劇場公開日 2017年9月9日

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「大迫力?」ダンケルク ミハエルさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0大迫力?

2017年11月3日
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どっかの誰かが書いてたけど、IMAXの70mmで観ること前提の映画(私は普通の35mm上映館で観賞)
陸戦も空戦も魚雷による海戦も迫力不足。
家のテレビで観た「プライベートライアン」のノルマンディ上陸シーンの方が迫力があった。
これも偏に血の一滴も流れない演出だからだろう。
爆弾が人の上に着弾しても、その存在がこの世から消えて無くなる(文字通り霧散)だけで、人が死んだ痕跡が残らない。
当然、迫力も恐怖も感じない。
従って登場人物に感情移入も出来ない。
生き残る為に右往左往する人々を淡々と見せられるだけ。
ノーラン監督の
ダークナイト等の渇いた暴力演出は大好きだけど、人の生死が演出の重要な要素になる戦争映画はもう撮らない方が良いのでは?とさえ思えてしまう作品だった。

ミハエル