グランド・イリュージョンのレビュー・感想・評価
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この脚本こそグランドイリュージョン
冒頭におけるフォーホースメンのキャラクターの起て方。
一つ一つの奇抜なトリックとそのタネをさりげなく明かすシナリオのうまさ。
無駄のないストーリーの進行を陰から盛り立てた伏線の妙味。
時間が経つのも忘れて作品に魅入ってしまうこの感覚こそ、最高のイリュージョン。
マジックを題材に扱った映画だからこそ味わえる独特のカタルシスもあったが、このくらいの面白さを水準とした映画作品がもっと出てきて欲しい。
CG過多でただドンパチやるだけが映画じゃなくってよ。
タネも仕掛けもタップリございます
いやー、楽しかった!
最初から最後までこれでもかと楽しませてくれる一級エンタメ!
ルイ・レテリエ監督、作品のスケールも面白さも
着実にレベルアップして来てる気がします。
劇中で登場するような大掛かりなマジックショーは
観たことが無いけど、自分が観客の一部になってこのド派手な
ショーを楽しんでる感じがして、すんごく楽しかった。
『一体どんなマジックを披露してくれるのか!』という
ワクワク感が冒頭からハンパないすね。
『フォー・ホースメン』の4人も個性豊か。
彼らのテクニックを見せつけるオープニングや警察署での
やり取りにもワクワクするし、人の裏を掻くのが生業の
マジシャンらしい、軽妙でハイテンポなトークの4人の
掛け合いが楽しい!
知的スピード感のあるJ・アイゼンバーグと人を喰った
メンタリスト役W・ハレルソンは特に面白かった。
スポンサーさえも騙す中盤の展開からはいよいよ先読み不能。
いったい何が目的なのか?というサスペンスが最高潮に
達したのはあの辺りだったと思う。
ただ中盤、刑事側に視点が移動してからが
やや失速したように感じたのは残念な点かな。
銭形の父っつぁんよりルパン一味を観てる方が楽しいと言うか、
会話の軽妙さやスピード感が減じてしまったように思えた。
ただ、その合間をカンフー映画ばりの格闘アクションや
ド迫力のカーチェイスで補うあたり、やはり抜け目がない。
もうひとつの不満点は『フォー・ホースメン』の動機かな。
彼らの最大の目的は秘密結社“アイ”への入会だったようだが、
この“アイ”の設定がイマイチ分からず。
“アイ”はマジックではなくて本物の魔法を司る集団で、
主人公たちはその本物の魔法を操る真のマジシャンを
目指していた、みたいな動機だったと思うんだけど……
これ、解釈合ってます?(汗)
肝心の動機がもうひとつピンと来なかったので、彼ら4人に
感情移入するのが、終盤、やや難しかった気がする。
ただ、“アイ”への入会以外に彼らを動かしたのは『意地』だろう。
『マジックは、金銭の為ではなく、純粋に人を感動させる為に
あるべきだ』というマジシャンとしての意地、あるいは決意。
常ににこやかにショーを披露していた彼らが、最後の
イリュージョンで神妙な面持ちで観客に語りかけるシーンが
一番頭に残っている。
人を楽しませる事で対価を得るのは良いが、決して人を
食い物にしてはいけないというエンターテイナーとしての誇り。
まあメンタリストさんは冒頭でアコギな金稼ぎをしてたが(爆)、
過去の事は水に流しましょうと言うことで。
さて、肝心のラストについてだが、個人的には「騙されたッ!」
という快感よりはアガサ・クリスティ的な力業(ちからわざ)の
ドンデン返しだったなあという印象が強い。
だけど、観客のド肝抜いてやるぜ!という良い意味での
ハッタリ精神が感じられてグッド。
メラニー・ロラン演じる捜査官が何らかの形で絡んでくるんだろう
とミスディレクションされていたのも確かだしね。
ただあのオチだと、メラニー・ロランのキャラについては
実はほとんど説明されていない事にもなってしまう訳だけど……
まあ可愛いから良し(←オイ)。
以上!
『タネも仕掛けもございません』どころか
『タネも仕掛けもたっぷりございます!』な、
サービス精神満点のエンタメ映画でした。
〈2013.10.26鑑賞〉
格好いいジェシー・アイゼンバーグが観られます!
フライヤーが「いいな。」と、思って持ち帰り読んでみると、なかなか面白そうじゃないか!
魅力的な、キャストと内容に惹かれて観に行きました。
期待値がすごく上がってたので、がっかりしたらどーしようと心配してたけど、期待以上に面白かったです。のっけから「えっ⁉︎なんで?」って。「ソーシャル・ネットワーク」など、いままでとは全然違った格好いいジェシー・アイゼンバーグに参りました!
ラストは、ちょっと「ありゃ…」って感じだったけど、十分楽しめました。
楽しい商業映画
とにかく楽しかった。トリック満載だけど、わりとわかりやすく、しかもわざとらしさがない、まあ、嫌味のない叙事方ですから、安心して見られます。テンポのいい盛り上がりにただ見惚れて、楽しい時間はあっという間でした。
結末はちょっと都合よすぎというか、ツッコミたい仕掛けですけど、商業映画にしては、別にマイナスではないでしょう。
痛快なダマシ
マジックは計算されたダマシなそうな。それなら映画も同じ。いかにウソをもっともらしく観せるか。または、大ボラをふくか。そんな意味でこの作品はもっとも映画らしい題材だ。ストーリーは先を読ませないマジック。殴り合いのアクションもマジック。カーアクションはさすがにマジックなしと思いきや・・・。心地よいマジックに身を委ねてみてはいかが。
最初は興味がなかった
映画の予告などあまり、情報がなかったので、最初は興味なかった。
でも、映画好きでもない知り合いが「これ面白そうだから、観たい!」というのでついていった感じ。
でも、結果は面白かった。最初はちょっと映像でマジックをごまかしている感がぬぐえなかったが、テンポがよく観飽きない。ストーリーがそこそこ凝っていて面白かった
配役が巧み!
実に「クール」な作品!
配役が巧みですから、騙されないぞ、暴いてやるぞ、という方こそ「ミス・ディレクション」に陥るのではないでしょうか。そっちかよ、と苛つくほど。しかし思い返してみれば、の話であって、"その瞬間"は正直ゾッとしました。
尚、マイケル・ケイン出演作では『プレステージ』というやはり奇術師を題材としたものがありますが、あちらよりは「親切に」愉しめる作品です。ぜひ予告編をご覧になってから劇場へ。
「それってトリックじゃないよな?」というメンツが混じっていますが、面白い。飽くまでもウケを狙いに来てます。
急遽、レイトショーで鑑賞
TOHOシネマズ府中のレイトショーにて鑑賞。
最近、どうもTOHOシネマズ府中でレイトショー枠で興味ある映画が
上映されていなかったので、前評判など全く注目などもしていなかったのですが、観に行ってきました。
映画でマジックを表現するということなので、VFX使えば本当の魔法のようにみせれるし、メンタリストと観客をスクリーンを通して観て面白いかどうか?不安でしたが、思ったよりも面白かった。
冒頭部分で、そういえば、「いたよな」ということを忘れてしまうことも計算されていたのかと、、そこに関心しました(これ以上はネタばれなるので割愛)
マジックをエッセンスにしたドラマ
最後の1人は思いもよらなかった人物。
しかし個人行動なのか組織の総意なのか不明だし、結局彼らは犯罪者になるのか疑問も残ったけど、常に謎があって楽しめた。
音楽もよかったし、アイゼンバーグの早口も爽快(`ω´ )
ゴージャスな映像とサウンドに浸る
マジックが題材といっても映画なのでやや反則気味。警察もお馬鹿なので細かい事は気にせずにゴージャスな映像とサウンドに浸るのが楽しみ方な気がします。
豪華なキャスティングのわりにあまり人物の掘り下げが無かったのは残念ですが、どれもハマっています。ルパン三世に似ているなという気もしましたね。
騙される心地良さ。
あ~面白かった!!というのが鑑賞後の率直な感想。
騙された…いや、実に爽快なラストの締めくくり方。
そこまでのやや緩慢な流れや粗の多い脚本はすっ飛ばし、
ストーン!と突き落とされる気持ちの良さ。
スーパー・イリュージョンですわね~vこの醍醐味。
さて映画冒頭で左下に「監修・DaiGo」の文字。
あ、そうかこの人が絡んでるんならメンタリスト主導、
(作品のご本家はカッパーフィールドとキース・バリー)
誰がメンタリスト役かと思えば…やだ!タラハシー!?
(あ、スイマセン。ゾンビランドファン限定用語)
しかもJ・アイゼンバーグだもんね~。コロンバスかよ。
この二人なら相当面白いだろうと思ったけどそうだった。
特にハレルソンのメンタリストぶりには笑えることばかり。
スタイリッシュな映像に畳みかけるマジックと強奪戦、
これ、どうなるの~!?なんて、早くも巻き込まれる。
ポイントは「アイ」なる人物なんだけど、その存在は謎。
追いかける方は美しいM・ロランと(ホント綺麗だもんね)
ご贔屓のM・ラファロに加え、M・ケインにM・フリーマンと
豪華、豪華。総ての登場人物を巻き込んで、謎はますます
深まっていくんだけど…。
そりゃどこかに黒幕がいるんだろうと(それがアイ?)
あのカードを見て思いつくけれど、私はキャスト陣を
チラシで見た時、これはあのヒトでしょ?とすぐ思った。
が、予想もしない役どころ(というか展開)なので、
あれ~?あれ~?と思いながら観ていくことに。そして…
すっかりミスディレクションされての、いよいよラスト。
思えば冒頭の「ダイヤの7」から仕掛けがあったのだが、
それを早口で(爆)アイゼンバーグがまくしたてていた。
あ~そういうことか。もう一回観たくなるじゃないか。と、
こうやって劇場映画は観客をミスディレクションするのだ。
(違います)
出来が云々というよりも、マジックが好きかどうか。かな。
自身が試されますよ。いい具合に。
(一番記憶に残るのはもちろん、クォーターバック!でしょ^^;)
面白い!けど…
テンポよく、というかスルスルと物語が進行していくので人物関係や伏線が軽く流されがちでした。
派手で目を引く演出やマジシャン達の危ない魅力、大掛かりなマジックひとつひとつに詰まった面白いアイデアが溢れてて楽しい気分を味わえるうらはら、騙し騙されのいたちごっこの結末はなんとも拍子抜け…。
導入や中間は気持ちの良い娯楽映画で気持ちが引き込まれただけに、掴まれた胸ぐらをふいに手放されてコケたまま置いてけぼりをくった気分です。
もう一回観たいと思いました。
カーチェイスのシーンや、お父さんが水死してしまった話を
よく聞いていなかったので。
カーチェイスは動きが速すぎて見て取れないかなあ。
最後のニューヨークの建物に観客を呼んでやるダイナミックで且つ
光を使ったとても大がかりな演出のマジックは観ていて気持ちいいぐらい
派手でした。
その裏でエレベータに乗ってる時のメンバーの会話のシーンも入れてよかったし、屋上から飛び降りると思ったら紙幣に化けてしまうとか斬新でグットでした。
意外に、マジックで人をだまして金稼ぎをするようなことも風刺していますが、
そうではなくエンターテイメントとしてマジックをしている
と言っているようなこともなんか気持ちわかりました。
その時その時のFBI捜査官のしぐさとかをよーく見ながら2回目観ると
おもしろいかもなあ。
(もう一回見なくちゃいけない状況になってるってことはミスディレクションされてたってことなのかな)
今回は1000円で安いと思ったし、
「トランス」といい、こうゆう映画最近続々でよかったわー
期待通り
これは本当に面白いです!
半端じゃない!
今まで自分の中で見た映画の中で一番✨
スタンディングオベーションしたくなるくらいでした!ハードル高くして見てもそのハードルをすんなり超えてくれる面白さでした✨
マーク・ラファロがアベンジャーズの時とは
違う感じのテイストだったのでとても惹かれた人も多いと思う,ダンディーで演技もうまいので今後注目の俳優の一人ですね!♥️
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