溺れるナイフのレビュー・感想・評価
全48件中、1~20件目を表示
展開が早い。
良くなかった点
・前半とても展開が早く「どういう過程でそうなった?」というシーンが多かった。夏芽とコウが引き寄せられていく展開もあっさりとしていて「あ、もう好きなんだ」という印象を受けた。
・展開が早いため物語に引き寄せられない。もう少し丁寧に過程を描いて欲しかった。
・人を殺めたことに対してあっさりし過ぎている。
・ラストシーンのシチュエーションが分かりづらい。分かりやすくしてくれるサービス精神があるのは良いが、場面が分かりづらくより混乱した。
・ストーリーが単純。展開にワクワクしない
・BGM挿入歌が違和感があった。高校に進学して距離が空いている状態で夏芽がコウに話しかけるのに緊張するシーンで違和感のあるBGMが流れ緊張が冷めた
良かった点
・重岡大毅の演技がとても良かった。自然な演技で方言も自然だった。
・水中の中でのキスシーンの映像が美しかった
・夏芽を守れなかった自分の無力感、悲しさが溢れ涙するコウのシーンがとても良かった。言葉の節々に感情が伝わった。
・祭事のシーンが作り込まれていて引き込まれた。演出が良かった。
補足
・田舎の中高生はニューバランスの服は着ない。(重岡大毅)
考えさせられた
めちゃくちゃ高揚した 。ただ安直に雰囲気に魅了されての事だと思っていたが意外にも考えに刺さるものがあったのでは無いかと思う。美しさ、恐怖的な演出、高ぶる感情に揺れを感じさせない一種の若さというもの、都会らしくないもの、生まれつきの才能環境、私とはかけ離れた存在ばかりで、独特な演出も相まって惹かれるには充分な設定と雰囲気作りであった。その上先日ちょうどこの世全て空想であるという話を考えた。結局は己の頭の中での解釈によりこの世はできているのだと、私は考えた。そこでこの作品ではそれを深く感じた。運命的な。恐ろしい美貌。魅力。恐怖。夏芽が見ていたものは。コウ自身ではなくコウの輝き。神。彼は人間であり、そこを愛すことは決してなかった。私はこの作品を見てコウの方が何を考えているのか分からずただ尖って、なのに惹かれるような。妖艶。初頭は勿論そう感じていた。だが、時が進むにつれて神らしかったコウの情けない姿などばかりが見えて、人間らしさを感じた。それを否定をし、一心に神らしいコウを求め、それこそ夏芽は夏芽の世界でのコウに魅了されていた。後半に行くにつれて夏芽の方に人間らしさを感じず、盲目というか、一途というように解釈するよりも執着のような少し歪んだ物を感じた。一方コウは、夏芽同様、夏芽に輝きを見て、神らしい自身に恋する夏芽を愛し、また自身が神に思えていたのだと思う。だが挫折を覚えてからはコウの人間らしい自身と向き合い、堕落していたのだと思う。お互い焦点が自分の理想想像世界でしかないのである。お互いがお互いを苦しめ、だが1度見た輝きを疑うことを知らずに惹かれあっている。山の風習らし祭りも非現実的な世界で、頭が惑わされるようでとても良かった。ラストも明るい所では真っ直ぐ同じところを向いていても暗いトンネルのようなところに入るとコウは後ろを振り返っていて夏芽は変わらず前を向いている。この作品単調に簡潔にみえるが解釈が難しく独特な雰囲気表現で、なにかを感じることで登場人物の心の揺れを感じるものだと思う。私は原作を少しかじった人ですか、これは別物で2時間完璧な1本の作品として評価されるべきだと思いました。
主要キャラがヒステリックでびっくり
小松菜奈、菅田将暉の圧倒的なビジュアルや舞台となった島の景色に惹かれて視聴。
なかなか急な展開が多く、終始困惑。
タイトルの通り、小松菜奈と菅田将暉が怒ったり泣いたりするシーンが多い。特によく怒鳴る。そして急に泣く。
一番不思議だったのが、怒った勢いでセックスし、ピロートークで菅田将暉が泣き出すシーン。
10代の危うさを表現している作品であることは承知していたが、見どころとしてここぞというときに「危うさ」を表現するならまだしも、あまりにも言い合いのシーンが散見されるため、「危うさ」をひたすら観続けることになり、観ていて退屈だった。
構成、カメラワーク含め、素人目線でも「もっとよい魅せ方があるのでは?」と考えながら観た。
重岡大毅の演じた役は素晴らしかった。お弁当のシーン、椿のシーン、看病にお邪魔したシーン、バッティングセンターのシーン…自然体の演技で、小松菜奈との掛け合いが微笑ましい。
中学生がレイプされそうになったあと、あんなにあっさりしているものだろうか?
心理描写が乏しく、配役がいいだけに勿体無い。
生身の恋する十代演ずる小松菜奈の喜怒哀楽の表情、魅力を見せつけて、輝かせるための映画
小松菜奈の魅力を見せつけて輝かせるための映画に思えた。
山戸結希監督(1989年生まれの女性監督)による2016年公開の日本映画(配給はギャガ)。原作はジョージ朝倉による同名漫画、脚本は井戸紀州(64ロクヨン等)、製作が与田巽ら。
主演が小松菜奈、菅田将暉。他、重岡大毅、上白石萌音、志摩遼平、嶺豪一。
原作漫画は読んでおらず、あくまで映画のみ見ての印象。
多分、原作では菅田は美しく凛々しい存在なのだろうが、映画の中の菅田はあまり魅力的には思えなかった。まあその分、小松の持つ神様的イメージとのギャップに苦しむ姿はリアリティはあったが、造形もあり唯のチンピラ野郎の苦しみに思えてしまった。
一方、小松菜奈は、そもそもこの主人公のイメージそのままというか、中学生から別格の美しさで芸能活動し、レイプ未遂事件でのスキャンダル、高校出て即そのスキャンダル逆手に取った様な役での映画出演で、隠された第二のスキャンダル的事件にも同ぜず、最優秀主演女優賞をゲットする映画スターの前段階、生身の恋する十代を見事に演じていた。
彼女、天真爛漫な明るさの中学時代と哀しさ漂わし地味に生きる高校時代のギャップ。そして何といっても菅田と絡むシーンで見せる喜怒哀楽の表情が実に魅力的で、日本を代表する大女優となっていく資質を十分に見せつけられた思い。
また、小松菜奈が高校時代に付き合ってた重岡大毅のキャラクター設定と彼の演技は、望んでも彼の予想通り友人止まりになってしまう悲しい良い奴感が満載で、思わず応援したくなった。
ただこの映画、あわやレイプされる寸前で、犯人のナイフによる自殺まで見てるのに夢と思うというのはリアリティに欠く、加えて長々と続く菅田の火祭り踊りも退屈で、事件との時間的関係性も不明確で、脚本と演出には課題が有りとは思えた。
3回観ました
原作を読んでいなかった為、なぜ夏芽があんなにもコウに惹かれているのかがわからなかったです。もう少しコウの魅力について深く掘り下げる描写があれば良かったなと思います。
映像が、ハッとさせるような息を呑む美しさで、それでいて何故か遠い昔にその場所を訪れたことがあるような懐かしさを感じるノスタルジックな世界観。始終ただひたすら美しいので繰り返して観たいシーンがたくさんあり計3回観ましたが飽きることなく3回とも画面の向こう側に引き摺り込まれました。
内容は、ちょっと難しいですね。
10代特有の儚さや危うい感じ、少し触れただけで全てが崩れてしまう、狂ってしまうような、何でも出来るような二人のどうにもならない運命のもどかしさの表現の仕方が絶妙でした。
しかしあんなにも互いに強烈な魅力を感じていた二人が何故離れてしまったのか、理解力が乏しい私には
もう少し二人の心情がはっきりとわかる描写が欲しかったです。
大友くん役の方の演技が凄く自然で、何だか自分とずっと昔から友達だったようなそんな不思議な感覚に陥り胸が熱くなりました。
小松菜奈の紺色のブレザーに映える白肌の対比がとにかく美しくて消えてしまいそうで目の保養でした。
疾走感
広島弁が使われてるがロケ地は和歌山県。祖父が引退したいということで、家族4人で旅館の仕事をすることになった望月家。引っ越しのため、モデルの仕事も辞めてしまった夏芽(小松)であったが、コウ(菅田)と知り合うことで、最初は彼に勝ちたいという気持ちから徐々に惹かれていくのであった。
事件が起こったのは夏の喧嘩祭り火祭りのとき。祖父が倒れたと騙され連れ出された夏芽はストーカー男に暴行される。事態に気付いたコウは彼らを追いかけ、大事には至らなかったものの、ストーカー男に殴られ倒れてしまったコウ。夏芽を助けることが出来なかったという後悔の念から、2人は別れてしまったのだ。
ストーリー的には面白いものじゃないけど、火祭りを中心とした映像がなかなか良かった。高校に入ってから、また火祭りにて同じストーカー男に暴行されそうになるが、今度はコウはもみ合った挙句、男はナイフで自殺してしまう・・・事件は発覚しなかったのか?
最後には女優賞を取った夏芽。映像にはコウのバイクで疾走感を出しているのかもしれないが、運転してないことは明白。これなら序盤の自転車の二人乗りの方が良かったな。
あまりに少女漫画にありがちなストーリーで陳腐。先が読めてびっくり。...
あまりに少女漫画にありがちなストーリーで陳腐。先が読めてびっくり。
これが人気なんだっていうんだからまぁ普遍なんだろう。
うちでは駆け出しのへたくそな女優さんを愛情を込めて『ダイコンちゃん』と呼ぶのだが正に主人公が『ダイコンちゃん』。この子うまくなるかなぁ…。
画も曲も切り貼りが唐突で、シーンとしてはきれいなんだけど、いちいち流れが途切れる感じが冷める。
途中、場面が変わった途端激しめの曲が大音量で流れて、もうエンディングか!と思ったらまだ中盤だった。紛らわしい。あの曲の意図もよくわからないシーンだったしなんだったんだ。
そんなふうに現実に引き戻される所多々。
主題歌とからしく、いきなりドレスコーズの曲が流れてきてびっくり。この映画と合うか?
なんで観ようと思ったんだっけ?
そうそう菅田将暉くんがカッコ良さそうだったからだ。それはあたり。
☆一つと言いたいところだけどカッコ良かったので二つ。
表現力
菅田将暉くんと小松菜奈ちゃんの演技が素晴らしかったです。このお二人に注目しがちな映画ですが、勝利役として出演されていた重岡大毅くんの演技が最高でした。初めて彼の存在を知り初めて演技を拝見しましたが、ある意味ジャニーズらしくない演技でとても素敵でした。なつめが勝利に別れを求めるシーンで、振られて男泣きしながら歌うシーン、とても泣きました。
溺れるナイフは難しい話だと感じましたが、典型的な恋愛映画とは全く違う、時々リアルさもある作品でとても面白かったです。
初めてこの作品を見てから半年が経ちますが、今では自分の好きな作品の1つでもあります。
素敵な映画に出会えてよかったです。
めも
OP題字、一瞬ダサいと思わせて細かい模様、綺麗な幾何学、
中二をかっこつかせるにはイケメンでないと成立しない。
走るシーン、素人映画にはない、役者の強さ、殴りかかるような正しさについていくしかない軟禁
⬆️映画の強み
方言
力があったら使うべき wordうp
祭り、浴衣、田舎、祭り、炎、儀式、音楽
民族、祭り、仮面、共鳴、祭り、炎、
緊張、
主語
守護
守るための強さが必要
圧倒的強さ
品
笑顔が見たい
永遠の笑顔
望月
眉毛
フランク
友達
方言
明るさ
緩和music
水中、あわ、大切なもの
ごめんなさい
狂い、愛、水面、乱反射、
他の誰かなんて意味ない
廊下でもう一度名前呼んで
過去もこれからもあげるから
貴女の今を少しください
顎のライン
生に必死でなくては
瞬間風速的な魅力
パスタを生で食べた事はないけど
パスモを監禁して遊びにいった事はある
予告編は良かったのですが、、
菅田将暉と小松菜奈の2人の演技は素晴らしかったのですが、脚本・演出はかなりイマイチかと、、
各シーンの繋ぎが雑で、特に説明も伏線もないままどんどん話が進むので、「え、もう付き合ったの?」「もう別れたの?」「そもそもなんでこんな仲良くなってるの?!」という感じで置いてきぼりにされます。
カメラワークは引きで固定撮りが多く、表情が見えづらい。それだけならまだしも、音声を後から吹き替えで入れたと丸わかりのシーンもありました。(撮影中に音が拾えなかった?)口の動きと音がずれてるのは興醒めです。。
たった14日間?で撮影したということですが、手抜きの印象を受けました。
ただ、繰り返しますが主演の2人は素晴らしく、特に菅田将暉の地元祭りの舞は圧巻でした。
あと、予告編はすごくクオリティ高いです。
俳優の無駄遣い
原作が大好きなので借りてみましたが
失敗でした。
監督が悪いのでしょう。
俳優さんたちは皆さん素晴らしい演技ですが
演出がだめです。
展開がいきなりすぎて原作を知らないと
置いていかれます。
俳優さんたちがかわいそう
想像の上をいく衝撃さ
覚悟をして見たが想像していたよりもはるかに衝撃的な内容だった。2回あるレイプシーンが本当に衝撃的すぎて本当にこわかった。犯人は主人公たちの目の前で自殺するし…
重岡くんが演じていた大友の役に惹かれた。
役者陣とても豪華で演技もうまかったのでこの衝撃的な内容でも最後まで見れた。
でもラスト、航が放置されて終わった気がしてモヤモヤした。航は一体どうなったのだろう。ナイフの証拠は隠蔽できたのだろうか。夏芽はしっかり描かれていただけに航の最後がすごく気になった。
夏芽が今でも航を思っているのが伝わる画がきれいなラストだったけど、それより現実の航のラストも見たかった。
内容が私にはやはり衝撃的だったのでもう一回見ようとは思わないけど見応えのある作品だった。小松菜奈さんはほんとにすごい女優さんだ。萌音ちゃんかわいい。
情緒不安定
小松菜奈さんの作品を辿るうちに、この「溺れるナイフ」を拝見しました。
1度通して鑑賞したまでですので、表面的な感想を述べらればと思います。(原作は拝読しておりません。)
この映画に言葉を与えるとしたら、"情緒不安定"という言葉が第一に浮かびました。
夏芽と航の間の青春や、夏芽と大友との間の日常的な恋愛などの、陽気な映像。
その一方で、夏芽に襲いかかる事件、夏芽の葛藤などの陰湿な場面。
これらが目まぐるしく、入れ替わり立ち替わりで鑑賞者の前に現れます。
その意味で、我々視聴者も、また登場人物も、"情緒不安定"にさせられることでしょう。
このことは、場面転換の速さや、登場人物の心理描写の薄さと言うような批判点に繋がるのかもしれません。
しかし、我々受取手側の寛容な読解で、登場人物の活動の地盤を固めてあげられるのならば、衝動的で感傷的な若者の恋心を描けている作品なのではないかと感ぜられます。
特に、大友が夏芽の部屋にお見舞いに訪れたシーンや、夏芽と航が山小屋?で関係を結んだ後に、航が夏芽を突き放すシーンなどは、青年らの恋の様子が良く表現されていると思いました。
けれども、やはりその場面転換の速さに、一度の鑑賞でこの映画を評価しなくてはならないのならば、酷評をつけざるを得ない、というのが率直な感想です。
出演者は良い
漫画は読んだことがありませんが、気になり拝見しました。
菅田将暉さんがかっこいいですね。
でも細すぎて骨のようでした。
乱暴だけど、どこか奥には優しさがあって、小松菜奈さんが惹かれる理由もわかります。
2度も同じファンに犯されかけますが、1度目は助けられなかったけど、2度目で助けるが目の前で犯人が自殺します。
結局二人は結ばれなかったのでしょうか。
ジャニーズWESTの子の性格がいい子すぎて、小松菜奈には勿体無かったです。
あの人が一番いい男でしたね。
面白いかと言われれば、そこまでではないけど、まぁ最後まで見れました。
レイプや人が死ぬなどのシーンがある割には重たく見えない映画でした。
悪く言えば重みがありませんでした。
淡々とどんどん進んでってしまう感じ。
眉毛のくだりや、バッティングセンター、ツバキを吸うシーンがなんだかアドリブっぽく見えて、そこのシーンは普通に笑っちゃいました。
須田さんがちょっと暴力的でイヤでした。
ディストラクションベイビーズの時の暴力感出てて、イヤでした。
小松菜奈さんも、冒頭シーンが乾きの時に見えて、ゾワってしたけど全然キャラ違くて安心しました。笑
菅田くん!!
これもなんか平成初めの田舎ってかんじ。
夏目は元々写真集のモデルさんだったのね。
話が深いというかえぐいというか(笑)
すごいな。
面白かった(笑)
菅田くんのこうちゃん役どのシーンも
かっこいい(笑)
なつめが襲われたシーンとかジーンときちゃったし
最後火祭りシーンと殺しのシーンの
合わせたやつが迫力あって
いけない事なのにかっこよく感じた(笑)
恋愛映画なんか見るよりこっちの方が
ずっと好きかも(笑)
なつめの2人目の彼氏良い奴すぎる(笑)
こーいう男いいわな。
菅田将暉は美しいが主人公がヤバい
原作未読なので原作が悪いのか脚本が悪いのか判断しかねるんだけど、たぶんコレは脚本が悪いんだと思う。主人公の心理描写が薄すぎて、むしろ脇役の大友とカナちゃんの方に感情移入してしまうレベル。大友がいいやつすぎるけどあのキャラは原作読者的には合ってるのか若干不安になるけども。
というか神さんであり元々ぶっ飛んでるキャラ設定であるはずのコウよりも何を考えてるかわからない主人公。やばい。レイプ未遂された時に助けに来たコウがレイプ犯をボコボコにしている時、「まだ生きてるじゃん!早く殺して!コウちゃんいけーっ!」て、お前野蛮人かよ??!その後に飛び込んで来て「殺しちゃダメ!」とコウを止めるカナちゃん、君の方がよっぽど主人公だわ。
そして時は過ぎ(?!)いつのまにかのうのうと映画デビューして主演女優賞だか取っている主人公。そしてその映画も、芸大生が卒業製作で撮ったような三流映画(あそこもっとクオリティ上げれただろ)からの妄想エンド。アタシ辛いこともあったケド今は堂々と生きてます!あの頃はキラキラしてたなぁ…みたいな?!あまりにも主人公がヤバすぎて途中からツッコミが追いつかなくなって疲れました。菅田将暉の格好良さメーター的には主人公が一回攫われるあたりまでなのであの辺まで見たらもうOKです。とりあえずあまりに報われない役だった上白石萌音ちゃんが君の名は。でヒットしてよかったなあ…という気持ちになりました。小松菜奈お前はダメだ。
原作読んでるし菅田君も奈々ちゃんも大好き!早く見たい!ってなってて...
原作読んでるし菅田君も奈々ちゃんも大好き!早く見たい!ってなっててやっとみた。
けど、なんか、ちがーう涙
まぁあの内容を二時間にまとめるのも無理があるかもしれんけど、もう少しどうにかならんかったか。
内容が難しいかなぁ。
中学生役は無理があるにせよ、菅田将暉は美しかった。
少女漫画と実写という他ジャンルの足の引っ張り合いが…
何とも歯がゆい作品。
主演の二人はとても存在感があったし、友人役もヒロインとの打ち解けた演技(眉毛のところとか)などよかったと思う。
ロケ地の風景も美しく、映画としての造りはすごく良かった。
ただ、どうしても、飲み込めない違和感が出てくる。
少女漫画と映画では機能が異なっているためだろう。
突き詰めれば映画が描こうとするのは生身の『人間』だ。
逆に少女漫画は少女の内面に寄り添う優しい虚構だ。
どちらが良い、悪い、ではなく、機能が違う。
だから少女漫画では成立する表現が
映画では成立し難くなってしまう。
二度目のレイプシーンあたりから、その違和感が物語を引き裂いてしまったような気がする。
映画だけのもっと思い切ったラストを作った方が良かったのではないかととても残念。
原作は原作で面白そうなので、やっぱりこれは少女漫画から力を入れた邦画を作ろうとすると中々に難しいという話なのだと思う。
原作と映画
映画を観たいと思っていたのですが、公開日を過ぎてしまっていたので原作から読みました。原作は全17巻全てに十代そのものの細かい描写があり、とても感動しました。
読み終わってから映画の方を拝見させていただきました。ある意味映画は映画の良いところがありました。が、原作ファンの私としては抜けていてはいけないところが抜けていたり、読者の印象とは違うようなBGMが流れていたりと少し残念な印象を持ちました。
菅田将暉さんと小松菜奈さん。そしてジャニーズとは思えない大友君の明るさを抜群の演技で表現した重岡大毅さん。それぞれ3人には本当にコウちゃん、夏芽ちゃん、大友君の姿が魅え、とても感情移入できました。
最後の終わり方も少し理解しがたいものがあったので、こんなにも素敵な役者さん達の渾身の演技が少し台無しになったかなとも思います。
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