空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
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こみ上げてくる涙の意味は分からない
途中で不覚にも居眠りしてしまったハローワールド、その中で一番印象に残っていたのが予告で流れていたコレでした。
とらドラが好きで、そのコンビが作ったあの花もなかなか!と思う中にちょっとシラケるなぁと思う部分もあり、個人的に岡田さんは鉄血のオルフェンズの締め方であれあれ?と思いコチラは完全ノーマークでした。
まず予告で見た時の「どうせ客寄せ芸能人の演技で感情移入できなくなるパターンかな」とおもった自分を殴ります。
プロの福詞君も含め、皆さんとても味のある演技をしていた。
特にイケメン俳優の吉沢さんには驚いたと同時に、何も引っかかる事なく作品に入り込めた。
井の中の蛙、井の中で空の青さを知った蛙、井の中で大海に憧れる蛙、大海に溺れた蛙
4人のストーリーが絶妙に折り混ざって凄く良かったです。
自分も田舎で育ち、田舎だから出来ないと諦め、大きすぎる夢を持っていたあの頃を思い出して、作中のあるシーンで涙を流してしまいました。
導入部分が音楽フェスを開催するという部分と、主人公達が音楽で繋がってた事もあり、ライブシーンを期待してた人も多いと思いますが個人的には要らないと思いました。
理由は、本質の部分がそこでは無いから。
俳優でも声優でもお笑い芸人でも当てはまります。
大きすぎる夢を持ち、力を発揮できないのを現状のせいだと決めつけ、空も飛べると思い込んでいた学生時代。
夢に破れた大半の大人が見て感動できる作品だと思いました。
気になった点は、タイトルのテーマソングはエンディングで聞きたかった。
さすがにあの歌を男のソロデビュー曲にするには無理があると思いました。
面白かった!
奇想天外な設定なので、どうなるのか興味津々でひっぱられました。今までにない新しいストーリーだと思います。岡田さんの脚本は流石!不思議な話だけれど場面場面の説得力があるし、ちょっとしたユーモアが楽しめます。アニメ独特のわざとらしいギャグ感ではなく(新海監督のはアニメの世界特有の現実世界ではあり得ないだろう、形式的なギャグが気になりました)ごく自然に笑える場面が楽しかったです。見ていて、?と思うことをちゃんと吸収してくれる脚本のうまさには溜飲が下がります。
舞台の美しさはいつも通り、透明な空気感が感じられました。大人のしんのがいくらなんでも魅力ない絵柄だったのが少し残念。主役の一人としてはちょっと、、、
よかった!
「あの花」「ここさけ」に続く超平和バスターズの3作目として期待しながら見に行きました!
期待を裏切らない良さでした!!!
前2作とは違った良さがあり作中とても感動してしまいました!
今働いている20〜30歳くらいの人に是非見て欲しい作品です!
前作から進化
この映画は、おそらく先に「井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る」と言うかワードが有って、そこから作られた話しでは無いかと推察されます。
背景画像は大変に美しく、特に秩父の自然映像は写真の如く実に細密に再現されています。
ストーリー的にも芯が一本通っていて、前作の「ここさけ」よりも、ずっとしっかりとした内容に仕上がっています。
映画のテーマは、正にタイトルの通りでしょう。
映像美、心地よい音楽、楽しいストーリー、好感を持てるキャラク等々、かなりの良作で、力作です。お勧めします。
ほぼ満足
キングダムを観たとき、吉沢亮さんの声はいいなと思ったんです。古谷徹さんをクールにした感じです。
その吉沢さんの1人2役が楽しみだったので、予想通り上手で、私としては満足です。
歌はもっとしっかり歌って欲しかったけど。
吉岡里帆さんも若山詩音さんもとても素敵です。
絵も綺麗ですけど、慎之介だけは無いですね。老けすぎ。45歳にしか見えません。
内容については、「心が叫びたがってるんだ」を実写版で観て気に入ったので、期待してましたが、良かったです。
あおいちゃんがかわいくて、ちょっと泣きそうになりました。
閉じ込められたしんのよりも、飛び出したはずの慎之介の方がなかなか踏み出せないのは、それだけ挫折を味わったからでしょう。
ご都合主義なのも、アニメだから良し!
最高の青春だ!!!
純粋に前を進む高校生と
経験してるからこそ分かる大人の現実さとの
ぶつかり合い。
想像力に任せ夢を追いどこまでも前を向く
そんな若者が素晴らしいし
いつまでも変わってほしくないと思う。
現実はそう簡単なことじゃないって分かってるけれど
あおいとしんのを見ていて本当に羨ましく思った。
そして、みんなが大好きだからこそのあおいの切なさが悲しかった。号泣した。
空をかけるほどの青春はもうないね
素敵なアニメーションであいみょんの音楽も素晴らしかったです!
素敵な映画をありがとうございました!!
ベストワンアニメーション!
皆が主人公
吉沢さんが声優に挑戦ということで興味を持ち、吉岡里帆さんが好きな友人とともに見に行きました!
正直、あらすじとPVだけでは「一体どんな話なんだ…??」という印象が強かったのですが、これがとっても良いお話でした。
登場人物それぞれが主役でお話が作れるくらいにキャラクターが深掘りされていてとても良かった。そして、あいみょんさんの音楽がまた素敵…!
極め付けは声優陣のハマり具合。しんの/慎之助は、吉沢さんと言われなければ気づかないくらいにキャラそのもの。あおいの感情表現も非常に素晴らしく、吉岡里帆さんの声はあかねにぴったり。
ストーリー、アニメーション、キャラクター、声、音楽、トータルで1つの作品として完成されていると感じました。迷っている方はぜひ観に行って欲しいです。もう少し大人になってもう一度見たら、また違った感覚で楽しめそうだと思いました。
夢は何があっても捨てちゃいけない
とってもいい映画でした。
「夢は何があっても捨てちゃいけない」って
あらためて気付かされました...
切ないとこもあるけど心に突き刺さる印象的な映画。
観て良かったなと思う...
【切なく美しい青春ファンタジーアニメ 世代を超え万民の心に響く作品】
冒頭、少女がゴダイゴのガンダーラをベースで弾いている場面で一気に気分が上がる一方、”この映画のメインターゲット層は知らないのでは”と余計な心配をする。
が、杞憂であった。ガンダーラの歌詞を知っている方がより良いのかもしれないが、知らなくとも十分メッセージが伝わる映画であったから。
・二親を亡くし、幼い妹を育てるために町に残る選択をした姉
・夢を叶えるために都会に出る事を決意し、その姉を誘ったが断わられショックを引きずる少年(で、13年後に起きる不可思議な出来事)
13年の時空を超え、夫々の抱えていた想いや鬱屈が幾つかの出来事を切っ掛けに、徐々に解されていき、美しいラストへ昇華していく過程が素晴らしい。
長井龍雪監督作品は、子供が高校時代観ていたが私は初見である。その作品の素晴らしさは人口に膾炙しているので期待はしていたが、今作は予想を遥かに上回る素晴らしい作品であった。
<青年期を過ぎた者が観ても、現在の自らの生きる姿勢を考えさせられる、優れた作品である>
姉妹愛に感動
とにかく言えることは、大人の方や年の離れた兄弟、姉妹に見て欲しいということです。
愛情が詰まったノートを妹が読んで回想するシーンにはウルッとしてしまいました。
人生はツナマヨと昆布、どちらを選ぶかで大きく変わってきます。
残念だった点はしんのが空をめっちゃ飛ぶところです。正直冷めました。飛ぶならあおいを置いて1人で飛べと思いました。そしてあおいには走って欲しかった。
あと、実態のある幽霊ならなにかもう少し説明が欲しかったです。
エンディングは良かったです。
タイトル・CMに惹かれて観たのですが、アニメに限らず今年一番に心に...
タイトル・CMに惹かれて観たのですが、アニメに限らず今年一番に心に響きました。
内容は避けますが、20代後半から30代前半の、いろいろ迷いがある時期の人にとても刺さりそうな内容です。
映像・音楽のバランスの素晴らしさ、登場人物のキャラ立ち、隙は無く心情描写の丁寧な脚本、全てが綺麗に結びついて収束していくうねりが圧巻で、何度もほろほろと涙が。大きな事件が起こるという物語ではなく、ささやかな日常の描写を丁寧に丁寧に積み上げているところがクライマックスに生きていると思います。
#空の青さを知る人よ
青春の忘れ物を取りに来た
っていう感じがしました。
10代の中高生、妹世代には、
物語をストレートに感じるかもです。
13年前の人が現れたり、
バンドを組んだり、
ちょっと田舎な町だったり、
手を繋いで空を飛んだり。
でも、
30代の社会人、姉世代では、
違う捉え方になるかな。
過去の自分をあの場所に置いていく、
まだあの時のまま時間が止まっている。
紆余曲折だったとしても、
そのようなモノたちがあるから、
今の自分になって、
大人になっていくのかな。
映画館では、大半は中高生だったり、
小学生連れの家族だったり。
やっぱり、年齢層は低かったです。
でも、30代の大人も
十分に楽しめました。
昔は良かった(ジジババ向け)
東京が海に沈むとか、「天気の子」のような非日常のはずのものの方がリアルに感じられる時代に昔は良かったと感じられる作品。
岡田麻里脚本にいつも感じるのだが、いつの時代の高校生だ?を今回も感じた。
昭和感が好きな人にはいいかも?
おじさんは昭和感はもういいや。(゚ω゚)
声優陣が神すぎる
俳優が声優をすることに無条件に拒否感を抱く人が居るのは分かる。私もそう。
でもこの作品に関しては、その件で批判のネタにしてる人は、ただの騒ぎたがりのアンチだと言い切れる。
完璧だった。
完璧だったんだ何もかも。
年齢が13歳も離れた同一人物の役を、演じ分けたのだ、吉沢亮さんは、声だけで。
ほんと素晴らしかった。
吉沢亮さんもなのだけど、吉岡里帆さんも若山詩音さんも、本業が声優さんじゃないのに、それはもう完璧で、完璧だった。
誰だこのキャスティングした人は。
あんたが1番の功労者だよ。
声優の演技が上手いと何が良いって、単純に物語にのめり込める。
自然と情報が入ってくる。
雑念がない。
加えて作画もいい。
話もトントン進む。
退屈させないシナリオ構成。
ストレスが何もない。
この作品、ストレスが全くかからない。
すごく気持ちよく見られる。
なんだこれ。
全作品これであれ。
他のアニメ作品も全作品これであれよ。
俳優をキャスティングするなとは言わないよ。
ちゃんと上手い人をキャスティングするだけで、良い作品が、ちゃんと良い作品になるんだよ。
R30指定(笑)のタイムカプセルな映画
若い人は対象年齢になったら改めて観てくれ。慎之介、あかねに感情が入り込みまくる。あかねの本音?が謎とゆーかホントの聖人なのかはちょい謎だが。あおいの若さ故の行動もまぁ分かる。しんのは素直でイイ奴すぎるけど(その後の慎之介の苦労が偲ばれる)。脚本、演出、キャストも良かった。文句無し。
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