バーフバリ　王の凱旋のレビュー・感想・評価

待って待ってー！
なんでそうなっちゃうのか全くわからないんですけど！？！の連続。
圧倒的エネルギーで観客の理解もセオリーも全部なぎ倒していく感じがすごい。
快作でした。

終わると同時に館内がざわついたのには驚いた。こんなのは初めて。でも、確かに思わず何かを語りたくなるほどの強烈なインパクトを醸し出してくれた快作だと思う。
続編にガッカリさせられることが定石の邦画とは違い、「これで完結なので小さな事は気にするな❗️」的な潔さと大胆さが感じられた作品で、インド映画のスケールの大きさとプライドを感じた。
また、お目にかかりたい。

80年代のエンターテイメントと言われたハリウッド映画が鳴りを潜め、最近はVFXを駆使してもそんなに面白くなかった。
私の中で求める映画へのエンターテイメントの火は消えそうだった。
そのエンターテイメント魂をこのバーフバリに掻っ攫われ、未だ心がバーフバリを求める。
演者の流麗で、どこの場面を切り取っても彫刻のように絵になりバランスが取れたアクション。単なる肉弾戦ではない、まさに漫画！！スーパーサイヤ人をまさか実写で見るとは。
VFXを駆使しすぎて目が疲れる今の映像加工が、この映画では程よく雑で、凄くいい。
敵も最後まで強いし、「なんだ、そんな終わり方なの？」とあっけなく終わらず、最初から最後まで目が離せない。
まさにマサラムービー、ここに極まれり。

家のテレビ(70inch)でも意味がない、インドの映像美と大迫力を是非とも映画館で味わって、在りし日のエンターテイメント映画をご覧あれ。

鑑賞前は正直、舐めてましたがインド映画恐るべし！
年間100本以上観てますけど、ここ数年の娯楽大作で一番楽しめました。

ひとつだけマイナス点は見ていて主人公と悪役の役者さんが逆の方がしっくりすると感じるのは私だけか？

すごい、としか言いようがない。thisis映画。

おととい見たのに、見終わってからの余韻がずっと続く映画って他になかった。思い出してニヤニヤ。
鑑賞中、「えーーー」「ひゃーーー」「ワオー」と自分の顔も動きまくってました

最高だった。世の中には見るだけで元気が出る物があるけど、まさにこれ。辛いシーンもあるけど、最後は心踊って終わる。心を掴まれるシーンばかりで、一つ一つを語るのが難しい。もう本当に見てて楽しくて、ポスターにもあるけど王を讃えよ！という気持ちになる。応援上映があれば、行って私もバーフバリ！と叫びたい。

こんな作品、めったに出会えませんよ。
マッドマックス怒りのデスロード級。

大味に見えて、実は細部までしっかりと作り込まれてる。
無駄な描写が一切無く全てが後の展開に帰結する気持ち良さ。

映画芸術の要素全てがここにある。
圧倒的、という表現がピッタリな大傑作。

初めに前編のあらすじを説明してくれて親切。
と思ったら、今聞いた話を延々２時間！
普通なら上映時間が終わっちゃうけど、ここから本編が１時間半あります…。

伯父の陰謀により王国を追われた父親の意志を受け継ぎ、王子が国を救う話。
神話がモチーフらしいけど、インド映画らしい安定のバカ展開。
しかし、そんな細かい事を考えさせる隙を与えず、人々が歌い踊り、船は空を飛び、カタパルトで兵士が飛び、主人公が美しい剣技弓技を披露する。

料理で言ったら、美味しくて量もタップリで満足、だけど盛り付けは雑だな、という感じ。

桁はずの面白さ！の宣伝につられて鑑賞した^_^

バーフバリを讃える皆様の気持ちがわかりました。最高ですね。初代バーフバリのかっこよさ！伝説誕生は家で見てそんなに伝わらなかったのですが、すっかり虜になりました。デーヴァセーナは昔は美人で不遇の人だったんですな。
映画館で観れて良かったです。

1人で飛ぶかと思いきやみんなでとか！手繋いで玉になるとか！着弾ポーズが立ち上がるほどかっこいいよ！！
ベストオブ戦争シーン。
バーフバリ！バーフバリ！

【賛否両論チェック】
賛：愛を知り、その愛のために戦って散っていった父の勇姿と、そんな父の面影に突き動かされて戦い続ける主人公の姿が痛快。一大スケールのアクションも魅力的。
否：アクションはかなり都合が良いシーンが多く、インド映画特有の歌も入るので、好みは分かれそう。終わり方も呆気ない印象がある。

　冒頭で詳しく説明をしてくれるので、前作の知識は最悪無くても大丈夫そうですが、本作では主人公の父の活躍からストーリーが紡がれていくので、知らずに観ると後半への感情移入がしづらいかと思います。
　前半では、小国の王女に恋をした父、アマレンドラ・バーフバリが、自らの立場を危うくしながらも、毅然と大切な人を守ろうと奮闘する姿が、時にコミカルに、時に雄々しく描かれていきます。そして後半では、そんな父の最期を知った主人公、マヘンドラ・バーフバリが、仇への強い誓いを胸に群衆を率い、戦いを挑んでいく姿が痛快です。
　前作に比べるとコミカルなシーンが多い感じもしますが、壮大なスケールのアクションも健在です。インド映画特有の歌や踊り、長い上映時間等、好みは分かれるかと思いますので、お好きな方は是非。

全国的にみても上映館の少ない本作。USシネマ千葉ニュータウンが何故か上映してくれました。わずか数名観客だけだったけれど、熱い熱いインドの風が吹き抜け行きました。

連日のナイトショーが平日なのに9割がたの席が埋まり、こちらのレビューも高評価ばかり…前編を観ていなかったので、少々不安もありましたが、観ずにはおれなかった（笑）
前作観てなくても、まあ楽しめます…演出、カメラワーク、ストーリー…インド俳優さんたちの顔芸？に笑かされます…珍しい映画観たい方、どうぞ！（笑）

でももっと観たいぞ。

二部作の後編だが、前作のあらすじを丁寧に説明してくれたので前作を観ていなくても大丈夫だった。
ベンハーと300を混ぜてさらにインド映画のスパイスを加えた大スペクタクル映画だった。音楽と踊りも仰々しいけどハマってるし、アクションシーンは人の飛び散り方がハンパない。
かなり長くて、息子の話は続編にまわされるんじゃないかと思ったくらい。でもその長さを感じないほど興奮しまくった。
DVDになったら1作目からまとめて観たい！

バーフバリ！バーフバリ！バーフバリ！

手放しで楽しめる作品だった！
重厚な音楽とド派手な演出で、のっけから大興奮。
さすが映画大国、演出もカメラワークもあまりにも壮大で美しく、無駄のないアクションが素晴らしい。
これこそ究極の娯楽大作ってものじゃないだろうか。
小っ恥ずかしい、キメのポーズでいちいち髪が風になびく演出も、濃い顔で力自慢なシーンも、気がついた時には惚れ惚れしてしまっていた！

ここ数年で自分の中では一番面白い映画でした！