溺れるナイフのレビュー・感想・評価
全298件中、1~20件目を表示
出演陣は悪くないのだが……
小松菜奈、菅田将暉はどちらも好きな俳優。重岡大毅の演技は今回初めて見たが、良い意味でジャニーズらしくないルックや佇まいが好ましいと思った。
でも、これはこの作品に限った問題ではないけど、もう二十代半ばにもなろうかという菅田君が冒頭で中三を演じる時点で、「ああ……(嘆息)」となってしまった。せめてハイティーンの俳優を使うとか、十代の頃と大人になってからを別の俳優にするとか、ほかに選択肢はなかったのか。
映像的にも、いくつか印象的なショットもあるのに、編集のリズムが良くない。音楽も、統一感のない選曲で、四六時中鳴っている感じがしたし、PVみたいな演出のシークエンスも個人的には響かなかった。
全体的に、個々の豊かな資質や価値のあるリソースがうまく連動せず、ちぐはぐなままで、もったいない。山戸結希監督のオリジナル脚本で次回作を観たい。
運命の人とこの人とならきっと幸せになれるだろうなぁと思う人 どちら...
運命の人とこの人とならきっと幸せになれるだろうなぁと思う人
どちらを選択するか、すごい運命の分かれ道
自分の人生に責任を持って生きていかなくちゃなぁと思う
人生は選択の繰り返しだから
最後にあぁこれでよかったと思えるように後悔なく生きよう
何より惹かれ合う過程の描き方が雑
絶対に中学生には見えない主人公の二人
途中から高校生にはなるが、その違和感が最後まで消えなかった。
主人公だけではない。
周りの同年代の少女の荒み方も年相応でないように思える。
同種の犯行への嫌悪感が一番強い時期のはずなのに、面白がっている。
大人っぽく見えるがまだ幼い少女と、尖った言動ばかりの危うい少年。
その組み合わせでないとこの物語は成り立たない。
・途中に出てくる写真家も 付け焼刃的な雑な作りで胡散臭すぎて少し引く。
プロらしくないカメラ(ライカ?にしても、単焦点1本で撮影は無謀)、
レフもなく、満足にスタッフもいない。
・定期的に誘ってくる芸能プロダクションも嘘っぽい。
タイミングも 火中なら、まだ分からなくもないが、沈静化後とは…。
・上白石が扮する少女が 主人公の危機を知らせる際の行動も不自然。
助けを呼ぶための緊急の知らせだと思ったら、こういう危ない奴が来たから
「行くな」って…。助けに間に合うように知らせに行っといて…
チグハグ過ぎる。
・ストーカーは多くの事件が物語る通り、相手を傷つけることはあっても、
自殺したりはしない。
主人公二人の周りの描写が雑なせいで、ニセモノ感が増している。
特にラストシーンはシーンに至る過程も シーン自体も 嘘くさい。
なんだか安っぽい
原作も役者も悪くないはずなのに
なぜか安っぽい。
小松菜奈の透明感、菅田将暉のミステリアスな雰囲気が生かされた映像ではありました。
展開もびっくりするぐらい早く、
物語としては面白くないです。
ジョージ朝倉の描いた、
未熟で危うい10代、ではありません。
溺れるナイフは映画ではなく漫画を読みましょう。
これは小松菜奈と菅田将暉の馴れ初め映像作品です。
考えさせられた
めちゃくちゃ高揚した 。ただ安直に雰囲気に魅了されての事だと思っていたが意外にも考えに刺さるものがあったのでは無いかと思う。美しさ、恐怖的な演出、高ぶる感情に揺れを感じさせない一種の若さというもの、都会らしくないもの、生まれつきの才能環境、私とはかけ離れた存在ばかりで、独特な演出も相まって惹かれるには充分な設定と雰囲気作りであった。その上先日ちょうどこの世全て空想であるという話を考えた。結局は己の頭の中での解釈によりこの世はできているのだと、私は考えた。そこでこの作品ではそれを深く感じた。運命的な。恐ろしい美貌。魅力。恐怖。夏芽が見ていたものは。コウ自身ではなくコウの輝き。神。彼は人間であり、そこを愛すことは決してなかった。私はこの作品を見てコウの方が何を考えているのか分からずただ尖って、なのに惹かれるような。妖艶。初頭は勿論そう感じていた。だが、時が進むにつれて神らしかったコウの情けない姿などばかりが見えて、人間らしさを感じた。それを否定をし、一心に神らしいコウを求め、それこそ夏芽は夏芽の世界でのコウに魅了されていた。後半に行くにつれて夏芽の方に人間らしさを感じず、盲目というか、一途というように解釈するよりも執着のような少し歪んだ物を感じた。一方コウは、夏芽同様、夏芽に輝きを見て、神らしい自身に恋する夏芽を愛し、また自身が神に思えていたのだと思う。だが挫折を覚えてからはコウの人間らしい自身と向き合い、堕落していたのだと思う。お互い焦点が自分の理想想像世界でしかないのである。お互いがお互いを苦しめ、だが1度見た輝きを疑うことを知らずに惹かれあっている。山の風習らし祭りも非現実的な世界で、頭が惑わされるようでとても良かった。ラストも明るい所では真っ直ぐ同じところを向いていても暗いトンネルのようなところに入るとコウは後ろを振り返っていて夏芽は変わらず前を向いている。この作品単調に簡潔にみえるが解釈が難しく独特な雰囲気表現で、なにかを感じることで登場人物の心の揺れを感じるものだと思う。私は原作を少しかじった人ですか、これは別物で2時間完璧な1本の作品として評価されるべきだと思いました。
主要キャラがヒステリックでびっくり
小松菜奈、菅田将暉の圧倒的なビジュアルや舞台となった島の景色に惹かれて視聴。
なかなか急な展開が多く、終始困惑。
タイトルの通り、小松菜奈と菅田将暉が怒ったり泣いたりするシーンが多い。特によく怒鳴る。そして急に泣く。
一番不思議だったのが、怒った勢いでセックスし、ピロートークで菅田将暉が泣き出すシーン。
10代の危うさを表現している作品であることは承知していたが、見どころとしてここぞというときに「危うさ」を表現するならまだしも、あまりにも言い合いのシーンが散見されるため、「危うさ」をひたすら観続けることになり、観ていて退屈だった。
構成、カメラワーク含め、素人目線でも「もっとよい魅せ方があるのでは?」と考えながら観た。
重岡大毅の演じた役は素晴らしかった。お弁当のシーン、椿のシーン、看病にお邪魔したシーン、バッティングセンターのシーン…自然体の演技で、小松菜奈との掛け合いが微笑ましい。
中学生がレイプされそうになったあと、あんなにあっさりしているものだろうか?
心理描写が乏しく、配役がいいだけに勿体無い。
小松菜奈の横顔。以上。
撮影と演出の一つ一つがいちいちシネフィル的な映画だった。広島弁に酷似した方言や広能・大友といった人名は深作欣二『仁義なき戦い』を、島に伝わる伝統的な祭事は柳町光男『火まつり』を、水辺での鬱陶しいほどのロングショットはテオ・アンゲロプロスを、アッパーさがかえって切なさを引き立てるラストシーンのif世界描写は本作の一年ほど前に本邦で公開されたディミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』をそれぞれ強く想起させる。しかし監督の知略の上に踊る映画史は自我を欠いた傀儡のようであり、どこまでいっても「賢い」以上の感慨を喚起しない。固有の文脈を紡ぐことのない不毛なパッチワークぶりを、俺はありったけの皮肉と揶揄を込めながら「サブカル的」と形容しよう。
音楽の引用に関しても大森靖子、tofubeatsというチョイスの浅薄さが目に余る。そのうえ彼らの強烈な自意識を正面から扱い切ることは避け、ナヨナヨしたしょぼいカバーでお茶を濁すという狡猾ぶり。脚本に関しても、素朴でご都合主義的な少女漫画的物語を敷設しておきながら最後の15分で梯子を外してサブカルの牙城に引きこもるという監督の身勝手な作家性に閉口した。菅田将暉、小松菜奈というミーハーな撒き餌に釣られた若者を知性でポカンとさせてやろうという下卑た戦略が見え透ける。監督などという職業を目指そうとする以上、強烈な自意識は必須の条件だが、作品の出来はその自意識の運用の巧拙に大きく左右される。本作のように明らかに受け手を知性によって欺こうという意図の見える映画はかなり最悪な部類に入るといえる。バカだけに焦点を絞って上から嘲笑するの、マジで悪しきサブカル知識人ムーブすぎる。
ただ、それらすべての不快さを補って余りあるほどに美しい小松菜奈の横顔。これに尽きる。InstagramやVOGUEで見かける正面静止画の彼女も確かに美しいが、やはり動いているところを真横から捉えたショットでこそ彼女の美しさは最高潮を迎える。横顔の立体性に美しさを見出してしまうあたりに俺の内に巣食う悪しき白人至上主義が露呈していることは否定できないものの、そこに「白人的」という褒辞には収まりきらない東洋的な美が顕れていることもまた事実だ。小松菜奈の横顔の美しさを見出し、それを最大化したという点において本作は無条件に肯定されるべきだろう。マジで今をときめく女優の中で小松菜奈より美しい女優っていないと思う。あまつさえ後の伴侶となる菅田将暉を粗暴なボーイフレンド役として据えるというファインプレー。『ディストラクション・ベイビーズ』と並んで二大「すだなな」フェチ映画だといえる。
演者にそこまで視点を絞らない俺にとっては、演者がいいという一点だけで大幅に加点したくなる映画というのはそうそう出てこないので、そういう意味では稀有な一本だった。
CM向きかな・・・
映像は綺麗だが作為的。物語の骨格はつたない‼️走らせる、水に落とす、自転車で2人乗り・・・余りのベタさかげんに観てて恥ずかしくなる。女の子がこうして貰いたいが満載のムック本。絵柄ありきの唐突の展開は監督の勘違いが原因か・・・画面の作り方のうまさが随所に見受けられるだけに辛い😢🌊
黒髪ロングに透き通るような白い肌を独特な美しさをもつ小松菜奈が広大...
黒髪ロングに透き通るような白い肌を独特な美しさをもつ小松菜奈が広大な空と海によく映えていた。
こうちゃんの何に夏芽はそんなに夢中になっているのかが正直よくわからなかった。
音楽、映像の撮り方が少し独特で色濃いエモさが際立っていて、このような雰囲気が好きな人は好きなんだろうなと思った(私はそんなでもない)。
正直よくわからないというか曖昧なところも多かったけど、一度夏に観てみたかったので、観れて良かった。
雰囲気として観るべき^ ^
溺れるナイフはほんとに内容よくわからない!けど雰囲気が最高に良いから何度でも観たくなる!そんな映画があってもいいんじゃない?
出演してるひとみんな好きなんだよな〜
映像と音声もとてもよく考えられていて、そういうところがこの雰囲気の良さに繋がってるんだと思う。たぶん。
賛否両論あるとおもうけど私は好きー!
なつめがきれい。
所々に出てくるCGに萎えてしまうが
菅田将暉と小松菜奈が美しくて、気にならなくなる。
10代の恋ってこんなだったなと、若い頃を思い出した。
おばちゃんになった今、大友くんのほうがいいじゃないと思ってしまう。
終盤のシーンがちょっとよくわからなくて、
結局、変質者は自殺してしまったの?
あれは、妄想?
えろと美の暴力
キャスト、演出は良かったと思う。
私にはちょっと話がむずくて考察読んで理解した。
菅田将暉と小松菜奈美しすぎる、現実離れしてる。
重岡と萌音ちゃんも良い味出てた。←2人怒らせたら怖いタイプだね ちょっと映画監督?カメラマン?プロデューサー?がキモくて見るに堪えないシーンあったけどまぁいーや
一言で言うとえろ!!!!と美の暴力!!
ロケ地と映像はOK! ちょっとひねりを利かせた恋愛青春群像劇。
邦画にありがちな見ちゃおれないような赤面映画かと思いきや意外に観させられた。
まずロケ地の魅力と映像の良さが安定要因となり、そのベースの上で主演二人が〝若い”演技力を十分発揮。
変な例えだがほろ苦さと塩味が強めで甘さ控えめのチョコクッキーのような味わい。
事件の結末という点で落ちがよく分からなかったが、まぁいいかと。笑
投降後に調べてみますよ。
さすがに中学生役はキツすぎる
最初 高校生ぐらいの設定なのかな〜っと思ったらまさかの中学生…汗
すぐ高校生の設定になるならまだしも結構中学生が続いたらちょっときついかなって思いました。
ストーリーは濃くていいと思いました。
薄い
内容が薄いよな
小松菜奈が見たくて観たけど
ラブストーリー苦手なんやけど、これってラブストーリーなんか?
演技は小松菜奈とか菅田将暉より上白石萌音が光ってた
出番そんなに多くないのに
最後は個人的な解釈で菅田将暉は死んだと思ってます
それだと少し面白かったかな
(普通に生きてるやろうけど)
つまらない
終始意味がよくわからなかった。
なぜ、中学生から芸能活動をしていたなつめが都会から田舎へ引っ越したのか、もちろん親が稼業を継ぐため、というのはわかるが、芸能生活を吹っ切れていない様子ははっきりしているし、田舎の中学の同級生とあまり早く簡単に恋に落ちるのか、菅田将暉演じる金髪ヤンキーのどこが良いのか、家柄は立派だが見た目がヤンキーすぎる、また独りよがりのファンからレイプされそうになって、その後、、、一年後、再びレイプされそうになって、、、これは夢なのか現実なのか、、わからない。
最後の、菅田将暉演じるこうちゃんは死ぬのか?生きているのか?最後のシーンはなつめの妄想なのか? などなど
全298件中、1~20件目を表示