ウィッチのレビュー・感想・評価

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ウィッチ

劇場公開日 2017年7月22日
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潔癖主義と抑圧が生み出す“悪魔”

開拓民の村を離れ、人里離れた荒れ地で暮らす一家が、信仰にすがりつくあまり狂気に陥っていく。いろんな解釈ができるだろうが、自分にはそう受け取れた。

とにかく閉塞感漂う映像の寒々しさが凄まじく、ついアニャ・テイラー・ジョイの美貌をよりどころにしたくなるが、そんな生易しい気持ちはいともたやすく吹き飛ばされる。ほんの少しの猜疑心や悪意が、らせん状に増幅していく様が戦慄を生み、ホラーとサイコスリラーのすき間を縫うように這いまわる。

主人公家族それぞれの主観が入り乱れる作品だが、17世紀当時の裁判記録などをもとに生み出された脚本だという。裏話として監督は幻覚作用のある食物の影響を示唆しており、そんなの映画観てても気づかないよ!と思いつつ、謎解きに挑戦してみたくもなる。

また、生真面目を旨とする人が荒れ地になんか行っちゃいかんよという、いろんな局面に応用できる普遍的な教条話でもある。つくづくストイックはほどほどにした方がいい。

バッハ。
バッハ。さん / 2017年9月30日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 知的
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かつて明確に語られることが少なかった"魔女の作られ方"

16世紀のアメリカ東海岸に入植した敬虔なキリスト教信者一家の自給自足生活を活写するために、色彩を落とし、縦横が近い独特のアスペクト比を用いたビジュアルが、まず、強烈。視覚ばかりではない。子供の失踪によって一家の信仰と信頼が脆くも崩れ去っていくプロセスは、特に、長女に魔女の気配を感じ取って以降、誰も静止できないカオスとなって観客をも巻き込んでいく。宗教、歴史、ミステリー、オカルト、スプラッタ等々、あらゆる要素を孕みつつこの映画が行き着く先は、かつて明確に語られることが少なかった"魔女の作られ方"。猜疑心が家族を内側から滅ぼしていく様子は、さらに傷ましい後味を残すのだが。

MP
MPさん / 2017年7月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い
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キリスト教徒ではないのでピンとこない ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ホラー映画は苦手だが、予告が面白そうだったのと魔女ものという題材にも興味があったので観ることにした。
主演の長女トマシンを演じたアニヤ・テイラー=ジョイはアルゼンチン育ちで母語は本来スペイン語らしい。
今年は彼女の出演作品である『スプリット』を先に観ているが、元々は『ウィッチ』が公開されて監督のナイト・シャマランが彼女を気に入って同作に起用したようなので、日本での公開は順番が逆である。
確かに『スプリット』の時よりも本作の方が幼い顔をしている。
(『スプリット』の展開は正直読めた。またブルース・ウィリスが登場した時点で次作で『アンブレイカブル』とコラボすることは容易に察しがついたが、ついにシャマランも自作のユニバース化をし始めたのかといささかうんざりしている。ハリウッドはなんでもかんでもユニバース化するつもりなのか?)

さて本作だが、登場人物が1家族だけで森の中という限られた空間の中で展開されるので、少人数の密室劇に近い印象を受けた。
また筆者がキリスト教徒ではないからなのか、魔女の恐ろしさにもピンと来なければ、森に神聖さは感じこそすれ極度の恐れは感じないのでやはりこちらにも思い至るものがない。
そのため何か起きると自然と犯人探しをしてしまう。前提はホラー映画なのだが、まるでオチのないミステリーを観ているようであった。
見方によっては虐げられたトマシンの心が一連の事件を起こしたと見ることもできるので、犯人はトマシンと言えるかもしれない。
弟のケイレブが何か叫んで死んだシーンでは、そんな急に叫ばれて死なれても…と思ってしまったし、父ちゃんが黒山羊に殺されるシーンでも、唐突に殺された間抜けな親父にしか見えなかったので、怖いというより若干おかしかった。
そもそも黒山羊を恐いと思わないので、山羊がしゃべるシーンも日本で相当売れたと思われる馬の頭の被り物を着けた人間が何か言っているのと同じように見えてしまって、怯えるトマシンにむしろ違和感を感じてしまった。
愛犬が腹を割かれて死んでいるシーンなどもあったが、全体的に視覚に頼り過ぎていて怖さよりも気持ち悪さをより強く感じてしまう。

本作でも描かれているようにキリスト教では女性を明らかに差別していたので、薬草に詳しいなどの自然科学の知識が豊富だったり、科学的知識があったり、そういった女性を醜い男の嫉妬から「魔女」に仕立て上げて処刑していたふしがある。
また密告が奨励されていたので、気に入らない女性も「魔女」の濡れ衣を被せて処刑したようである。
しかも火あぶりの刑は残酷だったらしく、本来は火を焚くと磔にされた人間は上がってくる煙で一酸化炭素中毒を起こして気を失いやがて死ぬところを、生きながら火に焼かれる光景を楽しむためにわざと気を失わないように工夫までするほどだった。
また「魔女」と白状させる拷問も過酷であった。
両の親指を万力で締め上げるのが第一段階、親指の骨が砕けてもみな我慢するらしいが、第二段階は水責めになる。
9リットルもの水を無理矢理飲ませて白状しなければさらに9リットル、それでも白状しなければ全てを吐き出させて同じことを繰り返す。
この拷問方法はその後、欧米各国で活用され、フランスでは1954年から1962年まで続いたアルジェリア独立戦争で、独立を叫ぶアルジェリア人に使用され、最後はギロチンで首を刎ねている。
アメリカはフィリピンの独立派に対して使用した。まず18リットルの水を飲ませて、白状しなければ尋問官が膨れた腹に飛び降りる。また時には海水も使ったため死亡率が高く、公聴会に160人中134人が死亡したという記録まで出されている。
ここまで残酷ではないが最近も水責めはまだ活かされていてグアンタンモ基地でアルカイダを尋問する際に使用されている。
顔にタオルをおいて水をかけて息をできにくくする拷問だが、『ゼロ・ダーク・サーティ』だっただろうか?筆者が観た映画の中にもそのシーンがあったはずである。

また北米大陸に入植した白人はインディアンを殺しまくっているので、そりゃあ森の神様も魔女に姿を変えて復讐するでしょ!自業自得!とも思ってしまう。
すっかり最近では欧米のマスコミの刷り込みのせいで、イスラム教徒というと野蛮で残虐というイメージになってしまったが、歴史的に見れば一番異教徒を殺しているのはキリスト教徒である。
しかも圧倒的で他の追随を許さない。
南北米大陸、オーストラリア、アジアの原住民をどれだけ殺したことか!
十字軍遠征の際もキリスト教徒はイスラム教徒の町に攻め込んで女子供を含めた全住民を殺すなどざらである。しかも殺し方も残虐だったりする。
十字軍は第1回でイスラム教徒の捕虜を全員処刑しているし、第3回でも身代金の不払いを理由にやはり捕虜全員を処刑している。
一方、対するイスラム教徒は名君サラーフ・アッデイーン(サラディン)の時代だったこともあって身代金不払いの捕虜まで全員解放している。
ただこの寛大さを悪用するルノー・ド・シャティヨンというフランス人もいて、解放されてはイスラム隊商を襲うことを繰り返していたので、さすがに怒ったサラディンに手ずから首を刎ねられている。
そして実は現在も冷静に事実に目を向ければ911テロの報復としてイラク・アフガンでどれだけ人を殺したことか、兵器が近代化されているから実感が湧かないだけで数だけ見ればどちらが残虐かは明らかである。
右の頬を叩かれたら左の頬を差し出すどころか、左右の両頬を叩き返した上に両手両足の骨を折るぐらいまでしているように見える。

全編を通してほぼ暗い色調の映像が占めているので、この一家の直面する生活の厳しさはうまく描写されていたが、時折登場する魔女も含めて恐ろしさは全く伝わって来なかった。
またキリスト教徒の偏狭さをデフォルメ化することには成功していたと思う。

今夏はアメリカで山火事が大規模化、長期化する事例が多く発生したが、インディアンは自然に対する知恵があったので、わざと小規模に火事を起こして大規模な山火事を防いでいたようである。
本作のように森を恐れているようでは自然との共存は難しいだろう。
そのように考えれば、本作の最後でトマシンが森の中に入って真の魔女になるのは自然と一体化したとも見えなくもないから不思議だ。
アメリカ人がこれからもアメリカ大陸で生きる以上、いい加減インディアンの知恵に耳を傾けることに気付くべきではないだろうか。

そらみつ
そらみつさん / 2017年11月14日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
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とても良い映画

背景になっている宗教的なお話などが分かればもっと面白いんでしょうね。しかし、作品全体を覆う不穏な空気感や不安感を煽る音楽など、普通に怖い映画でした。

stoneage
stoneageさん / 2017年11月5日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
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年間ベスト3に入る映画

何故この映画がメジャー系の映画館で上映されなかったのが不思議でならない。

ミニシアターで限られた人だけが鑑賞できた?のは、残念でならないという気持ちと鑑賞できた幸運に感謝。

この映画の世界観にどっぷり浸かって、また楽しみたい、二度目の鑑賞をすることに決めました。

今年見た映画の中でベスト3に確実に入る映画でした。

みゃん
みゃんさん / 2017年9月18日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
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これはすごい・・

見て驚いた。だってこれ、5年とかに一本レベルの傑作じゃね?少なくとも年間ベストに入っても全くおかしくない出来。これが長編デビューとは思えない監督の力量に驚く。ほとんど家と森という空間しか使っていないにもかかわらず、緊張感は全く最後まで途切れない。ろうそくの火を使った照明は絵画的でどの画面を切り取っても象徴的な美しい絵になっている。音楽にしろ、呪術的なコーラスと音響の組み合わせで非常に凝ったものだった。

編集も本当に見事。例えば、親父がインディアンと母親の大事な銀のコップを勝手に交換してしまったという話の直後、娘が鶏が産んだばかりの卵を取っているシーンが次に来ることで「盗みの罪」が強調される。。このようによく見ると様々なシーンの切り替わりで、前のシーンとの繋がりがほのめかされるような編集を意図的にしている。

そしてキャスティングも完璧。主役の女の子の存在感はもちろん、神経質で醜い母親が美貌を持つ娘に対する偏見や、双子兄弟の金切り声から感じられる何か普通じゃなさ。。父親の威厳ある風貌と声があるからこそ、彼が狼狽する時に事の異常さがより引き立つ。

キューブリックのシャイニング同様、超自然現象が起こるのはごく一部のシーンだけで、実は恐怖で心理的に病んだ人たちが生み出している幻覚という解釈で見れなくもない。つまり、自然や病気が人間の手に負えない時代だったからこそ、その恐怖に対する想像力が魔女や悪魔といった形となったとも解釈できる(途中までは・・。)そのバランスが物語が絵空事になりすぎないシリアスな空気を作り出していると思う。(ちなみにこの映画実はシャイニングとの共通点が色々あるように思う。先程述べた、双子、隔離された場所にいる家族、魔女の誘惑、インディアンの呪い等々。。)

ホラー映画というジャンルを普段頻繁に見るわけではないけど、これは明らかにレベルが違う。陳腐なシーンが全くない。エクソシストやシャイニングと比較しても勝るとも劣らない高級感。この監督が次に何を撮るのか、非常に気になる。

moviebuff
moviebuffさん / 2017年9月2日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
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血生臭くてセクシャルなホラー ネタバレ

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同じニューイングランドの魔女裁判を描いた映画に『クルーシブル』があるけど、この映画は『クルーシブル』のように人の疑心暗鬼だけで事件が起きるわけではなく、実際に魔女の存在を描き村から孤立した家族を襲っているホラー映画だった。
悪魔の呪い系のホラーは、悪魔のバックグラウンドが全く見えなくて、下手すると陳腐なホラーに見えてくるからそんなに食い入ることはなかったけど、この映画は魔女の存在も描きつつ家族の対立も描いていたりするので、どことなく食い入ってしまったけど、とにかく気持ちが悪い。
やたらと血生臭かったり、魔女が妖艶に長男を誘惑して生気吸い始めたら急にしわくちゃになったりとか、演出が気持ち悪い。
悪すぎて、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』よりも不気味だった。
他の方もレビューで触れていたけど、原題が『VVITCH』で、冒頭にタイトルが出てきたときはビッチ?と間違えて読んでしまった。(あのビッチはbitchだけど…)
結局悪魔と契約した長女が最後、裸で踊って魔女の一員になってしまうことにかけていたりするのかな?とか色々考えてしまいました( ̄▽ ̄;)
アスペクト比が4:3のスタンダードサイズだったけど、変に画面の狭さを感じさせないで自然を不気味に撮ったやり方は圧巻だった。
なぜテレビでもビスタになっていっているこのご時世でスタンダードで撮ったのか、その理由も気になる。

由良
由良さん / 2017年9月2日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 悲しい
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魔女になる ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

魔女は何かのメタファーなのかと思っていたが、ほんとに魔女になってしまった。あの時代に女性が自由に生きていくには魔女になるしかなかったのかもしれない。サバトも楽しそうだったし。
少なくともあの家族は辛い。双子がうるさくてさっさと魔女に食べられればいいのにとイライラした。結局どこいったのかな。
真実を突きつける女、性的魅力のある女は魔女なのだろう。
古い英語で話しているようで、英語がわかればまた雰囲気も違いそう。

yukikotto
yukikottoさん / 2017年9月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
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淡々と怖い

始まって早々にハッピーエンドを微塵も感じさせない雰囲気がすごい。
宗教観の違いから共感しづらいところもありましたが、彼らの中で信仰は生活の一部になっているのだなと思うと納得するところも多々ありました。
アニヤ・テイラーが気になって見た映画でしたが、この夏の〆に不気味な余韻を残してくれてよかったです。

Miomie
Miomieさん / 2017年8月27日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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暗い雰囲気が期待をあおります

魔女、どんな魔女か?と期待を込めて・・・・
信仰が厚すぎると悪魔を呼び寄せるのか?
信仰に違いがあっても良いのでは?
勿論、信仰が無くても良い。
そんな世界にはならないな・・・・
結局魔女は居るのですな。

シネパラ
シネパラさん / 2017年8月26日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
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ホラー+宗教=社会派!の秀作。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

『ザ・ウィッチ(2015)』
原題  The VVitch: A New-England Folktale
※公開前にアップしようと思ってたのに遅くなってしまいました。
※後半ネタバレあります。
※長文です(笑)

(あらすじ)
1960年、ニューイングランド。宗教上のちょっとした意見の違いから、村を追放された敬虔なクリスチャン一家。その長女トマシン(アニャ・テイラー=ジョイ)は、子守の最中に末っ子の赤ちゃんを誘拐されてしまう。そこから一家は恐怖に支配され、トマシンを魔女だと思い込むようになる。

魔女裁判:セイラム事件で有名なニューイングランドには、多くの魔女伝説が残っています。
本作のサブタイトルにもある ”A New-England Folktale(ニューイングランドの民話)” を読んでみると、魔女が生まれた過程が詳しく書いてありました。
ニューイングランドは「巡礼者の始祖」ピルグリム・ファーザーズを乗せた、”メイフラワー号”が辿り着いた場所です。
つまり信仰の自由を求めた清教徒達が、辿り着いて住み着いた場所なのです。

しかし自由を求めた代償は大きく、彼らは長く厳しい冬と、原住民との戦いに明け暮れるこことなります。
厳しい最初の冬は、彼らの半数を死に追いやったようです。
そんな厳しい生活の中で、彼らは支え合って励まし合って生活したか?
答えはNOです。
本作にも出てくるように、宗教上の意見の違いで追放し、ちょっとでも変わった容姿や、言動をすると、それだけで迫害されました。
他人と違っていることは、この時代は悪だったようです。

彼らは古くからの迷信や前兆、予兆、に"絶対的な”信仰を持っていたので、空を読んだり、見慣れない現象で未来を決めつけました。
でも、その予想があたらず、不運に見舞われた時には、それは誰か……、つまり”魔女”のせいにしました。
魔女は、隣の気に入らないおばさんだったり、近所の綺麗なお姉さんだったり。告発する人の気分次第です。
厳しい生活の中で、いつ不幸に見舞われるか分からない恐怖、不安が、互いに告発しあう閉鎖的な村社会の中で、大きく膨らむ。
多くの魔女裁判は、このような鬱積した生活環境から生まれました。

本作ではこのようなお話が、まるでゴヤの黒い絵のように、禍々しく、美しく、描かれていました。
(以下ネタバレ)












トマシンは魔女と疑われ、結果的に家族を失い、森へ向かいます。そこしか行き場がないように。そこには、血まみれで狂ったように踊る全裸の女性達がいます。
トマシン。英語表記はThomasinです。
キリスト12使徒の一人、トーマスと、sin(宗教的な意味での罪・原罪)が合わさっています。
このトーマスさん、調べてみると面白いですよ。

「なぜ疑うのか」
映画『哭声/コクソン』でも、ラストでそんな台詞がありましたね。
あ、次は『哭声/コクソン(2016)』の感想書きます!
そして考えるのです。

9.11以降、なぜテロは増え続けるのか。
魔女はきっと、作られるのです。

さとちゃ
さとちゃさん / 2017年8月26日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
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悲惨

神に必死に祈るが助けが全く受けられなく、むしろその希望を逆なでするように恐ろしい出来事が起きる。
魔女や魔術が現実に存在するのだとすると、すがる先は神や天使しかないのであり、助けがない以上孤立してひたすら恐怖におののき続けるしかない。
神は何故助けてくれないのか?祈り方が間違っているのか?今までの行いが悪かったのか?必死に自己を見直しひれ伏しても応えにたどり着かない。

neko4253801
neko4253801さん / 2017年8月18日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 5.0
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超一流

派手さは無いがホラーとしては、エクソシスト以来の映画として超一流の映画ですな。

KAWASHIMA NOBUHUDE
KAWASHIMA NOBUHUDEさん / 2017年8月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
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魔女?

結局よくわからない感じ。疑心暗鬼からの幻想を魔女と表現かな。

ともや
ともやさん / 2017年8月17日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
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見せ方はうまい ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

恐怖映画はやっぱりはっきり見せないのが視覚的にいいね。不気味さが伝わってきた。魔女の存在を明確にするかどうかは難しいね。夢か現実かという展開が緊張感や恐怖を生むから、ラストのオチは微妙。

ドラゴンミズホ
ドラゴンミズホさん / 2017年8月14日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
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トマシンをひたすら応援

アメリカ開拓時代、入植者の森への恐怖はやはり相当なものだったろう。暗くてどこまでどこまでも広がっていて何が出てくるかわからない。その恐怖に加えて、成長して別のなにかに変わっていく少女への恐怖、少女自身のとまどいなどをこれほどなく表現しきっている。そのふたつの恐怖が魔女というテーマに集約されて、うまーく観客を恐怖に突き落とす。それにしても、もと少女としては早く家族がばらばらになってしまえと思ってしまう。はやく主人公トマシンを自由に!と物語上逆なことを望んでしまう。そんな不思議な映画。

しんば
しんばさん / 2017年8月13日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
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音響と画面が、暗い

スプリットのアニャティラージョイが、美しいね。
ニューイングランドの魔女伝説の民謡やお話からヒントを得た作品。田舎でいろんな不幸があると、疑心暗鬼で他人のせいにしたくなるんやな。魔女やってするんやろな。お父さん頼りないし、オカンは、じゃかあしい。

大阪ぶたまん
大阪ぶたまんさん / 2017年8月11日 / iPhoneアプリから投稿
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魔女映画

期待しすぎてあんまり?的な
魔女?的な所があったのか?
よくわからなかった
結局、誰が魔女?魔女の存在がちらほら的だけど
謎のまま。

て言うか隣に座ってる人が怪しすぎて
集中できんかったしキモかった。!

rose☆skull
rose☆skullさん / 2017年8月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
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「ウィッチ」の沼に否応無しにハマっていく

まず1番に印象的かつこの映画の特筆すべき点であるのが音響効果。主に劇伴と環境音による映画の雰囲気、世界観作りにとても効果的に貢献してるなと思った。流すタイミングも含めてとても演出によって曖昧でありながらメリハリのある感じに計算されているなと。

物語は村離れの森の近くで自炊生活を始めた家族が宗教への信仰心と、それとは別の家族自身に対する感情の両立に苦しめられていく様がこっちから見ていてと見苦しい程丁寧に描かれていた。
主軸である長女役の女優の存在感は凄いが、もう1人、威厳があるのは声だけで、自らの宗教観と家族の生活に上手く折り合いを付けれず、有事の対応に後手になり最悪の結果を引き起こす(ある意味ではコイツが悪魔の化身だと個人的に思っている)父親を演じきった俳優さんも素晴らしいと思った。

観る前にいくつか聞いた前評判の中でキューブリックの「シャイニング」に近しい部分があるという論評があったが、なる程、隔離された環境、登場人物たちの内面に惨たらしく入り込む恐怖演出、突如挿入される脅かし音など共通またはそれを彷彿とさせる所はあると思った。
間違いなく上質かつ心を抉るホラー映画である事は間違いないので今夏に1回は魔女の虜になってみるのもいいかもしれない。

Il
Ilさん / 2017年8月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
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見ている映像は正しいのか、そうで無いのか、あやふやになっていく ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

面白かったです。
中心の登場人物である一つの家族は、皆がお互いを愛して、敬虔で、思いやりがあるのに、末っ子が行方不明になってから、ボタンを掛け違えてしまった様にどんどんすれ違い疑い合い、最後の悲惨な結末まで転げ落ちて行くのが見事でした。終盤の、何が本当で何が嘘か、見ている映像は本当に起こったことなのか分からなくなっていくのが、コクソンみたいだと思いました。
悲惨な状況に追い込まれて行くのに、悲壮な雰囲気もスリラーな空気も無いので、映画としてはとても見易いです。
魔女の疑いをかけられた長女が、最後は安住の地を求めて本当に魔女になってしまうのが悲しいけれど状況を考えたら納得。中世ではこんな人もいたのでしょうね。

あんこ
あんこさん / 2017年8月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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