ラン・オールナイトのレビュー・感想・評価
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96時間よりハードボイルド
アンノウンの監督なんだ、なるほど。フライト・ゲームも!?あれはイマイチだった。エスターも!?GOAL!2も!?結構観てるな、この人の。
でも今回はトニー・スコットっぽかった。
エンドクレジットの仕様と曲の感じは、ラストに全く合ってない。どうせなら頭に持ってきて(いやいっそカットして)。空撮の移動イメージシーンもいらんかなぁ。
惜しい!エド・ハリスとリーアム・ニーソンを絡ませるのはよかった。
あ、「ファーナス 訣別の朝」と同じ脚本家ですか!納得。
大都会の夜と朝
悪が邪悪に翻弄され、善へ導かれる求道の物語なのだろうか?
都会の暗くなっている夕方から
救済の夜明けまでを、孤独な男とその家族を描いている。
都会の色々な顔を映し出している。
皆さんは、どのシーンが気になりましか?
私は、道端でゴミを漁っているホームレスのシーンですね。
ヒリヒリするノワール。
「無双オヤジ」路線でのリーアム叔父貴、最高傑作の一本。
媚びない、諂わない、軟弱者は寄せ付けない!
とにかく辛口なノワールテイストがかなり心地よい。
叔父貴の生身な無敵っぷりに加え、マフィアの絆とブッコミっぷりが恐ろしく。
友情とどうしようもない哀しみが、噛めば噛むほど滲み出るのが香港はたまたフレンチを彷彿とさせる男の美学ップリ!涙
同じハズレ無しアクションタレント枠のステイサムには出せない、ブロンソン作を思い出させる境地であった。
ワシらが喰いたいのは番人受けするハンバーグじゃなくて、ゴリゴリの赤身のステーキなんだよ!涙
牙を抜かれた当代の野郎どもの、「漢の教科書」に追加したい作品。
孤独とともに
闘い続けなければならない
常に孤独をともにして
その時々で理由は変わる
勝ち目のない闘いだ
しかし逃げるわけにはいかない
そこに何の意味もなく
待つ人もいない
安らかに眠るのは闘いが終わってからだ
それまではただ走り続けるしかない
勝つことに意味はない
また次があるだけだ
今日も明日もその先も
見え隠れする光は幻
安らぎはごまかし
灰色が続く
それでもなお生き続ける
けっして逃げはしない
わかりやすいハードボイルド!
過去の過ちに悩まされる自分と、まだまだ自分自身の内に宿っているハードボイルドな精神がストーリーに見事にマッチして、ハラハラドキドキに楽しめる映画でした。愛する人の為に命をかける、最高ですね!
夜明けまでの逃亡は辛い。
息子を守るため、息子の命を狙いに来たマフィアのボスの子を殺めてしまった父...。この事件をきっかけにマフィアから色々な刺客が差し向けられ、日常から非日常へと変わってしまいます。非日常に変わってしまったことにより、人間関係にも変化が起こり、色々なものを失ってしまいます。悲しみを背負いながら、一晩中息子を守りながら、戦うのは辛いものだと思います。
ハッピーエンドだけど悲しいおわりかた
相変わらずニーソンはめっちゃつよかったです!!
最近、ニーソンは人気になってきたと思うのでみなさんにももっとリーアム・ニーソンのかっこよさをしってほしいです!
ランド オールナイト
主役の派手なアクションも、頭のキレの良さも、もの足らない。
この映画には、必要ない部分かもしれないが、それぞれが
、目立たず、必要最小限で終わっているようだ。
もう少し、ハラハラがあってもいいと思った。
エドハリスも、歳をとったなって、おもったわ。
逃亡劇
アクション…銃撃戦が多かった。
肉体戦は少ない気がしないでもないが
かっこよい。
ラスト、バッドエンドなのか。
本人は最後の一瞬、少しは幸せ?な気分になれたのではなかったかと思う。
ハッピーエンドに近いメリーバッドエンド。
脚本が良いと、見応えがある。
久しぶりの映画観賞になったが、我ながら自分の選択眼には驚かされる。
リーアム・ニーソンといえば、「96時間」シリーズの無敵の親父のイメージが、最近はついている。
本作もその系譜ではあるのだが、「96時間」シリーズとは脚本の出来が違う。
仕事仲間であり旧友でもあるふたりが、息子の諍いをきっかけに、対立関係に陥る。
ショーン(エド・ハリス)の息子は、もう父親も手に負えない感じになっていて、自分の息子が撃たれそうになったのを助けるためにジミー(リーアム・ニーソン)はショーンの息子を射殺してしまう。
ここまでの丁寧な描写があとあとまでちゃんと効いてくる。
ジャウム・コレット=セラ監督はこんなにうまかったっけ、と思わせる見事な演出であった。
アクションとドラマ部分の乖離もなく、1本の映画として、見応えのあるものになっていた。
脚本のブラッド・インゲルスビーという人は、「ファーナス 訣別の朝」を書いている人で、そう言われたら同じ匂いがする気もする。
この脚本家、名前を覚えておいて損はないはずだ。
期待以上の作品であった。
良かった
テンポよく進むストーリーは爽快です。
リーアム・ニーソン演じる影のあるタフネス親父、ピタリとはまり素晴らしいです。描かれている親父と息子の心情については
非日常的な世界ながらも、考えさせられたりも。
最強オヤジ見参
最強のオヤジ降臨。還暦を超えているのに、リーアム・ニーソンは、まだまだ意気軒昂ですねぇ。今回は、特殊技術を駆使する元諜報員ではありませんが、それでも、一流の腕を持つ殺し屋。それと、『フライト・ゲーム / Non-Stop』の時もそうでしたが、身を持ち崩したヤサグレ男と言うのも似合います(失礼)。
リーアム・ニーソンも良いですが、エド・ハリスがかなり良いですねぇ。ジミーを理解しつつも、戦わざるを得ない状況に追い込まれた男を上手く演じています。裏社会の大物ですが、大物であるが故にストイックと言うところが、エド・ハリスにぴったりな雰囲気でした。
それと意外に良いと思ったのは、ジミーを20年にも渡り追い続ける、銭形警部のような刑事ハーディングを演じているビンセント・ドノフリオも嫌いじゃないです。ちょっと出番が少ないですが、もうちょっと重要なポジションを与えて、もっと出番を作っても良かったと思います。
タイトル通り、一夜の物語。ノンストップムービーです。
役者が良い
N・ノルティ(名優、パーカーが記憶強し)、
G・ロドリゲス(崖っぷちの男、可愛かったな)、
V・ドノフリオ(ジャッジ良かった、再ブレイクか)、
E・ハリス(ザ・悪役、だけど憎めない)、
そして
L・ニーソン(働きすぎだよ、全部観るけど)。
好きな俳優ばっかり出てて、楽しめた。
バカ息子が一番悪い!
同監督作品の『エスター』は大好きな作品でして、初めて観た時は「やられたぁ!」と思いました。
この監督は見せ方上手いですね。
テンポも良いしね。
まぁリーアム・ニーソンは最近いつもこんな感じですね。
親子で逃げてばかりの話かと思いきや、途中からは相手に向き合うんだけど、なんとなくエド・ハリスが可哀想になってしまった。
なんと言っても後半の見せ方は冴えてましたね。
(そういえばアイツまだ生きてるよな?)って思ったところでそいつが出てきてバーンとやる!その絶妙のタイミングにドキッ!とする。
またはある一枚の写真を見せておいて(観客に)伏線を思い出させてからの、あーっヤツが来る~ぅ!の展開。
やっぱ上手いですよ。
スゴく良いって訳ではないけど普通に楽しめました。
家族
リーアム・ニーソンのアクションと聞くと期待してしまいます。
期待通りのアクションで「一線を越えた」時の迫力、凄みがとても良かったです。
極め付けはジミーのラストショット。
あの体で息子の為に最後の力を振り絞った一撃はしびれましたね。
映像でもストップしたシーンから場面が移動し展開するという演出は面白かったです。
ジミーとマイクの親子の絆を取り戻す話でもあったと思いますが、私はジミーとショーンの関係に注目したい。
ジミーとショーンはボスと部下というよりは親友のような関係が近いと思うんだけど、お互い息子の為に譲れない想いがあって敵になって、、、
友としての想いとか同じ親としての想いとか、お互いわかってるけど、どちらかが死ぬまでやるしかないと複雑な思いで対峙してたんだと思います。
ジミーがショーンを抱き抱えてるシーンは言葉はなかったけど『わかってるから悲しむな』と、そうショーンが語りかけてるように私には見えました。
このシーンは少し目が潤んでしまいましたね。
逆だったとしてもショーンはジミーを抱き抱えたんじゃないかな。
しかし、この二人は友のように見えたり、息子を愛する優しいパパのように見えるけど、決して許されない事ばかりをやってきてる人達で、そういう複雑な人間関係や心理が物語に重みを加えていたと思います。
最終的に許されざる者は皆死んで、人を殺めなかった(ジミーが守ってくれた)マイクだけが生き残ったというのも印象的でした。
悪は裁かれ、「お前は撃つな」というジミーの言葉がより生きてくる結末だったと思います。
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