ラン・オールナイトのレビュー・感想・評価
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今から一線を超える
当時、映画館で観ました🎬
リーアム・ニーソン演じる殺し屋ジミーと、ジョエル・キナマン演じる息子マイクの決死の逃避行。
エド・ハリス演じるマフィアのボスショーンの部下たちに狙われる中、逃げきることが出来るのか‥。
親子をつけ狙う殺し屋プライス役にコモンも出演。
コモンはジョン・ウィックチャプター2にも出てましたね。
ジミーとショーンは旧知の仲でしたが、息子の仇となってしまっては、殺し合うのは不可避だったのでしょう。
最後、ショーンはジミーの腕の中で息を引き取ってましたよね。
道中ジミーが、マイクが人を射殺しないよう(自分と同じ道を歩ませないよう)に配慮する場面が印象に残ってます。
最後までしつこく追ってきたプライスも、ジミーが引導を渡します。
しかし、ジミーもまた‥。
重めなストーリーですが、私は割と楽しめましたね🙂
親子のやっと伝わる愛情
リーアムのアクション作品。
こちらは「96時間」とは逆に、娘でなく息子を助ける物語。
中々緻密な脚本で、マフィア・警察・殺し屋からなる絶望的な逃亡劇。
闇の社会の業から逃れられない描写が丁寧で、その生き様をじっくりと観せてくれます。
仲間との対決に最後の対決も本当に熱く、見応えがありました。
最後の最後に出てくる「父さん」の一言、そして飾られた写真。
やっと伝わる愛情に、どうしたって胸が熱くなります。
とても密度の高い作品でした。
最強タッグは外さない
リーアムニーソンとこの監督のコンビはどの作品も面白いですね 今作も良くできています ハラハラするシーンも多く楽しめるリーアムニーソンはバッチリのはまり役です
最後の最後まで演出があります
リーアムニーソンでアクションとすると、 いろいろ比べられるに決まっ...
リーアムニーソンでアクションとすると、
いろいろ比べられるに決まってるんだけど
あえてそうしたんのであろう、
というのがおそらく賛否両論。
私としては、よかったと思う。
でもストーリーはいただけない。
昔悪かった人が、今はいい人。
みたいな話はそれだけで嫌いなのだが・・・。
エドハリス扮するショーンは
結局悪い奴だし、甘やかして育てたため
どうしようもないドラ息子になってしまい
挙句、そのせいで全員殺されることになってしまう。
一方リーアムニーソン扮するジミーは、
自分の後を追わせないように、
息子と距離を置き、一線を越えさせないようにする。
なんだかなぁ。
アクションは嫌いじゃなかったです。
普通の車がパトカーを追いかけるという
カーアクションや、
火のついた棒切れをライトセーバーのごとく
振り回すジェダイ(リーアム)など
ニヤリ要素もよかった。
不満もあるにはある、
ショーンとジミーの友情とか
ジミーがいかに殺し屋として優秀だったかとか
昔の話が薄いのであまり入り込めなかった。
まぁ、でもそこは許そう。
問題はプライスという黒人の殺し屋だ。
こいつはストーリー上も邪魔だし、
殺しスキルはジミーより高そうだ。
なのに、ラスト弾込めのタイミングで
マイクを見失い、
さらに追い詰めて撃つ直前、
「チャンスは一度しかない」とか
映画的なセリフ言ったがために逆に撃たれる。
こいつがいなかったらもう少し評価上がったな。
例えば、岡田以蔵と武市半平太のような・・・
マフィアの殺し屋が、トラブルに巻き込まれた息子を助ける為にボスと死闘を繰り広げる物語。
リーアム・ニーソン主演のクライムサスペンス。「外れはないけど、最高もない」そんな私的リーアム評に相応しい映画です。
主人公とボス、主人公と息子、そして息子を失ったボス。人間関係を描きながら銃撃戦を魅せてくれます。
ただ、人間関係の描き方が浅く、そのくせ極端で面白みを感じません。
極端で言えば、主人公のダメさ加減。過去の犯罪の暴き方。
浅さで言えば、主人公とボスの関係。例えば、主人公がボスに精神的に依存するような関係性を描ければ、より深い人間ドラマになったように思います。
また、アフリカ系の殺し屋も蛇足。基調は人間ドラマに絡めたアクション。しかし、この殺し屋の登場でノイズが発生したように感じます。
やはりボスとマフィアとの決闘をラストにするべきでした。
私的評価はやや厳しめです。
2022年 90本目
リーアム✕ジャウムのタッグ。
最近のリーアムは個人的にパッとしませんが
これは最初から最後まで楽しめました。
エドハリスとの共演も渋い。
カーチェイスにアクション。最後まで楽しめる作品でした
一晩でケリをつける!
親の心子知らず、馬鹿な子ほど可愛い、親はなくとも子は育つ、親の因果が子に報いなど、頭の中が諺や口上でいっぱいになってしまった。
「リーアム・ニーソン」というジャンルなんですね。やっとわかりました。知悉しつくしている分野での頭の働きと体の動きのシャープさが素晴らしくて癖になります。映像がスピーディーでNYの夜景と朝に向かう風景が美しかった。ショーンを撃つときの目の悲しみがたまらなかった。それは最後まで息子を守り通した信念と通底していたものだったのかも知れない。
それにしてもちょっと泣ける。
リムジンの運転手マイケル。旧知の仲であるダニーと格闘。ダニーは父親ショーンに頼んで殺人事件をもみ消そうとする。そして老いぼれたジミーもマイケルに口止めするよう頼みに行くが、父親を毛嫌いしていたマイクは聞こうともせず警察に通報すると言い張る。そこへ免許証から住所を探り出したダニーがマイクを殺そうとした瞬間、殺し屋だったジミーが見事にダニーを返り討ちにしたのだった・・・ジミーは電話で「今、お前の息子ダニーを殺した」と伝え、マイクは警察に通報する。警察に連行されるマイクを救おうと、パトカーをチェイスするカマロに乗ったジミー。このカーチェイスだけでもハチャメチャだ!(笑)。
ショーンはマイクを殺人犯に仕立てるべく、ダニーが殺した死体をリムジンに載せる。警官をも殺したジミーは頭の回転が速い。ショーンがどんな手をも使ってくることを周知していたからだ。そして、25年間ジミーを追い続けているジョン・ハーディング刑事(ドノフリオ)もここがチャンスだと感じる学校、ジミーから直接電話を受けて「助けてくれ」と懇願される。
目撃者の黒人少年レッグスを探すため巨大な団地での逃亡劇。そこではプロの殺し屋プライスも絡んでくる。さらに伯父エディ(ニック・ノルティ)の元を訪ねるが、エディはマイクにいとこのビリーを殺したのも父ジミーだぞ!などと真実を晒す。
マイクだけは生かしてくれとの最後の直接交渉も無駄に終わり、ショーン流でやるぜと宣言するジミー。ついにはショーンを射殺するも、この辺りにいい心理描写ガソリン代なかなか伝わってこない。湖にある別荘にマイクの妻と娘たちを匿い、なんとか逃げおおせて自首する覚悟ができたのに、そこに執拗なまでも追ってくる殺し屋プライス。もう意地でも殺してやるってのが伝わってくる。
あくまでも息子マイクに引き金を弾かせないって信念が伝わったのか、親子の和解が銃撃戦のあとに訪れるわけだが、ジミーもプライスに撃たれ死んでしまう。最期のふんばりでプライスを射殺するが、マイクも父親に似たのか銃さばきが上手くなってるのが疑問点。まぁボクシングをやってたからでしょうか・・・
〈ほぼ備忘録〉
96時間ほどではないがそこそこの出来。
残念だけど96時間を超えるリアムニーソンのアクション映画は今後期待でないんだろうなと。
暇だったら見てもいいのかなと。見終わったあと憤りを感じるほど面白くないわけではない。
【リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督タッグ の作品に外れなしの法則は続くよ、どこまでも。リーアム・ニーソン祭は続く・・。 褒めてます。】
ー ”リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督タッグの作品に外れなしの法則”は継続された。 ー
・演技派から、武闘派へ還暦で鞍替えしたリーアム・ニーソン。
多くの人は懐疑的であったが、結果的には大正解。
凄いモノである。
<2015年5月22日 劇場にて鑑賞>
本物の男達の格好良さは描けていない
個人評価:3.4
リーアム・ニーソンという事で本作を見たが、アンノウンやフライトゲームのように、スタイリッシュさや、格好良さは無く、間延びも多いB級アクション。ギャングの世界の男同士の格好良さなども、描き切れておれず、名優エド・ハリスも勿体ない使い方。
ただリーアム・ニーソン個人はカッコよくて、ファンなら楽しめる。
リーアム作品の中ではイマイチ!!
安定のリーアム×セラ監督作品を楽しみたい所でしたが、家庭を省みなかった殺し屋との事で、ボスとの関係も何か表面的でしかなく、ボスの息子も登場時からクズなので、もう勝手にやってくれという感じで、モチベーションが上がりませんでした。正義漢だけど不遇なキャラを演じているリーアムが好きなんだと、改めて分かりました。
娘の次は息子を助ける
観るものないけど、映画観たい。
そんな時はとりあえずリーアムニーソン。
だいたい、あの困り顔で割と難なく解決して行く。
「96時間」でリーアムニーソンを認識したので、
今度は息子を助ける話か!と観てたが、
何なのだろう、どれを観てもいつもの
リーアムニーソン映画。
画面構成なのかな?一か月も経てば、
どれがどの映画のリーアムニーソンか分からなくなる
気がする。
ストーリーは
息子のために町の顔役の息子を殺し、組織に追われる。
可もなく不可もなく、ただそれだけの事。
おじさんのもっさりしたアクションで物足りなかった。
リーアムニーソン映画は「96時間」を
意識して観てしまい、こんなもんだよね。で、終わって
しまう。
コモンの殺し屋役は堂に入っていた。
やはり強くてかっこいいリーアム父さん
再視聴。空撮のNYの夜景がすごく綺麗。今回は息子を守るリーアム父さん。やはり強くてカッコいい!近距離だけでなく狙撃も。敵の殺し屋はターミネーターのように執念深い。
スターリングラードのようにラストにエドハリスとの戦いが見たかった。
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