚式あるある、おもしろい。 終盤の下品さはバカリズムの脚本だから...
結婚式あるある、おもしろい。
終盤の下品さはバカリズムの脚本だからか。
そこまでしなくてもおもしろいと思うけど。
ちょっとやり過ぎ感が微妙にさせてしまった。
そのおかげか岩ちゃんの役は新鮮だったかな。
「憧れのウエディングプランナーが良い上司とは限らない」
結婚式をこれから挙げる新郎新婦の視点。略奪愛を目論む若者の視点。披露宴の出席者のそれぞれの人生模様の視点、そしてウエディングプランナーの視点。
視点の切り替えのタイミングが絶妙。伏線の張り方も上手い。バカリズムの脚本もテンポがいい。
主賓のスピーチ、乾杯のご発声、ケーキ入刀、恩師友人らのスピーチ、余興、花束贈呈というお決りの流れ。そこのムダを取っ払っちゃえという、誰もが持っている潜在意識を見事なまでにくすぐってくれる。恩師も友人もとっておきの過去もない人だって、世の中にはたくさんいるし、一生に一度主人公にならなきゃ、という強迫観念もばからしい。たかが余興に出席者の絶賛の拍手を期待する承認欲求。略奪愛もいつの時代のことやら。披露宴を滑稽な猿芝居として描くところに、この作品の魅力がある。
中盤から主役に躍り出る、篠原涼子演じるウエディング・プランナーが、を披露宴をバサバサ切っていく姿が痛快極まりない。
彼女は自分の置かれた現実についてこう語る。
「憧れのウエディングプランナーが良い上司とは限らない」
本作のドタバタ披露宴を表現するのに、至極的を得ている言葉だと思った。
本人たちはともかく、他人の結婚式に人生をかける人々がすばらしいと思...
本人たちはともかく、他人の結婚式に人生をかける人々がすばらしいと思った。
特に最初のスピーチをした部長。
23分間もしゃべり続け、列席者を笑わせ続けるとは、一体どんなスピーチをしたのだろう。
作品自体もところどころで笑わせてくれる良作。
二枚目役の多い向井理や岩田剛典のコミカルな演技もおもしろかった。
最後の引き出物までオチに使われるなど楽しませてもらった。
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