ネオン・デーモン(ネタバレなし)のレビュー・感想・評価

ネオン・デーモン

劇場公開日 2017年1月13日
46件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

表層だけでも面白いNWRのやりたい放題。

外見的な美しさに囚われた女性たちの悲劇、と捉えることもできるが、「人間なんて中身より見た目」という価値観に対して批判している様子もないところがこの映画の面白さであり、ニコラス・ウィンディング・レフンの特異さだろう。

エル・ファニング演じるピュアナチュラルビューティーも、エルになりたいギスギスした女たちも余計な理屈は一切考えない。美しくなり、チヤホヤされてたい。シンプルな行動原理がもはや潔く感じられ、疑義を呈するマトモな男の方がバカに見えるあべこべさも可笑しい。ベラ・ヒースコート、アビー・リー・カーショウと本来なら文句のつけようがない美女たちもレフンにによって巧みに輝きを奪われている。

映像はケレンがあり過ぎてダサく見える瞬間も少なくないが、この表層的な物語においては薄っぺらいビジュアルも必然に思えてくる。ヘンな監督が作ったヘンな映画を、存分に楽しませてもらった。

バッハ。
バッハ。さん / 2017年1月25日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  笑える 怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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残酷な美の世界、映像と音楽が融合した表現を体感すべし

ネオン管やフラッシュライトで照らし出される幻惑的な映像世界と、シンセサイザー音楽のハイセンスな融合。これはまさに体験であり、映画館で体感すべき作品だ。

作り物、まがい物の美があふれるファッションモデルの世界で、エル・ファニング扮するジェシーの天然の美しさ、本物の揺るぎない価値が他を圧倒する。人間とは不平等な存在なのだ。下着ブランドのモデルを選ぶオーディションでの、観ている側まで胃が痛くなりそうな緊張感。選ばれるジェシーと、存在しないかのように扱われる他のモデルたち。その残酷さといったら! それにしても、エル・ファニングの変身ぶりは見事だ。

倒錯趣味も多彩で、デヴィッド・リンチ作品を思わせる猟奇的な描写もあり。ニコラス・ウィンディング・レフン監督、ますますメジャーになっていくだろうが、これからも鋭く尖った映画を作り続けてほしい。

AuVis
AuVisさん / 2017年1月16日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  怖い 興奮 知的
  • 鑑賞方法:試写会
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「美を極める」の果ての果て

「美を追い求め、取り憑かれた女たちの顛末を、極限まで過剰に描いた物語」…と言っても、まさかここまで過剰だとは思うまい。
エグい耐性のない人だと、ほんとに気分悪くなって吐くかもしれないw
もうほんと、いくつかの場面では笑っちゃった。

けど、ほんとに恐ろしいしグロテスクなんだけど、多くの女性は「気持ち悪かったー」の後に「それにしてもエルファニングめっちゃ綺麗だったね!」って言っちゃうと思う。
それこそがこの映画の、そして女性の業の深さというか。

しかしこれ、エルファニングはどんな気持ちで観たんだろうなw

hhelibe
hhelibeさん / 2017年2月20日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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とにかくギラギラ

正直に言うと、??ってなるシーンはたくさんありました。
しかし、「理解するんじゃない、感じろ」と言わんばかりのギラつく映像と音楽で不思議と楽しむことが出来ました。

この監督の作品は初めてなのですが、監督の売りこそがこのギラつく映像と音楽だそうで。
他の作品も見たいと思える内容でした。

ままままっきー
ままままっきーさん / 2017年2月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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美と狂気と静寂

トップモデルを目指しロスへとやって来た田舎娘ジェシーが大都会にて女たちのドス黒い嫉妬による争いに巻き込まれる様子を描いた作品。

ギラッギラの色彩センス、静かすぎて逆に耳に響く不協和音のような劇伴、最先端過ぎるぶっ飛びファッション、そして女。
相当クセが強い笑。冒頭のシーンからぶっ飛んでた。間の使い方が長かったり謎の表現がホントに謎だったりと見ててだいぶ胃が痛くなると同時に相当クセになる笑。

これR15どころじゃない気がする。直接的な描写はないけど間接的な描写がエグすぎる。
ラスト前のシーンが映された瞬間、ほぼ満員だった映画館の観客全員がドン引きして息を飲むのを感じた気がした笑。そしてそのシーンが予想して映し出されるのを若干期待していた自分に引いた笑。
あと月灯りのルビーが映されたシーン。
絶対あの瞬間

え?うry

と思ったのは自分だけじゃないはず笑。

この胃のキリキリ感、怖いくらいの間の使い方からたぶんこの監督はキューブリック好きなんだろうなって感じた。
あとホントにエルファニングかわいい。あどけなさの中に妖艶さを混ぜた演技でだいたいの男性を犯罪の道に走らせること間違いなし。まだ10代かぁ!もう2歳くらい歳近けりゃなぁ!(?)
そしてキアヌの無駄遣いたまらん笑。

まだドライヴを見たことないが正直これ見てハードルは上がった。今作は女性ならではの表現をエグめに描いていたけどアメリカの夜のドライブというトラヴィス大先輩がご健在するテーマの中どんな狂気を描いてくれるか楽しみになった。

オレ
オレさん / 2017年2月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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私は嫌いじゃなかったです…

グロさと映像のおしゃれさが一体化して…うーん、強いていうなら「クールで大人になったきゃりーぱみゅぱみゅ」的な世界観…?いや、もっとエグいな。
女性の醜い部分がこれでもか!と出てくるので男性はキツいと言う方多いみたいですね。近くの席にいたカップルも、終演後に男性の方がマジ無理!って顔をしてました。
あと「…???」と思うシーンもわりとあります。

そして、ジジは顔のエラで見分けがつくけど、サラが素っぴんとメイク時の差がすごくてわからなかったです。なので、観ていて「誰これ」って思ったら大体サラで正解です。

ジェシーがかわいかったのと、映像がオシャレであきなかったので私は嫌いじゃありませんでした。

まりこ
まりこさん / 2017年2月5日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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だいぶ満足

何度でも観たい
美しい

芸術的で
官能的で
前衛的な映画だった

エルファニング、素晴らしい
直接的なラブシーンとかは無いのに、エロい
裸よりエロいものってあるんだなあ
今のエルファニングにしかできない、
むしろ今のエルファニングが出来る最大限が
つまった映画だった

BGMとかもスゴイんだ
エンディングとかカッコよくて半端なかった

すべてが解決したわけじゃ無いのに
むしろ全然散らばったままなのに
こんなに締まるラストにも関心

現代の映画はここまできたか、
映画を極めた末がこれだ
と思った

JYARI
JYARIさん / 2017年2月5日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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理解しがたいものがあるけれど

色彩豊かでこの監督がいかにも描きだそうとしてる色合いを見せる場面が多かった。美術に関してはとても魅力的だった。
内容に関しては無駄な場面(シーンや時間)が多いように思った。また、無駄な場面が多いことから、この映画が何を伝えたいかわからない部分がありながら見終えてしまった。
グロテスクなシーンや官能的なシーンがあり、見るに堪えられないし、理解しがたいと思う人も出てきて当然だろう。見る前は目を背けてしまうかなと思ったが、個人的には意外と耐えられた。

massan
massanさん / 2017年2月2日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い 難しい
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『ドライヴ』を超える衝撃…はないw

レフン君の映画の特徴は、映像と音楽がイカしてるところとセリフが少なめなところ。ていうのはみんな知ってると思うけど、『ドライヴ』が良かったのは、車という題材のおかげで疾走感がハンパなかったから。そのスピード感と先の特徴が完璧に化学反応を起こして伝説ができたわけだけども…

今回のはねぇ…スピード感あんまなくて長く感じた。『沈黙 サイレンス』の方がまだ短く感じる。

ゴア描写もあまりないし、そこまでグロくないし、例のエレベーターのシーンみたいな突然の衝撃もない…

まあ良かったところもある。これから見る人は「月」に注目するといいと思う。「月」が主人公にとってどういう存在で、最後はどうなるかとか。

個人的に、映画とは、ストーリーあってこその演出だと思っている。ストーリーが骨で他が肉みたいな。今回は色彩豊かな映像と音楽が先行してしまっていた。せっかく主人公と同じようなスタイリッシュな体型の映画だったのに、骨格がなかったように思う。

レフン君は『ドライヴ』の時のように、原作がある作品を撮るのが成功に繋がるんではないか。

おっくん@今年は劇場で50本目指す
おっくん@今年は劇場で50本目指すさん / 2017年2月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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理解不能

サッパリ共感どころ無し。
気持ち悪いのとトラウマ的映像や音声で、二度と見たくない映画です。
女性にとってはキツイ。
全くもって良さがわからず、不快なシーンばかりでした。
フラッシュ多すぎでバベルやポケモン現象を思い出し、何度か目を閉じて光を避けました(笑)

家電好きな女
家電好きな女さん / 2017年1月29日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  悲しい 怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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惜しい

個人の内面などほったらかしに、ただただ外見の美しさを求める女たちの争い。

圧倒的な天然の美しさを持つ主人公と、それに惹かれる男たち、妬む女たち。
ストーリーとしては面白いはずなのに、どこかPVを見ているような印象を抱いてしまうのがなんとも残念な映画だった。

この素材、ストーリーならばもっとハラハラするような映画であってもおかしくはないように思うのに……どういうわけか全体的に平坦。
あとに残るものがほとんどない。
演出?が私には合わなかったのかな?と思う。
妙にキメキメ抽象的なPV的演出を減らし、もっとサスペンス寄りに仕上げてくれたら、多分すごく好きになれた映画だったと思う。
思うからこそ、非常に残念。

なまこ
なまこさん / 2017年1月28日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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極彩色の悪夢にようこそ。

ドライヴ、オンリーゴッドでお馴染み
ニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作。
スタイリッシュな映像美は相変わらず。
静かに蔓延る狂気に、飲み込まれそうになります。

お話は意外とシンプル。
田舎町の何も知らない女の子が
一流モデルを夢見て都会へ出て来て
そこから一気にスターダムを駆け上がって行くが…
みたいな感じ。
モデル=女の世界。
そんな簡単に、周囲のモデル達は
彼女を受け入れるわけもなく
憎しみ、嫉妬に駆られていきます。

怖い!とにかく女の世界…
いや、もう女の子自体が怖いです。
レフン監督の映像美だからこそ
怖さがより助長されてる気がします。
え、そんなオチなんですか?まじっすか?と
ある種の衝撃はありました。
作中、登場人物が鏡越しに会話をしたり
とにかく鏡の前にいる事が多かったのは
登場人物の二面性を表してるのかなと思います。
これは僕の憶測ですが、そう考えると
オチがそうなるのも、なんだかわかるなぁと。

ただ、観る人をちょっと選ぶかもしれません。
レフン監督の作品は初期の北野武監督作品のような
静寂の中に、突然バイオレンス描写を挟んだりするので
この映画も例に漏れてはいません。
まあドライヴのエレベーターの乱闘に比べれば
全然ましな方かなと思いますが。

僕自身は監督のファンなので面白かったけど
映画祭なんかで賛否両論あるのはなんとなくわかりますね。笑
でも、誰もが素晴らしいというものより
賛も否もある作品の方が
綺麗な花に美しい棘があるようで、魅力的に思います。
気になる方はぜひ。

ふーみん
ふーみんさん / 2017年1月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  怖い
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駄目な人には駄目でした

私は駄目な人でした。
芸術系サッパリな人には向かない作品なのでしょう。
予告には惹かれてたが、終始???状態だった。

エル・ファニングの笑顔は可愛いが、
モデルさんとなるとちょっと違う気がしないでもない。

toosumi
toosumiさん / 2017年1月25日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  難しい
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レフン監督らしい残酷な話

最初にレフン監督の新作はモデル業界の話だと知った時は「何故!?」と思ったのですが、映画を観てレフン監督が撮ったことが納得できました。
この監督は常に残酷な世界に生きる人々の映画を撮っており、これまでの映画は主人公が男性で、残酷な世界の価値基準は権力や金、肉体的な強さであったのに対し、今回は「美」という女性にとって最も残酷な価値基準における話であり、なるほどレフン監督と相性の良い題材なのだなと思いました。

映画の冒頭の首から血を流すエル・ファニング演じるジェシーは、「自然の美」とは生まれつき備わっているものでそれ以上でもそれ以下でもない、という身もふたもない残酷さ、を象徴している様に思える。
「自然な美」の象徴であるジェシーに対して、ジェナ・マローン演じるルビーはメイク係であり、そのままでは美しくはない「人工的な美」の象徴である。
「美」が絶対的な価値基準であるモデル業界における強者であるジェシーの前に多くの女性が敗北していく。
重要なのは主人公が内面を見せる瞬間はラストのプールのシーンのみで、それまでは主人公の持っている「外見上の美」のみがストーリーを進めているということ。そしてそのストーリーに説得力を持たせる映像の美しさも見事でした。
これまでのレフン作品とはまた一味違った残酷な世界をビジュアル的に見せてくれてると思います。
音楽も最高で鑑賞後、サントラをヘビロテで聴いてます笑

残念だったのは、ジェシーがモデルとしてのし上がっていくところと、ラストの残酷描写をもっと見たかったですね。
ラストの吐き出された目玉を見ているアビー・リーの唖然とした表情は最高に爆笑できました笑
あとキアヌ・リーブスはどのシーンも笑えました笑

pippo9
pippo9さん / 2017年1月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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NWRを見る

大好きです。ニコラス・ウィンディング・レフン。今回も裏切りません。主役が女で大丈夫かと思いましたが、彼にとってはそんなもの簡単に凌駕します。と言うか何をもってしてもいつものレフン節です。完全に良い意味で。

メイクしたエルファニングがぼってりしてて、逸材感が薄かったせいで、マイナス0.5。素顔のときは原石風で良かったんですが。

あとキアヌが最高。

三毛猫泣太郎
三毛猫泣太郎さん / 2017年1月25日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
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。。。理解ができなかった。

綺麗な映像である点は見応えがあるが、最初から最後まで、??????????ってなった。

謎。

YSKJ
YSKJさん / 2017年1月22日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  怖い 難しい
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凄まじい緊張感を堪能す。

美への欲求、渇望、憧憬。
そのどれもが凄まじい緊張感と共に描かれる。

そして、所詮人間など美しさを支配出来ぬ。魂を捧げても尚。

久々にレフン監督の凶暴な美を拝見致しました。

フルヤ
フルヤさん / 2017年1月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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美を追ってこそオンナ、悪魔であってこそオンナ

年を取れば衰える。おなかは出る。目は細くなる。肌は艶を失う。

だがこんなおっさんも、若いころは美に執着する。

それでいいじゃないか。外見を磨くことで、中身が磨かれることもある。美を追い求めることで、チャンスを得ることも多分にある。

もちろん、それぞれ価値観はあるが、それぞれの価値観において、「美」に執着しない女に魅力は感じないし、「美」を求めない男には関わりたくない。




「ネオン・デーモン」

ニコラス・ウィンディング・レフン。

「ドライヴ」で注目された彼だが、個人的には「ブロンソン」や「オンリー・ゴッド」に俄然肩入れする監督で、現在、監督で映画を観るなら、という視点では名前が挙がる。(ほかはビルヌーブ、シアンフランスといったところか)

レフンの映画は主人公にそれぞれ「美学」がある。

主人公には圧倒的な魅力があり、むしろレフンの作品は音楽や映像ではなく、登場人物の力に依存する。

本作の主人公、エル・ファニングは確かに美しい。だが最初のシーン以降、はっとするような映像はないし、会話のシーンになると、退屈なストーリーが露わになる。

確かに、映像、音楽ともに映画館で「体験」すべきものだが、それ以外のものは、はっきり言って演出力に問題がある。登場人物の配置もキャラ付けも定番すぎ。

やっていることも、日本のチープな、そうだな、園子温のようなもので、タイトルの「NMR」も園子温的なナルシシズムを感じる。

チープで、ナルシシズムたっぷり、という点では「ネオン・デーモン」というタイトルは確かにピッタリではある。だが、70年代、「ネオン」、「デーモン」、「サイケ」、「シンセ」はもろイタリアン・ホラーのテイストで、当時のプログレではさんざん扱われたものだ。

ラストの荒廃した風景に一人の女。

軽薄な美への追及を、否定する物ではなく、むしろ、それに果敢に立ち向かう、刹那な生き方をする女性の描き方に、ナルシシズムを感じるとともに、賛同したくなる気持ちは個人的に大いにある。

だが、あまりにも面白くない。

追記

最近の映画音楽で出ずっぱりなSIA。食傷気味ではあるが、そんな「女の闘い」にはやはり、SIAはよく似合う。

追記2

「ダーク・プレイス」でドッキドキだったクリスティーナ・ヘンドリックスの名前があって喜んだが、チョイ役。。。

しんざん
しんざんさん / 2017年1月22日 / PCから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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映画というよりアート作品??

スプラッター系ホラーなのにお洒落で美しい。
映画館で観た方が良いと思いました。
光と色彩と音で魅せる映画なので、明るい部屋の小さいテレビで観ても楽しめないと思います。
ストーリーは二の次(あえてそう作られてると私は思う)なのでホラー映画が好きな人にはつまらないかも。
ファッションやアートが好きな人には存分に楽しめる映画です。

アニー
アニーさん / 2017年1月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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エルファニング目当て

映画は、ファッション会とアーティストのわかりにくさが、かえって良かったのかも。エルちゃんもお姉さんの束縛から逃れていけばいいんだが。

大阪ぶたまん
大阪ぶたまんさん / 2017年1月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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