バーフバリ 王の凱旋のレビュー・感想・評価
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観る人に優しい
ちゃんと前半の粗筋を冒頭で、しかも吹替でナレーションしてくれるところは大変な親切心である。こういうところ、邦画でも見習って欲しい位だ。ストーリー構成は、前半とは違い、弟の横恋慕を装った企みと国母の勘違い、そして后の鼻っ柱の強さがグルングルン渦巻く、日本で言うところの昼ドラの様相を呈している。国を問わず、この手の家族確執の話は皆好きなのか、それとも観客の全方位性の為なのか、よく言えばぬかりない、しかし悪く言えば、ターゲットが絞りきっていない分表層を表現してるだけになってしまっていて深みはなし。まぁ、あれだけのインドの人口なのだから、大味、否カレー味になってしまうのかな?というか、よくよく思い出してみたらあまり食事シーン出てこなかったなぁ・・・ 王宮から追放されたバーフバリが、周りの人の手から直接、食物を口に突っ込まれていたのは思い起こせるのだけど(苦笑
それにしても、後編のCGは疲れちゃったのか、荒さが目立つ。繋ぎ目や際が雑で、何となく安っぽくなってしまうから、こういうところはキチンと頑張らないと、と偉そうに指摘してしまったが、こういう大スペクタクル活劇作品なのだから、圧倒的画力の強さ押しをやり切らないと、観ていて飽きてしまうからね。日本では考えられない決闘シーンにリアリティを持たせるのは何と言っても精密なCGとあり得ないカメラアングルなのだから。
あれだけの叙述詩を延々と流した割にラストはアッサリなのは、これも国民性なのか?もっと感情引っ張っても良いと思うのだが。。。
インド映画にびっくり
インド映画を観たのはこれが初めてだったのですが「度肝を抜かれた」の一言につきます。
誕生より先に凱旋をみてしまったのですが、冒頭にこれでもかと前回のあらすじを見せてもらえるので全く問題なかったです。
スケールの大きさと発想が桁外れ。これぞエンターテインメントといった感じ。
だまされたと思って一度みていただきたい。
これが正解
少し馬鹿にしておりました。
1を観て演出がうるせぇなぁと、これがインド人と日本人の感覚の違いかと思っておりましたら、最後の方では癖になってるというか、これが正解!と思えておりました。
立ち上がるシーンでは後ろで火が燃え、怒りのシーンでは雷が落ち、踏みつけた石は砕ける。これぐらいの演出の方がテンションが上がるのだなと、とても勉強になりました。
父親のシーンはやたら長いけど、その分敵のキャラは立ち敵として映え、また主人公も引っ張られカッコ良く見えるし、戦闘シーンは言わずもがな、どんどんスケールアップしてとても楽しかった。
お腹いっぱいになりました。
圧倒的なスケール
王位継承が決まったバーフバリは後学のため身分を隠し小国に身を寄せるが…。
日本でも熱狂的なファンを生んだインド映画の後編。壮大なスケールと謎の発想力で人気になるのも分かる派手さ。物語がほぼ前日譚なのがアレだが犯した過ちを清算する話しとしても良い。
王道かつ壮大
Amazonビデオで鑑賞。映画館で観たら映像に飲まれてしまうことは理解できる。もったいないことをしてる気がしてた。
物語上必要だと思った演出が例えクサくてもベタでも全力で使われているようで気持ちが良かった。映像作るならここを逃げたくなるが作品のメッセージ性をブラさないために重要だと思う。
美術や背景が豪華すぎる。ラストの戦いは、ベルセルクがCGで作ってたものを実写でやっていた。人の数が異常。キャラクターの個性も生きていて、装飾もいちいち良かった。
バーフバリって言いたくなるネーミングも良い。
映像のクオリティ的にはマッドマックス怒りのデスロードの方が高いと思う。が、物語の密度としては優っていると思う。
この手のジャンル的なのかもしれない。
これは上がる
詰め込みすぎくらいのエンターテイメントなのは前作で知っていたが、まさかの親父話。1作目と順番が違うのでは?とも思ったが、これだとひたすらループ観賞ができる恐ろしい構成。カッタッパ叔父の芋演技が好き。
1よりスケールUPで面白かった
同じ人なのに父親バーフバリのほうがかっこよく見えるのが不思議w
全体的に昭和っぽいつくりというか大袈裟に分かる表情と効果音。お笑いコントを見てるようw それさえも面白い!
バーフバリ
1作目と2作目を通して、、、
母親が地元の古びた小さな映画館で観て、勧めてきた。
インドの映画でもあって、他の映画を越えていく映像表現に圧倒された。また、様々なジャンルが組み込まれているのにこのまとまり具合は凄すぎる。
自分の中でトップの作品になった。
詳しい感想は書けないほどである。
とにかくやりたい放題!www
この作品にたどり着いたきっかけの諸々のレビューでは"1作目2作目どちらも素晴らしいが、1作目は2作目をよりよく見せるための作品"と言った主旨のレビューをよく見かけた。1作目を見終えた時点のあたしにはそんな事はもちろんわからず、"うーん、期待し過ぎたかな?"と思ってた。でも二部完結ならばきちんと最後までやり遂げねば!と思って映画館で観賞。
↑この自分の判断を褒め称えてあげたい!!
繰り返すけど、とにかくやりたい放題!!「どうしたらいい?」と子供に聞いて出てきた自由な発想、子供の頭の中を具現化して映像化したような現実離れした作品。それが面白い🤣
スケールは前作同様インド人もびっくりレベル。それでいて前作に比べてお馬鹿加減もとんでもなくレベルアップ。いやいやいやいや、そんな上手く行くわけないでしょーと突っ込みたくなる事が次々と起き、何か起きた時には顔芸と共にドリフのコントのようにベタな音がなる。
バーフバリは相変わらずのヒーローだけど、前作よりも少しだけスリムになったのか今回の方がカッコいいかも。前作では間違いなくバーフバリよりもバラーラデーヴァの方がイケメソ。そのバラーラデーヴァは今回はラモス瑠偉にしか見えない。そして恐ろしいほどの狂気キャラ。
戦う親父代表のカッタッパ。
バーフバリとデーヴァセーナに父の代わりを頼まれた際の喜んだ顔がとっても素敵。
シヴァガミはもぉうちの母親にしか見えないwww
シヴァガミはそもそもなんであの男と結婚したのかな(^◇^;)
インド映画でこのVFXアクションは凄い
前作は観てなく、いきなり2作目コレ観てレビュー。
(後に前作観てカッコ内にてお詫び追加記載)
王位継承者主人公バーフバリが修行する為他の国に行き、お妃を見つけちゃう話。その後の話も長いw国を巡る戦いまで発展。
インド映画でこれまで全世界を楽しませてくれる映画はあったろうか?w
VFXをふんだんに活かし、馬鹿馬鹿しくもしっかりしてる。動物を使った映像は圧巻。
だけど、ここまで豪華だとインドじゃなく、ペルシャが舞台かとも思わせる部分もある訳でw
バーフバリもカッコ良く、この設定が好きな人は萌えちゃいますねw
しかし、後半がダレる展開だったのでこの評価。
前半が良かっただけに、何だよその展開って。
二世の一捻りが正直なところ要らない。
(↑のコメントについて、前作を観ずにアホコメントをしてしまいました。お詫び申し上げます。)
時代の波が来てますよ。
【追記】正直、伝説誕生観てからレビューすれば良かったと後悔しております。
二本あっての映画だと実感いたしました。
前のレビューはこのまま残します。
哀れなレビューだと思ってください。m(_ _)m
爆音絶叫上映で観ました!「前作の利益で作品全体の質が向上した!」と...
爆音絶叫上映で観ました!「前作の利益で作品全体の質が向上した!」との事で、音質や画質がとても良かった☆王道の脚本でキチンと撮って、アクションもカッコいいから最後まで楽しかった♪
あのマッドマックスを超えた!
このフレーズに偽りなし。
間違いなく名作。
見終えた今、興奮に打ち震えています。
カッタッパとバーフバリの重厚なドラマに涙し、型破りなアクション満載の弔い合戦に魅了される。
2時間20分、全く無駄なシーンがなく最後まで熱中して見てしまいました。
むしろこれでも足りないくらい、もっとこの世界に浸っていたかったのが正直なところです。
ネタバレを避けつつ魅力を伝えるのは本当に難しいんですが。
この作品、先代バーフバリの伝説(プリクエル)と、その息子シヴドゥが王座を取り戻すまでのストーリー、この2つの要素が同時並行的に、時に時系列を入れ替えながら語られて行くんです。
言ってみれば前後編の映画にスターウォーズエピソードⅠからⅥまで入れ込んだような構成。
とにかく盛り沢山な内容。
なので前作での不明点などは全てが伏線になっています。それらを過不足なく回収するストーリーも見事でした。
2を見た後に1のオープニングを見ると、初見の印象とは全く異なる感慨深さがあります。
重層的に2作を楽しめるのも他にない魅力。
クライマックスで前作の滝の下流まであるものが流れ着くシーンがあるのですが、これがシヴドゥが王座を取り戻すまでの道のりとリンクしていたのも素晴らしかったです。
本当に見てよかった。
インド映画だからと食わず嫌いせず万人にお勧めできる娯楽作でした。
伝説誕生を見ていないにも関わらず面白かった!
評判が良かったので見に行きましたが最初から最後までずっと最高に面白かった。長さを全く感じさせない映画でした。
だからこそ最後のエンドロールカットが酷すぎて腹が立ちます。金払ってるんだから全編ノーカットで見せて欲しい。その他にもカットされているシーンが多々あるらしくて口惜しいです。
あんまり乗れなかったけど
あんまり乗れなかったものの、これだけの大作をきっちり作り上げるインドの国力に慄いた。日本でいま同程度の予算をかけてこれだけのものを作れるだろうか。上映終了後、観客のざわざわが止まらなかった。
魅せショットがこれでもかと繰り返されてお腹いっぱい!映画を観たという満足感が得られる。
壮大なお家騒動なので、嫉妬深い従兄を王にして、バーフバリはそれをうまく支えればこんなに血も流れなかったのではと思えてならない。嫁もいくらなんでもストレートに物言いすぎるし。バーフバリが殺してる兵士は自国民だろ!
とは言え女性の地位が低い現状への問題意識なども垣間見られ、インドの今の勢いを堪能した。
ライク板垣恵介
『屈強な男たちが自らカタパルトの弾丸となり、発射されて敵の城に飛び込んでいき、どエラくカッコいいポーズで着地し戦い始める』
というGIF画像を結構前に見て度肝を抜かれたことがありました。そしてそれが本作バーフバリのシーンと知り、いつの日か観なければ、と決意し、ついに鑑賞。
予想通りの荒唐無稽、濃度1000%の良い意味での爆笑バカ映画でした。サイコー。DVDレンタルが始まっているのにもかかわらず満席というのが、その異常さを物語っております。
何が凄いって、山場しかないところでしょうか。すべてが見せ場で、しかも見せ方が過剰で濃厚この上ない。とにかく濃く派手に!それこそが正義ッッ!といった板垣恵介かシンフォニックメタルかといった思想に製作陣が毒されているので、話しが通じないヤバさみたいなノリを感じ、サイコーでした。味付けがアレすぎて脳がマヒして、それが快感になるような感覚とでも言いましょうか。麻薬的な依存性がありそうなので、リピーターも多いのでしょう。
クライマックスなんて、少しずつ曇っていき、稲妻ッッ!みたいな本気ならば狂気に近い天才に違いない演出も鼻血モノです。
バーフバリなんて初見では汚ねえオッサンだな、と思ったものの、やがて彼こそカリズマッッ!みたいに見えてくるからヤバいです。
あとは単純にインド人女優は飛び抜けて美しいので、ヒロインを見るのも楽しかった。
そして夢にまで見た冒頭に記したシーン!感動ッッ!着地した瞬間は思わず「オウフッ」と声を出してしまった。でも、となりのリピーターっぽい女子二人組も似たような声を出していたような。
そんなバーフバリでしたが、時間が長く山場だけなので、途中でお手洗いに行きたくなるが行けないという問題が勃発。そうなると我に返って夢から醒めるため、人間カタパルトの直前くらいまでは正直飽きてました。
だかしかし、そこからのリカバリがヤバく、アッと言う間にエンディング〜エンドロール無しという斬れ味良すぎな演出に爆笑。余韻とか無駄無駄無駄ァ!みたいなイカれた価値観に乾杯ですッッ!
色々濃すぎる!(笑)
前半「伝説誕生」では後半から過去編に突入し、まさかの引っ張りつつ終了。
そして今回の「王の凱旋」。
前後編合わせて計280分ほど…。なかなか見ごたえありましたよ、えぇ。
伏線が全部回収された完璧ストーリーだが、とにかく濃い!色々ありすぎてもう(笑)
なんで父も息子も同じキャストなんだよっ!!いちいち考えさせる戦略とかずるいから!(笑)
そしてアクションシーン満載、いちいちスローモーションになったりド派手なエフェクトついたりオーバーリアクションの嵐!
ツッコミどころ満載でもう(笑)
笑ってしまうくらい現実離れしてたけど、ここまでやられるとむしろ心地良い。
少年漫画をそのまま映像化したみたいな感じ。
映像美も秀逸で煌びやか!女優さんもめっちゃ綺麗!
…が!!男性陣の顔の濃さがかなり際立って全部もっていかれる感が否めない(笑)
なんにせよ完成度の高い映画、というか色々スケールがデカい映画でした。
満漢全席
鎮西八郎、倶利伽羅峠、大楠公、同じような逸話は世界中にあるのかも知れない。通常の映画では、ここぞと使うものを、最初から最後まで使い続ける。国によって映画に対する考え方は色々。郷に行って、ただ愉しむ。
しかし、椰子の木をあんな使い方をするとは。
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