信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)のレビュー・感想・評価
全283件中、1~20件目を表示
帰蝶役の柴咲コウがいい
釈然としない点が多い
Netflixで鑑賞。
原作マンガは未読。テレビシリーズは未視聴。
発想は面白いが、細部のツッコミどころが気になってしまっていまいち集中出来なかった。原作を読んでいないので確かなことは言えないが、脚本が悪いのは間違い無いだろう。
例えば、サブローが帰蝶との結婚式の場に本能寺を指定した点。信長が本能寺で死んだことを示す教科書のページは破られていたようで、サブローは信長の死に場所は知らない。
よって、突然本能寺の名前が登場することになるので釈然としなかった。テレビシリーズで本能寺の名前が出ていたのなら話は別だが、単なる辻褄合わせのような気もするのだ。
さらに、池田恒興が帰蝶の隠れ場所に駆けつけた際に甲冑を身に着けていなかったこともかなり引っ掛かった。救援に向かうなら、戦支度を整えるのが普通ではないのだろうか。
端々で「歴史は変わらなかった」と云うセリフがあるが、信長が本能寺に行く理由が違うし、秀吉軍が本能寺にいるし、家康の伊賀越えも無さそうだし、結構変わっているのでは…
挙げようと思えばまだあるが、長文になり過ぎるのでこの辺でやめておく。普段なら多少のいい加減さには目を瞑るところだが、あまりにも引っ掛かりが多く触れずにおれなかった。
冒頭でも述べたが、物語としての発想は面白いだけにもったいない。クレジットを見ると脚本には3人の脚本家が関わっているようだが、文殊の知恵とはならなかったようである。
歴史を語る阿呆に告ぐ‼️❓
早くも登場!今年のワースト!
★今日(2025年6月7日)地上波で放映されたのを機に、2016年1月28日にTOHOシネマズ・名古屋ベイシティでリアルタイムで観た時の感想をアップしておきます。
❶まとめ:早くも登場!今年のワースト!
「すべては一夜の夢だった」というのだったら、もっと良い点をやれたのに。(笑)
➋元から期待はしていなかったが、好きなキャストが何人も登場するので、興味本位で観た。
そして、あまりの酷さ、お粗末さに驚いた。怒りがこみ上げてきた。
➌ロジックを無視していて、最初から最後まで許せない。
❹現代の高校生サブロー(小栗旬)が戦国時代にタイムスリップし、奇しくも同じ顔をした織田信長と入れ替わる。
公式サイトによると、サブローがタイムスリップしたのは1549年だが、映画はそれから30年近く経過した1576年の安土城築城時代から始まる。
それまでの出来事は、紙芝居的に超特急で描かれるが、その時間たるや僅か数分間。
観客が一番知りたい、「タイムスリップした理由」や「織田信長と入れ替わった理由」はバッサリ省略されてしまっている。
❺幾つもの戦いでは、サブローが屈強な侍たちを、刀と槍でバッタバッタとなぎ倒す。
お前はスーパーマンか?(笑)
サブローは普通の高校生で、本当の刀や槍には、生まれてから一度たりとも触れたことなどない筈なので、そんな芸当が出来るわけがない。
❻他にもロジックが破綻していることは山ほどあるが、一番は、ラストの帰蝶(柴咲コウ)からのビデオメッセージ。
そのメッセージが収録されているスマホのマイクロSDカードは、サブローと同様、戦国時代にタイムスリップし、現代に戻ってきた外国人からサブローに届けられたものだが、問題は:
①録画されたのは、信長も、秀吉も亡くなり、家康の平和な天下になってから。
つまり、本能寺の変から30年以上経っている。
②それなのに帰蝶は齢を取っていない。
③それよりも、何よりも、スマホのバッテリーが30年以上持つ筈がない。
日本ではまだ発売されていないソーラーチャージャー内蔵タイプならあり得るが(笑)。
❼サブロー自身も、タイムスリップしてから、本能寺の変までに33年もの年月が経過しているのに、彼は若いままだ。
1549:サブローがタイムスリップ
1560:桶狭間の戦い
1576-1579:安土城築城
1582:本能寺の変、信長死去(満48歳)
1589:秀吉天下統一
1598:秀吉死去
1603:家康征夷大将軍
1615:大阪夏の陣、豊臣氏滅亡
❽サブローがタイムスリップしていた信長時代は33年間。
その間、現代のサブローはどうだったのか?
回答A:現代ではサブローの時間が止まっていて、彼の不在に誰も気づかない。
回答B:どちらの時代も時の流れは同じ。サブローは齢をとり、行方不明扱い。
回答C:どちらの時代も時の流れは同じ。サブローは齢をとるが、タイムスリップした時点に戻ったので若いまま。
映画では全く言及されていないが、正解はA。
ロジック的にはCなのだが、本作では上記❼の通り、信長時代のサブローが齢を取っていないので、消去法よりAとなる。
❾観終わってから、チラシや公式サイトを見た。
原作はコミックで、先にフジテレビでアニメ化&実写ドラマ化されていることが分かった。
それで、冒頭の「超特急紙芝居」の理由を理解した。
❿つまり、本作はフジテレビのドラマを観ている人のみを対象に作られている。
そうでない人は無視されている。
許せない! これは純粋な映画ファンに対する冒涜だ。
こんなことを許したら、日本の映画界は駄目になってしまう。
世界の笑いものになってしまう。
こんな映画は観てはいけない。
本気でそう実感した。
⓫この根本原因はTV局主体の映画製作方式にある。
近年流行りの「製作委員会方式」は殆どにTV局が関わっている。
昔は映画で人気の出た作品を、別のキャスト・スタッフでTVドラマ化するパターンが多かった。
今は反対で、人気のTVドラマを、同じキャスト・スタッフで映画化する方式がメインになっている。
これが問題なのだ。
つまり、この方式の映画の監督や脚本家はTV畑出身で劇場映画の基本を理解していない人が多い。
彼等の最大の顧客はTVの視聴者であって、映画の観客ではないのだ。
だから、上記❿のような事態となるのだ。
⓬昨年度日本映画マイ・ワースト5位の『劇場版MOZU』もこれにピッタリの事例で、TV版を見ていない映画ファンには「???」の連続。
当時の感想:TV版を見て、主要キャラと過去の経緯を知っていないと十分理解出来ない。TVを見ている人を対象に作られていて、TVを観ていない人は蚊帳の外に置かれている。エンドクレジット中に、本編と関係ありそうだが、観ていないシーンが多数登場した。多分TVのシーンだろう。マニラで大規模なアクションロケをした大作だが、面白くない。これは作り手の責任だ。
⓭劇場映画製作にかかわる海外のテレビ局としては、フランスの「Canal+(カナル・プリュス)」が有名で、殆どのフランス映画に出資している。
しかし、日本のTV局と大きく違う点は映画ファンを無視せずに重要視していることだ。
なかなか面白かった
フォローさんから、面白いと勧められ
やっと今回観れた。
漫画を漫画サイトで無料分を読んだところ、面白かった。
途中までなので、このあとどうなるか
ネットでネタバレを読んだところ
何とまだ原作漫画は終わっていなかった
休作中だった。
それなのに映画が先に公開し、
ラストまで、描かれているらしい
アニメを観ようと思ったけど、先に映画にしたしだい。
小栗旬さんは、原作通りのキャラクター。
山田孝之さんは、漫画とはちょっと違うなとは思ったけど、それはそれで良かった
漫画より良かったキャラクターは
古田新太さん。
全然漫画より良かった
映画のラストは、無難な感じ。
漫画のラストはどうなるの?
早く、漫画家さんの体調が回復し、
連載が再開されることを祈ります
❇️時代劇は自分の知らない事を知り肉付けしていく所面白い‼️
信長協奏曲
1582年🇯🇵 岐阜市
現代から戦国時代にタイムスリップしてきた織田信長そっくりさんの高校生。まさかの本物の織田信長と出会い、代わりを命じられ、歴史で知られている戦いの偉業を成し遂げていく。
しかし本物の織田信長も明智光秀として、家臣として務めていたり、他にもタイムスリップしてきた人やその秘密を知る家臣など、暗殺計画などに飲まれていく偽物高校生織田信長のタイムスリップ歴史活劇。
❇️時代劇は自分の知らない事を知り肉付けしていく所が面白い‼️
◉75D点。
🌀中々の時代劇エンタメでした。
信長暗殺や見つからない首、家康の黒人家臣などその後の都市伝説や仮想の話が面白かった。
🌀時代劇は自分の中の織田信長あるあるの答え合わせや新たな解釈が実に興味深くて楽しい。
🟢見どころ。
1️⃣知ってる出来事を照合して楽しむ復習映画
★彡信長の歴史を追い知ってる事が出るとただ嬉しいそれ以外のタイムスリップはお遊びとして鑑賞。
2️⃣今風のあだ名やノリのコメディーも入れた観やすいエンタメ時代劇。👘
★彡これはこれでありかと思う。
3️⃣合戦シーンは見応えありました。
★彡結構お金かかってると思われました。あっぱれ🪭
4️⃣大好きな徳川家康のキャラクター⭕️
★彡濱田岳さん観てるだけで笑っちゃう😆
シネマ時代劇 シネマ1582年 シネマ織田信長 シネマ謀反 シネマ戦感 シネマ史劇 シネマエンタメ シネマ合戦 シネマ1580年代 シネマタイムスリップ シネマキャラクター
シネマ戦国時代
👘🌲🏹🏞️📱🗡️💣🎎❤️🩹💮
きっと楽しめないんだろなぁ…と思っていたら、そうでもない良作でした。そして珍しく真面目なレビュー。
これ、元々は漫画原作ありきでTVドラマの続きで、アニメ版もあったようですね。
普段テレビを観ないから、全く知りませんでした。
なので、かなり面白い番組を多く観逃しているんですよね。割と最近では『日本沈没~希望のひと~』だとか、ちょっと古くは『半沢直樹』だとか『リーガルハイ』だとか。
なので「前知識ないからついていけへんわー、絶対に楽しめへんわー」と思ったのですが、ベタな設定が琴線に触れたので鑑賞を続けました。タイムスリップ物好きなのよん。
したらね、冒頭の肖像画の一件&高島政広演ずる柴田勝家の三文芝居で「このお笑いの感覚…寒っ!」って思っちゃったの。
もしかして、この作品、ダダすべりのコメディー作品かも?私的にはダメダメかも?って。
歴史コメディーでも『新解釈・三國志』は、かなり楽しめたのですが。
でも、古田新太演ずる松永久秀の登場で一気にシリアス展開になった物語に引き込まれちゃいました。
サブローが間抜けにも信長の死を知っていないという設定に、この先に待つ悲しい展開を予期して。
(地動説についてや、ウエディングケーキの作り方やらは、ある程度の知識はあったのね。このあたり矛盾してね?)
帰蝶の登場で、時代を越えたラブストーリーの展開にもワクワクしたの。
柴咲コウの凛とした佇まいが大変よかったです。典型的なツンデレ設定にも勿論萌えました。
合戦シーンが及第点以上の迫力があったのには、正直驚きました。それなりの予算かけてる映画の見せ場を、きちんと押さえているなぁ、と思って。せっかく映画化しているのに、ここで手を抜いて失敗しちゃった作品も多いんだよなぁ。見せ場に重点置いてお金かけるって大事。
ただ、現役高校生が、簡単に人を殺めちゃうのがどうにも違和感を拭えなくて。
このあたりの葛藤はTVドラマで描かれていたのかな?
家臣や民の信頼を勝ち得た過程なども描かれていたのでしょうね、きっと。
返すがえすもTV版を観ていなかったのが悔やまれます。面白かったんだろうなぁ。
明智光秀、豊臣秀吉との三角関係や、本能寺の変の解釈の改変が、物語をより面白い方向へ導いているとも思いました。
でも…山田孝之の秀吉と濱田岳の家康って、風貌的には逆じゃね?
帰蝶やサブローが涙ぽろぽろ零すシーンがあるんだけれど、迫真の演技だったから、決して安っぽくはなくて。思わず感情移入しちゃって、観ているこちらまで、ついウルっときちゃいました。
終ってみれば、ドラマ版も観てみたいと思えた良作でした。
ちなみに原作漫画は、男性誌では珍しい女性作家さんの作品なのですね。このあたりも絵柄に興味が湧いたので、機会があれば読んでみたいと思いました。
あれっ?珍しく真面目なレビューじゃん!
最高な作品!
フジテレビ開局55周年記念プロジェクト
羽柴秀吉/猿くん/木下藤吉郎
見てないTVドラマの劇場版だからとスルーせず、この“うつけ者”に出会えた事に感謝
映画にTVドラマに漫画にゲームに…。織田信長は戦国武将の中でも特に題材になる。それも分かる日本歴史上屈指の傑物。
作品によって描かれ方は様々。いつぞや見たゲームが基のアニメ映画の地獄から蘇った“魔王信長”はブッ飛びだったが、本作もなかなかユニーク。
勉強が苦手な高校生のサブロー。ある日突然、戦国時代にタイムスリップ。
そこで出会ったのが、自分と瓜二つの織田信長。病弱で武将の座から退きたいと思っていた信長から驚きの提案。“入れ替わり”。
かくして“織田信長”となったサブローは、戦乱の世に介入していく事に…。
戦国時代タイムスリップは邦画定番として、
信長が小栗クンそっくり…!?
現代の平凡な高校生が戦国武将に…!?
突っ込んだらキリがない。漫画やアニメの世界。
原作は同名コミック。それを実写化した月9ドラマの劇場版。
原作コミックは未読。TVドラマも未見。ドラマが放送されていたのは知っていたけど。
TVドラマのその後のようなので、ドラマを見てないと分からないと思いきや、勿論細かい点は“?”だが、思いの外すんなり見れた。冒頭で“これまでのあらすじ”も紹介してくれるし、作品自体が見易く分かり易かった。
信長と言えば、“鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす”。
他を圧する力と勢いで天下取りに突き進んで行ったが、サブローは全く違う。
今時の若者のサブロー。性格は、軽い。ラブ&ピース。
天下を取る理由も、自分が知る世界のように、戦の無い平和な世にする為に。
フレンドリーで、仲間思い。情に厚く、熱い心を持っている。
本物の信長は畏怖で家臣たちの忠誠を得ていたが、サブローは自然体な振る舞いで家臣たちから慕われる。
その心は妻・帰蝶も。喧嘩するほど仲が良い。
まるで“太陽”のような存在。光を放ち、皆を照らす。
善き人の周りには、自然と人が集まってくる。
勉強が苦手で、歴史どころか信長の事もよく知らないサブロー。
不思議な因果で、知らず知らずの内に史実通りの道を歩んでいく。武勲を立て、名を轟かせ、天下へ一歩一歩…。
あの“寺”へも…。
TVドラマは信長となったサブローのサクセスや家臣たちとの絆を描いた青春群像劇らしいが、本作は劇場版なだけあって迫力の合戦やあの歴史上最も有名な事件。織田信長と言えばの、アレ。
本能寺の変。
そこに至るまでの展開や人間模様が変化球。
明智光秀。顔を隠した彼の正体は、舞い戻ってきた本物の信長。家臣たちに慕われ、妻との仲も睦まじいサブローを妬む。
豊臣秀吉。唯一、サブローと信長の秘密を知る。信長に近付き、何やら企む。また彼は幼き頃の悲劇から信長に恨みを…。
以上までがTVドラマでも描かれた事らしい。
この劇場版では各々の思惑が交錯。
光秀としてサブローに仕え、機会を狙う本物の信長。ある戦で危機に陥るが、サブローが我が身を負傷してまで救う。サブローへの嫉妬がそれとは違う確信に至る。織田信長に相応しい者を見つけ、託す事が自分の天命。太陽のような存在で、平和な世へ皆を導く者を…。
その心変わりを許さない秀吉。自らの野心の為に脅迫。偽者を討たなければ家臣や妻をも討つ。
従わざるを得ない信長。その絶好の機会が訪れる。
帰蝶と祝言を挙げる事になったサブロー。その場所が、本能寺。
戦ではないので護りは薄い。
敵は本能寺にあり…いや、敵は身内にあり。
サブロー、信長、秀吉の思惑と命運は…?
光秀の正体が本物の信長…というのは本作ならではの設定としても、
信長の忠実な家臣の筈の秀吉。そんな彼が暗殺計画の首謀者。
本能寺滞在の理由も違う。
そこで行われた事…。信長はサブローと対するが、寸での所で彼を逃がす。その後秀吉が現れ、憎しみのままに信長を討つ。瓜二つをいい事に、光秀が信長を討ったと吹聴。大義名分を掲げ、サブローの命を狙う…。
史実無視。下手すりゃトンデモ設定。
破綻しそうな所を、本作ならではの設定を巧みに活かし、結果的に史実通りの展開に繋げている。
“史実”と言ったが、本能寺の変の真実は日本歴史上最大の謎。そこで何が起きたか、今も様々な説が囁かれる。タイムスリップは別として、ひょっとしたら影武者や当事者たちの知られざる真意があったりして…? 歴史の謎は作品のイマジネーションを刺激する。
キャストはTVからの続投。
小栗旬がサブローと信長の一人二役をメリハリ利かせ熱演。
柴咲コウの凛とした美しさ。
山田孝之はさすがのクセ者存在感。
特に印象残ったのはこの3人。
他にも豪華キャストが名を連ねているが、ちとここら辺はTVドラマを見てないと関係性に感情移入しづらい。TVドラマでは各々、個性や見せ場が設けられていたのであろう。
“光秀”として逆賊の汚名を着せられたサブロー。
このまま逃げ隠れ、遠い地で帰蝶と静かに暮らす事も出来た。
が、自分がこの時代にやって来た意味は…?
この時代で触れた思い、出会いは…?
サブローは意を決する。
それが今生の別れになる事は二人も感じていた。
悲しく、名残惜しい。
でもそれ以上の、出会えた事への感謝。
序盤は軽いコメディタッチ。時代劇の風格はナシ。
人気俳優を揃え、コスプレさせた時代劇ショーのようでもある。
臭い台詞、読める展開だらけ。
決して名作傑作の類いではない。が、
ベタなくらいストレートな作風が、次第に熱いものを帯びてくる。
つまらなかったらドイヒーだが、思ってた以上に面白かった。
タイムスリップ×時代劇、青春群像劇、サクセス・ストーリー、純なラブストーリー。
エンターテイメント。
突然現れ、
途方もない夢を見、
実現の為に奮闘し、
彼無き後もその思いは受け継がれていく。
真っ直ぐに、戦の無い平和な世にしようとした彼を、こう呼ぶ。
うつけ者。
なぜにコンツェルト?
ドラマ見て何年も経ってしまって、あぁそう言えば映画になってたな、、、くらいで鑑賞した為、初めのお話を振り返るってのは個人的にはとても助かった。
戦国時代は日本人にとても人気があるみたいですが、
個人的にはどれだけ魅力的な人間がいたとしても、殺し合いで天下の取り合いをした人達というだけで、なんかどこかせつなくなる。
本作の設定はとてもよくできているし、面白い。
平和を知っているからこそ、争う事への疑問、否定がでてくるし。
今まさに世界はロシアが起こしたウクライナへの侵攻によって、たくさんの人が命を失い、この先の世界情勢がどう変わっていくのかという時代。
何度も何度も戦争でしか前に進めない人間というのは、本当に愚かな生き物ですね。
いつの世も、戦争や争いに一般市民が巻き込まれ、憎しみがうまれ、また争いを起こす。
この映画を見ながら、秀吉の思いがとても丁寧に描かれていたし、山田孝之の演技力が素晴らしかった為、本能寺のシーンはとても心に響いた。
映画の終わり方は私はまぁ、こんなもんでしょうと思えたのでスッキリはしたけれど、映画にしなくてもこのくらいのストーリーならお正月スペシャルでやっても良いと思った。
シンプルにおもしろい
城はほとんど彦根城。
歴史が苦手な高校生サブロー(小栗)はただ平和な世の中を作ろうとしていたが、同じくタイムスリップしてきた松永久秀(古田新太)が信長がもうすぐ死ぬと教える。TVシリーズの劇場版ということで、明智光秀と秀吉(山田孝之)の設定が面白いと思っていたのが、中途半端に終わって残念だった。
祝言がまだ行われていなかった信長と帰蝶(柴咲)。石山本願寺も撃退したこともあり、本能寺で祝言を挙げることにした。秀吉は信長が偽者であることを知っていながら、ほどけの滅亡を図ろうとし、明智光秀も本能寺へと向かう。秀吉は本能寺にて明智光秀(本当の織田信長)を殺し、信長(サブロー)は逃亡する。光秀が信長を殺したということにして、秀吉は光秀を討とうとする。
史実とごっちゃになってしまい混乱。最後の山崎の合戦は、サブローは光秀として首を切られたのか、信長として首を切られたのかハッキリしない。とりあえず、首を切られた瞬間に元の世界に戻ったサブロー。松永も元の世界で暴力団として逮捕されているし、ウィリアム・アダムスからも手紙が届くし、結局は歴史は変わってないのだな・・・
TVドラマもリアルタイムで見ていました。これも映画とのタイアップが見え見えの中途半端な終わり方だったし、ずるい!と思いましたよ!
ドラマが面白かったので視聴。JINもそうだけど、歴史に興味を持たせ...
全283件中、1~20件目を表示