9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレビュー・感想・評価
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密室ミステリー?
密室系ミステリーにハズレなし。
と思いきや、想像を越えて二転三転・・・。予想外の展開で面白かった。
クライマックスは多国籍翻訳家たちならではの作戦劇。
それにしてもこんなストーリーよく考えたものだと感心。
1点、秘書のローズマリーの写真の部分がやや謎でした。
多言語が入り乱れる
前半は今ひとつ盛り上がりに欠けるが、あるところで、えっ、となる叙述トリック。サスペンスだけでなく、文学への深い愛が織り込まれていて、多言語が入り乱れるクライマックスは格調高い。
邦題は7人の侍のもじりなのだと思うが、サブタイトルのどことないB級感も含め、映画の雰囲気とそぐわないのが勿体ないと思った。
あまり現実味がなくそんなにやった
ネタが壮大すぎて逆にあり得なさが際立った感じ
犯人とか最後どうなるかとか壮大な割に簡単に分かってしまう
映画を観る時は驚きや感動が薄れるから考察しながら観るのをやめ純粋に観る事にしてるんやけど
それでも分かってしまう
本来なら星2くらいやけど史実をネタにしてると後で知ったから(そこは驚いた)2.5にしました
期待し過ぎたかも。
設定と導入部分にドキドキする、群像劇は大好き。
だったのだけど、なんだかちょっと期待し過ぎたかも…。
たしかに復讐は果たしたけれど、その為にいらない殺人まで起きてしまって、犯人は本当にそれで良かった?と問いかけたい。
透明でいる理由
翻訳者です。ついうっかりタイトルに釣られました。
一か所に集められて閉じ込められた経験こそありませんが、大きなプロジェクトのためにいろんな背景を持つ翻訳者とともに集められたり、機密保持のためさまざまな干渉や制約を受けたり、またその機密のために仕事を人に見せられず、時々本当に透明人間ぽかったり、自分にも似たような経験がいろいろあったので、それがミステリの小道具になっているのはちょっと面白かったです。自分の専門以外の言語も使える人がいるのもあるあるで(多分言語オタクが多い)それで戦おうとする場面は楽しかったし、失敗してしまったのは悲しかったです。
ただ、ネタバラシになるとちょっとつまらなく感じてしまいました。
主人公は編集者が翻訳者を家畜のように扱うのが許せないと言いますが、自分も結局彼らを共犯者ではなく道具として扱っていますよね。正直なんやねんという気持ちです。
また、彼が覆面作家でいたかった理由もそれだけ?と思いました。
翻訳者には作家志望もいますが、いろんな理由で透明人間の方が良いという人もいるはずです。そういうタイプの翻訳者と主人公の透明でいたい理由を対比させながら掘り下げれば、彼がこういう復習を企てた理由をもっと痛切なものとして感じられたのではないかと思います。なぜなら彼が透明人間でいたことも彼が大事な理解者を失った理由のひとつだからです。
期待以下
話の設定がとても面白そうと思った分内容は期待以下だった。もう少し面白い展開に出来たんじゃないかなーと思う。9人の翻訳家はそれぞれ個性的で良かったのに特定の人以外はあまり目立たない印象だった。
真相は想定外なのは良かったしミステリー要素があったところも良かった。
社長は良いキャラクターでむかつくけど可哀想にも思えてしまった。
地下での労働
出だしから怪しさ満載でした。翻訳の仕事をシェルターでやり、2ヶ月間外部との接触禁止とか…。
雇われた9人の翻訳家も個性があって面白かったです。まさかシェルターに来る前に何人かは知り合っていたとは驚きです。ラストにも驚かされました。最後まで誰が悪か分からなかったけど、結局は…って感じです。最後まで惹きつけられました。
もう少し、一人一人にフォーカスしても…
なるほど、なるほど
そうきますか。
105分に纏められていて
二転三転するスピーディーな展開🙆♂️
でも何でだろう
観賞後の満足感がない。
人物描写が希薄だったからか
テーマがぼやけていたのか
世界観に没入出来なかった🥲
レビュー
かなり好みでした🦊✨✨
大ベストセラー最終巻を同時翻訳中に、厳重に管理されているはずの原稿が流出する🥺
誰が、どうやって、の謎を映像の見せ方で解明していきます😎
短い時間で、このアイディアを上手くまとめていて、大感激でした🌞
オシャレミステリー
とても面白かった。
この設定自体は本当にあった話と言うのがすでに面白い。
密室に閉じ込めてるはずなのにどんどん流出する原稿。
そしてどんどん追い込まれ悪くなる社長。
原稿が全て流出するのと並行するように
裏で何があったかが明らかにされるのだけど、
その展開がフランスという事もあってか、ただの先入観か
とてもオシャレだった。
物語については、何を言ってもネタバレになる今作だけど、
難しい話ではないので是非見て欲しい。
漫画家と言う職業柄、そんなに怒る事ですか?とは
思ったけど、繊細な芸術肌の人は才能をお金で測って欲しく
ないのかな?
文学を愛せない者は本売るな
世界での大ヒット小説「デダリュス」の第三作を翻訳するために、世界から9人の翻訳者が集められ、情報漏洩を防ぐため地下に監禁されての翻訳作業が始まる。
しかしそこに”漏れるはずのない小説の内容をインターネットに流す”との脅迫メールが届き、監禁作業中の9人の翻訳者が疑われる。
久しぶりに観た、よくできた推理サスペンス映画。
見事なストーリー展開、痛快なエンディング。
伏線回収好き
伏線回収、謎ときが好きな方は満足できる作品じゃないかなと思いました!
アレックスの頭脳すごい、、
それこそ、ダヴィンチコードシリーズのラングドン教授みたいな明晰さ。
でも、死者が2人も(1人重体も)でた大騒動。
アレックスが招いた種だけど、罪ではない。作者は彼自身だったし。罪にするの無理(笑)
余談ですが他のレビューにもチラホラありますが、やっぱりエリックってマトリックス でてましたよね?!!!既視感
あと思ったのは、皆話せるの母国語+フランス語だけって訳じゃ無いのね(笑)すごいなぁ
アンバランスなオルガ・キュリレンコ
個人評価:2.0
脚本のスケールと、コナン君レベルの演出はバランスがあっているので問題ないが、なぜボンドガールまでつとめたオルガ・キュリレンコがここにいる!?その他もわりと有名な俳優もおり、キャスティングだけはアンバランス。この内容であれば、全員無名役者の方が、バランスがよい。
こねくり回して結果ぼんやりした味付け
文学が好きな人には知識を持ってる楽しさがあると思うけど、一般人の私が観ると、ふーん、って感じ。
どんでん返しの連続だけど、どんでん返し自体におもきを置いていてストーリーの緻密さや感情の揺れを演出するような何かはなかった。シュチュエーションや演出を楽しむ日本の10代若者が好きそうな軽めの映画に感じたかも。
もっとサスペンスを重視するか、仲間内のやりとりを重視するか、どちらかにおもきを置けば楽しかったかも。せっかく各国の人間が集まってるのに、国民性を感じるやりとりは思うほどなかったし、ちょっと残念。
不自然なミステリー
ダビンチ・コードなど隔離翻訳作業は実話としても双方が納得ずくの契約なら非道とも言えませんね。話題性に加えてミステリーとして密室ではありませんが世間と隔離されたシチュエーションが欲しかったのでしょう。頭の30分は例によって人物紹介、退屈で閉口した、やっと恐喝メールが出てきて犯人探し、閉鎖空間で疑心暗鬼なら何か事件が起きるでしょう、かと思ったら終盤に来て本筋は別との種明かし。
目的がそうであるなら、他人を巻き込まずとも別のやり方があったでしょう、どうもシチュエーションが無理くりで不自然、ミステリー仕立てに拘るあまりいじりすぎましたね。
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