劇場公開日 2016年11月5日

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「心に焼き付く映画、そして大友よ!」溺れるナイフ まつこさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0心に焼き付く映画、そして大友よ!

2016年11月5日
iPhoneアプリから投稿

「溺れるナイフ」
原作ファンの人たちのつっこみたい気持ちも、映画ファンの人たちのつっこみたい気持ちも、両方分かります、分かるんですけど…けど!!観終わった後、どうしても心に焼き付いて離れない作品です。
コウちゃんは、菅田将暉だから成立したなって思う人も多いと思う。小松菜奈ちゃんは「黒崎くん〜」に出てた時も思ったけど、あのあまり上手くない走り方がくそ可愛い。上白石萌音ちゃんはまぁ普通に合ってる。
そして、まさかの大友…どハマり具合よorz
重岡くん本当凄い。神!この存在に本当助けられた部分多いのではと思う…。大友との恋ももっと時間かけて観たかったくらい。重岡くんの大友が素晴らし過ぎた。1日の9割菅田将暉のこと考えてる私が、頭が大友でいっぱいになった!今年1番のどきどき過ぎて大スクリーンで観るには刺激が強い…笑。(・・;)館内のお客さんがシーンとし過ぎてて私は声を押し殺して観てた。

また、夏芽が一生懸命コウちゃんを追いかけてくシーン、大友が夏芽のお見舞いに来たシーン、大友のカラオケ熱唱シーンなど、長回しのシーンが魅力的だった。音楽も可愛い。

あと思ったのは、今回みたいに、少女漫画原作の実写は女性監督が撮るべき笑。三木孝浩/新城毅彦/廣木隆一だけにしか少女漫画原作映画って撮っちゃいけないのかい…とよくウンザリする。女の子がいいなと思う話を女の漫画家が描いて女性監督が実写化→この流れが定着すればいいのに。

完璧な作品とは言えないと思うけど、何度も観たい作品ではあります。

まつこ