光(大森立嗣監督)のレビュー・感想・評価

光(大森立嗣監督)

劇場公開日 2017年11月25日
39件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

轟音のテクノBGMを受容できるかどうか

デトロイトテクノ初期のアーティストであるジェフ・ミルズが劇伴に起用されていて、重低音の効いた無機質なサウンドが轟音で鳴り響く。日本のありふれた光景をBGMで異化する狙いが読み取れる。この手の音楽が好みか、まあ許容できるという人ならいいが、個人的にはきつかった。ノイジーな爆音が暴力的に迫ってきて、修行か拷問のように感じられた。

井浦新と瑛太の好演に対し、女優陣が物足りない。橋本マナミはそこそこ露出度の高い濡れ場でがんばったものの演技が浅薄に感じられるし、長谷川京子のファムファタールには無理がある。大森立嗣監督作では「さよなら渓谷」がかなりお気に入りなのだが、今作はやや期待外れ。

AuVis
AuVisさん / 2017年11月28日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:試写会
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島の呪縛

レビュー評価通りの内容で期待ハズレ。島の呪縛から抜けられない島人達。共感出来るはずもなく人間の愚かさと虚しさだけが残りました。音楽にも疑問符。
2018-26

隣組
隣組さん / 2018年2月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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飽きるかな

言いたいことはわかる気がするけど、観ていて辛い。

asm
asmさん / 2018年1月31日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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パパの連呼(萎) ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

冒頭の
落ちた椿が印象に残る...

犯された感もほぼ無い状況で
さらに
棒読み口調で「早く殺して」って
言われて
殺しちゃうの????

津波でチャラっぽかったのに
脅すって
今更感が否めないけど

シャベル?スコップ?
で延々と瑛太を撲るシーン
ずっと呻めき声が聞こえてて
そんなに
生きてるのかな?

3回ぐらいなぐったら
ご臨終
声なんて出ないんじゃないの?と
思っちゃいました。

せっかく頑張っての
後姿すっぽんぽん
お手入れしてあれなのか?
橋本マナミのお尻が汚い〜

長谷川京子のちらっと見える
太ももからのお尻ライン
シワシワ〜

まぁリアルか...

綺麗過ぎてもおかしいか

snowball
snowballさん / 2018年1月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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近年のこの類の映画は皆一緒

まただ.....といった感じ。
『怒り』『淵に立つ』や園子温作品なんかの、サスペンス+ちょいエロちょいヤバ系邦画の成功から、類似系の邦画が次々と出てくる。それは良い事だが、皆がB級というかインディーズ的な作りで雑。俳優の演技はそこそこだが、肝心のストーリー展開、撮影技法、編集、音楽がチープ過ぎる。皆共通だ。深夜放送のドラマレベルというか、それに負けてる気もする。R15の期待では無く、俺が観たいのは、もっとギラギラするズキズキするような映画だ。
と言いながら、またこの類の邦画は観てしまうのだが。

映画鑑賞1000作
映画鑑賞1000作さん / 2018年1月23日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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音楽が、

全体的に重く、誰も救われない的な映画だった。
そして途中途中挟まるBGM が不釣り合いでそこで、何度も世界観が壊れて冷めてしまった。
橋本まなみは幸が薄くても色気が出ていたが、ハセキョーは整形の唇が気になってしまって顔にしか目がいかなくなってしまった。
瑛太と新はよかったので、ハセキョーとBGM が違ったらもう少しよかった気がする。

HIRO
HIROさん / 2018年1月21日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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音楽うるせー:暴力支配の逃げられなさ。 ネタバレ

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わたしにはノイズとしか受け止められなかった音楽。あれいる?
三浦しをんファンだけど光は未読で映画を見た。

普通の人っぽく生きているノブの怖いこと怖いこと。
そんなにミカに執着する理由がわかんなかったな。
大人のミカにカリスマ性が見えなかったからかなあ。
少女ミカは良かった。すくすく伸びた長い手足の紅甘ちゃん。内田春菊さんの次女で、春菊漫画における娘②ちゃんの中の人。初めてちゃんと動いてる映像見たわあ。そこがいちばんのハイライトかもしらん。

瑛太演じるタスクには、悲しみを見ました。
父親が良くなくて、子供の頃から虐待されてて、津波で父親も生き残っちゃって。
胸が潰れそうになったのは、成人して明らかに父親より力があるだろうタスクなのに、父親に逆らえないところです。
身体的、精神的暴力に虐げたれるということはこういうことなんだ、と思いました。
にしても平田満が嫌いになりそうでしたよ。

タスクはノブにしがみつき、ノブはミカにしがみつき、ボロボロになるまでしがみついてしまうその執着って何なのかな。

橋本マナミも良かったです。依存的な母親。ノブが気持ちよく依存させてくれへんから、タスクとの情事に溺れる。ひとりっきりでは親の皮をかぶっていられない。その辺によくいる感じの女性としていて、バラエティでの愛人キャラのかけらも見えへんかった。

タスクの殺害シーンがマジで怖かったです。

だいず
だいずさん / 2017年12月31日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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なにこれ? ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

評価してる評論家大丈夫ですか?頭オカシイですか?
ちゃんと評価してください。面白くも、なんともないですよ。ただただ、人間の露悪を描けば評価されるのですか?愛は?人は?なんなんですか?アホなんですか?

マーティー
マーティーさん / 2017年12月30日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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僕には合いませんでした ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

大仰なBGMが流れるたびに、笑いを堪えるのに必死だった。
なぜこんな演出にしたんだろう…
行われていること、言われている台詞はどれも恐ろしいはずなのに、どれもリアリティがなく、絵空事のように見えた。
いわゆる「ファムファタール」ものかなと思いきや、閉塞的なコミュニティで暮らしてきた人々の「心の闇」を描いた物語、だったのかな…
主人公・信之の子供時代の描写があまりなく、感情移入ができないまま、物語が進んでしまった感じ。
暴力描写も、それほど恐怖感を覚えることもなかった。
原作が持っているであろうテーマが、映像としてうまく昇華されていなかったように感じた。

とみしゅう
とみしゅうさん / 2017年12月29日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい 怖い
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誰も救われない

三浦しをんさんにしては、珍しいサスペンス作品で、印象深く楽しみにしていました。
特に津波の場面は、東日本大震災の前に書かれたにもかかわらず、驚かされる程のリアル感と迫力があったのに、映画ではイメージ画像で、全てカットされていました。

原作には近いストーリーでしたし、暗い過去を引きずって生きる井浦新と瑛太の演技には鬼気迫るものがありました。
橋本まなみも、疲れた主婦の色気を、体を張って振りまいていましたが、長谷川京子は、チョットいただけない…。

ドキッとするほどの無機質なBGMというか効果音は、正直ついていけなかったし、いや〜な気分になりました。まあ、そこがねらいかもしれませんが…。

とにかく誰も救われないで、エンドロールが流れ出しました。

bunmei
bunmeiさん / 2017年12月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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イマイチ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

東京の離島・美浜島で暮らす中学生の信之は、幼馴染で唯一の同級生である美少女・美花と付き合っている。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、信之を慕う年下の輔、そして数人の大人だけが生き残る。島での最後の晩、信之は恐ろしい暴力から美花を守るため、取り返しのつかない罪を犯してしまう。それから25年後。島を出て妻子と暮らす信之の前に輔が現われ、25年前の事件の真相をほのめかす。信之は美花を守ろうとするが、輔は記憶の中の信之を取り戻そうとするかのように2人を脅しはじめる。信之は美花のために輔をも殺害するが美花は助けてほしいと頼んだ覚えは無いと告げ、金で信之に「死んでほしい」と告げるのであった。ラストの木の映像と海の上の映像がイマイチ理解不能。結局絶望だけが残るラスト。

Takashi
Takashiさん / 2017年12月24日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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レビューを書くほどのこともない

瑛太と井浦新はうまいよ。だけど、女性陣の配役は逆じゃないかと思った。
とにかく、自称愛人キャラのタレントさんの大根っぷりに興ざめして、変な場面転換に白け、ああつまんない映画観ちゃったって後悔した。

栗太郎
栗太郎さん / 2017年12月19日 / PCから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  -
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橋本まなみが、案外普通に役者やってるように見えた。小堺翔太はどこ?...

橋本まなみが、案外普通に役者やってるように見えた。小堺翔太はどこ? 瑛太はどんな役でもきれいに見えてしまうんだよなあ。いいんだけど。

ghostdog_tbs
ghostdog_tbsさん / 2017年12月15日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
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しっとり妖美で神秘的

もっとドロドロした映画かと思ってたら、
ちょいジメジメしてる感じだった

橋本マナミさんの演技は、演技してます感満載だったけど、色っぽかった。
井上新さんと長谷川京子さんの濡れ場の目つきの変わり方はすごかった。
瑛太さんのビクビク感、伝わった。豹変ぶり!

テクノBGMに切り替わる部分
おもしろかったし、ちょっとドキドキした
『マルサの女2』を思い出した。

ほどよくイヤラしい映画でした。

CinemaExpress
CinemaExpressさん / 2017年12月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  楽しい 興奮
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もう、人間でない彼ら

BGMが変わっていて面白かったけど、内容は期待外れ。もっと濃い内容かと思ってた。

Stockholm
Stockholmさん / 2017年12月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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止めようがない心の闇

 「光」というタイトルの映画を観るのは今年二度目だ。ひとつ目は永瀬正敏が目が見えなくなっていく写真家を好演した映画で、カンヌ映画祭でスタンディングオベーションが10分も続いたことで有名な傑作である。
 そしてもうひとつ目が本作だ。世界観が全く違うので単純に比較することはできないが、永瀬正敏の「光」は盲目の登場人物たちによって浮かび上がる、文字通りの光を描いており、本作は逆に影を描く。光が強いほど影は濃くなり、やがて闇となる。

 かつて暮らしていた、月光が怪しくも美しく海面に反射する島。そこには貧しさだけがあり、貧しさ故にむき出しになった原始的な欲望がある。虚飾に満ちた都会生活では、その記憶は光を当ててはいけない闇の記憶だ。
 出してはいけないものを無理に引きずり出されることで、闇の記憶とともに心の闇が溢れ出す。一旦溢れ出した闇はもはや止めようがない。闇を葬り去るには自分が殺されるか、または殺すしかないのだ。
 かくして登場人物たちは一本道のストーリーを進むことになる。耳障りな不協和音みたいなBGMは、闇の叫びの周波数を持っている。これによって観客は登場人物たちと同じ不快感を共有することになる。誰もが心に闇を抱えている。日常生活に紛れて向き合おうとしなかった闇を、この映画が引きずり出す。観客は否応なしに自分の闇と向き合わざるを得なくなるのだ。

 井浦新と瑛太は闇を抱えた人物を存分に演じていたが、長谷川京子は役者不足。怪物みたいな心の強さを持つ美しい女を演じることができる女優は他にいたはずだ。橋本マナミは好演。こちらは普通の主婦が普通に抱える生活の物足りなさを、普段着で演じた。裸の後ろ姿の下がり気味のお尻が、生々しい猥雑さを感じさせる。

耶馬英彦
耶馬英彦さん / 2017年12月6日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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瑛太の怪演よかった。

全体的なストーリーの流れは原作に近かったのですが、
演出と音楽は、狂気と暴力が前面に出過ぎていたような気がします。

そんな中、瑛太の怪演はすごかったです。

たすくの孤独感、いろんな事をあきらめたような虚ろな目、
ゆき兄に振り向いてほしいのに悪態をついてしまう不器用さ、
愛情に飢え愛を乞うような表情、などなど

原作を読んで想像していた、たすく像よりもさらに色濃く表現され
ていました。

まだまだ引き出し多そうな俳優さんです。

fukurou07
fukurou07さん / 2017年12月3日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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元を辿れば人もまた獣 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

大森立嗣監督最新作は、三浦しをんの同名小説の映画化。
同監督の『まほろ駅前多田便利軒』も三浦しをん原作だが、
あののんびりふんわりテイストの映画を
期待するとアワワワワ……となるので要注意。
まあネタバレ指定で書いても遅いんですけどね……。

...

いやあ、出演者みんな怖い怖い、
怖い怖い映画でしたね(淀川さん風に)。

信之の、真っ暗で無感情な瞳やシャープな風貌。
演じる井岡新の表情にはどこか鮫を思わせる所があって、
ゆらり泰然としているように見える時でも突然
歯を剥き出して猛り狂いそうな恐ろしさを感じる。
少年の頃に己の獣性に気付いてしまい、そこから
いわゆる“普通”でいることが難しくなってしまった彼。
輔との再会でじわじわ獣性が解放されていく様が怖いし、
逆に美花には情けなく翻弄されるばかりで、男ながらに憐れ。

対する瑛太は逆に完全に感情が振り切れているが、
身勝手極まりないのにどうにも憎み切れない。
誰も助けてくれず誰も構ってくれない。信之を除いては。
彼はあんな形で他者と接点を持つ術しか知らなかった
のだろうし、殺される直前に「ずっとこうして
欲しかった気がする」と微笑むシーンなど、
ああ、生まれた時から彼はこうして生きる/死ぬ道しか
用意されていなかったのかなと哀しい気持ちになった。

橋本マナミも「バラエティに出てるなんかエロい感じ
の人」くらいの印象しかなかったが(印象酷いなオイ)、
主演陣のなかでは一番“普通”の役として活きていたし、
日常から非日常へと感化されていく重要な役どころ。
あの最後の表情。夫を見据える眼差しや、
薄く開いた唇からは彼女の感情が全く読み取れず、
そこが僕は物凄く恐ろしかった。
彼女が夫を警察に突き出さなかったのは娘の為を思ってだろうか。だが彼女の眼は、まるで異質な、
見知らぬ生き物を警戒するように、突き放した眼差しで。

ただ、全ての発端である美花のキャラクター
だけ浮世離れしていて理解が難しかったかな。
人気女優になっていたという設定自体がやや
飛躍し過ぎにも思えるし、長谷川京子よりも
少女時代を演じた紅甘の方が妖艶さでも
獣性でもヤバさと説得力があった気がする。
だが全体を通して一種の狩り(遊び)として
男を弄んでいるような不気味さは感じられたし、
登場人物の中で一番早く自分の獣性に気付いていて、
自身でも制御できないほどそれに忠実だったのだと感じた。

...

狼に育てられた双子の像。
元を辿れば人もまた獣であって、
幼少の頃に獣として育ってしまった者は、恐らくは
自分の中の獣をずっと認知して生きねばならない。

「生きるために生き物を殺すんだよ。」

風船で再現された屠殺場にて、信之は幼い娘に語った。
生きることは本当は残酷で、自分が生きようと
する以上は他の何かを殺さなくてはならない
(人の場合それは生物学的な死だけに限定もされない)。
その原理は生き物として至極当たり前だが、人は普段、
その残酷さや血生臭さから目を逸らして生きている。

だが、どうしてもそれに気付かざるを得なくなる時がある。
この映画での津波や誘拐や虐待など、個人が全く
回避できる余地のない外部からもたらされる暴力
に対して基本的に人は無力で、しかもそんな暴力は、
実は一見平穏に見える日常のそこかしこに転がっている。

人は大抵、「そんな怖い事は自分の身の周りには
起こらない」と考えがちで、自分や自分の家族に
危害が及ばない限りは無関係を決め込もうとする
(虐待される幼い輔を誰も助けなかったように)。
しかしいざ自分や自分の近しい人々が暴力に晒された時、
人は世の中がそれまで考えていたような平穏な場所
ではなかったと気付き、同時に自分もその暴力に
対抗する必要があると感じるのだと思う。

...

勿論、自分の獣性の赴くまま生きるような者は、
人間社会の中で生きることなどままならない。

人が獣であることを見て見ぬふりをするより、
それを認めた上で、いざという時の警戒は怠らず
人として生きる努力をしなければいけないのだろう。
自分はありがたいことにそんな事件にも境遇にも
見舞われたことは無いけれど、この作品を観ると、
「人らしく生きるのは本来努力がいるものなのかも」
と、考えずにはいられなくなる。

いやはや負方向の意味で心に残る作品でした。
体力が十分な時に観た方が良いと思います。
難解ゆえスコアを付けるのが難しいが、
観て損ナシの3.5判定で。

<2017.11.25鑑賞>
.
.
.
.
余談1:
幼いあの娘は大丈夫なのだろうか……最後の彼女の姿は、
人としてどこかが壊れてしまったのではと心配でならない。
子役の演技、見事でした。

余談2:
タイトル『光』とはどういう意味か?
人を狂わせるほどの陽光や月光。
自然と足を赴かせてしまうもの=本能?
いや、紺色の文字で描かれていたのなら
イメージとしては月光に寄る?
輔のような狼に育てられた少年がその境遇から
抜け出す為の光=紺色のカーテンを背景にした信之?
はい、分かりませんッ! さらばッ!(逃げ)

浮遊きびなご
浮遊きびなごさん / 2017年12月3日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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瑛太が良かった

この映画は公開を知った時から是非観たいと思っていたのですが、評価レビューが低いので、「あまり期待しない」と思いつつ、映画館へ行きました。

主人公の井浦新よりも英太の役どころが面白く、はすっぱな感じが、汚いアパートとともに私的には惹かれるものがありました。

主人公と幼馴染が大人になって再会するくだりは・・普通過ぎてつまらなかったです。

映画中時々出て来る大きなサウンドは、効果音になっているのでしょうか?

(以下、ネタバレにはならないと思います)

「あんたのことを信じることが出来たら・・」というシーン、また観てみたいです。

ひで3
ひで3さん / 2017年12月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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プロの俳優が出演するど素人制作映画

映画の日鑑賞。
まずはっきりいって、駄作である。

ただそれは、作品がではなく、映画が駄作。

駄作たる要因は大きく二つ。

①絶望的にテンポが悪い。間延びしている。
→一応最後まで見たが、四時間くらい映画を見た気分であり、とにかくトロい。出演俳優陣はみなとてもうまいのだが、それを料理する制作、監督陣が絶望的に撮影センスがない。無駄なシーン、トロい回し、映画館の中には鑑賞者のイビキのほうがうるさかった。

②無駄すぎるテクノミュージック
→私はテクノミュージック自体は好きだし、よく聞くほうだが、この映画の音楽はとにかくセンスが悪く、映画になにひとつあってなくて、不快でしかない。
やりたいことはわかる。不協和音で、不気味さや島の異常さ、破綻している人間関係などを斬新に表現した気でいるのだろう、ただ実際はどうかといえばとにかく画面にあわず、不快で仕方ない。

テーマもわかるし、言いたいこともわかる。俳優陣もとてもうまい。多分違う人がとれば、本当に重厚な良い映画だっだのだと思う。

ただ、大学生が初めて映画作ってみましたレベルの極めて撮影能力がない制作陣のせいで、この映画が駄作になってしまっている。

勿体ないとしか言いようがない。本当に残念。
監督は、まず自分のやりたいことばかり考えずに、第三者、視聴者側の目を持つべきで、一般からは大幅にずれた感覚で作品を作っていることを認識すべきだろう。個性で片付くレベルのズレではない。はっきり言って、センスがダサすぎ。

ヒロシ
ヒロシさん / 2017年12月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  -
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