劇場公開日 2018年1月26日 PROMOTION

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風の色 : 特集

2018年1月15日更新

【待望】ようやく現れた“子ども向け”じゃない《大人のラブストーリー》
流氷の知床と桜舞い散る東京──私が愛したのは“どちらのあなた”なのか?
恋愛映画の名匠が「自分史上、最高のラブストーリー」と断言する日韓合作映画

韓国の名監督が、アジア全域での公開を視野に入れて撮り上げた壮大なラブストーリー
韓国の名監督が、アジア全域での公開を視野に入れて撮り上げた壮大なラブストーリー

猟奇的な彼女」「ラブストーリー」「僕の彼女はサイボーグ」のクァク・ジェヨンが監督・脚本を務め、主演に「ライチ☆光クラブ」の古川雄輝と、ヒロインに約1万人のオーディションから選ばれた「桐島、部活やめるってよ」の藤井武美を迎えて描くラブストーリー「風の色」が、1月26日より全国公開を迎える。北海道・知床と東京を舞台に、同じ容姿を持つ2組の男女が奏でる幻想的な愛の真実とは?


「猟奇的な彼女」ほか──“彼”が撮るとそれは珠玉の恋愛物語になる
「自分もこんな恋がしたい」今度は《同じ容姿を持つ男女2組の究極の愛》

なぜ涼(古川)は鎖に絡め取られているのか? 大掛かりなマジックも見どころのひとつ
なぜ涼(古川)は鎖に絡め取られているのか? 大掛かりなマジックも見どころのひとつ

愛する人を思う美しい気持ちを浮かび上がらせながら、彼が撮ると、どれひとつとして“普通”の恋愛映画にはならない──ラブストーリーの名匠、クァク・ジェヨン監督が、また新たな愛の物語を紡ぎ出した。「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」「僕の彼女はサイボーグ」など、一風変わった設定を用意することで、「愛」というものをより崇高かつストレートに描いた傑作群に、涙を誘われた映画ファンも多いはず。日本・韓国合作によるスケール感や、日本の実力派キャストを起用して描かれる北海道・東京を舞台にした幻想的な物語が、また見る者の心を切なくも温かな気持ちに包み込むだろう。

古川雄輝と藤井武美、透明感あふれる若手実力派ふたりが、切ない恋物語を紡いでいく
古川雄輝と藤井武美、透明感あふれる若手実力派ふたりが、切ない恋物語を紡いでいく

そして今回は、雪の北海道と桜が舞う東京という2カ所を舞台に、2組の恋人たち、それも同じ容姿を持つ男女を設定。果たしてどんな幻想的な物語が描かれるのか……



枯渇していた《大人のために作られた恋愛映画》注目の最新作
もしあなたの愛した人と“同一人物”が“同じ世界”で生きていたら?

愛した「あの人」と同じ顔をした人が目の前に……これは本当に現実なのだろうか?
愛した「あの人」と同じ顔をした人が目の前に……これは本当に現実なのだろうか?
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メガホンをとった監督自身が、そうつぶやいてしまう、究極の愛の物語が描かれるのが、この「風の色」。恋人・ゆりが突然この世を去り、そのショックから100日間自分のからに閉じこもってしまった東京の青年・涼が、自分と生き写しの人間の存在に気づき、生前の彼女の言葉に導かれるように向かった北海道で、ゆりとうりふたつの女性・亜矢と出会いを果たす物語だ。彼女こそ、涼と同じ容姿を持ち、2年前に起こった事故以来行方不明となっているマジシャン・隆の恋人。自分が愛した人と同じ容姿を持つ者が、この世界にもう1人いる。果たしてそれは同じ人物なのか、それともまったく違う人物なのか。

北海道と東京──遠く離れたふたつの場所で育まれてきた愛には、何が秘められている?
北海道と東京──遠く離れたふたつの場所で育まれてきた愛には、何が秘められている?

男女の恋愛模様を描くラブストーリーが近年数多く製作されているが、その多くが、少女コミックを原作にした学園ものや、10代の青春模様を描くもの。大人の年代にとっては、「自分たちの物語」としては感情移入しづらかったのが実状だろう。もっと物語に入り込みたい、共感したいという熱望に応える「大人のためのラブストーリー」が本作。「ライチ☆光クラブ」「曇天に笑う」の古川雄輝と「桐島、部活やめるってよ」の藤井武美をそれぞれ1人2役で主演とヒロインに起用し、竹中直人袴田吉彦ら実力派の共演によって、幻想的かつミステリアスなラブストーリーが実現した。まさに待望となる、大人のための恋愛映画だ。

東京の青年・涼は、北海道の青年・隆の影を追って、マジシャンの道に進むが……
東京の青年・涼は、北海道の青年・隆の影を追って、マジシャンの道に進むが……


「Love Letter」「エターナル・サンシャイン」「ノルウェイの森」──
この“世界観”に魅了されてきたあなたに、本作を強くすすめたい

美しい映像と印象的な音楽が生み出す空気感が、ゆっくりと心にしみてくる
美しい映像と印象的な音楽が生み出す空気感が、ゆっくりと心にしみてくる

美しい映像と切ないムード、そしてジワッと心にしみてくるラストシーン──「ああいう恋を自分もしたい」とつい思ってしまうラブストーリーと聞くと、あなたはどんな作品を思い出すだろう。

岩井俊二監督の「Love Letter」やミシェル・ゴンドリー監督の「エターナル・サンシャイン」のような雪景色での男女の姿が印象的だと思うなら、流氷を眺めながら雪原にたたずむ本作「風の色」の2人に心ひかれてしまう。また、今作の2組の男女、そして登場人物たちが、言葉に頼らず、視線や仕草を通して思いを積み重ねていく姿は、行定勲監督やソフィア・コッポラ監督、マイク・ミルズ監督の作品群の繊細で丹念な描写に魅了された映画ファンにも染み通っていく。

トラン・アン・ユン監督による「ノルウェイの森」は、日本人俳優を起用した日本語の映画ながらも、外国人監督の手によって私たちが知る日本とは違う姿を映し出した。本作も日本映画の体裁を保ちつつ、韓国人であるクァク・ジェヨン監督の視点から、これまでに見たことのない日本の美しい風景を浮かび上げる。亡くした恋人からの手紙を通じて人生を取り戻していく女性を描いた「P.S.アイラヴユー」のような作品に心を動かされた映画ファンにとっては、かつて愛した人への思いが、「同じ容姿を持った人が別の場所にいる」というファンタジックな設定によって強調される本作が、きっと強く響く。

日本なのに、日本じゃないように見える──外国人監督の視線で切り取られた景色が出色
日本なのに、日本じゃないように見える──外国人監督の視線で切り取られた景色が出色

美しい風景と、繊細さに包まれた人間描写、そしてどこか“普通”とは違う物語──そんな作品群に魅了されてきたあなたに、最も新しい一作、「風の色」をすすめたい。

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