夜の舌先

劇場公開日:

解説

「Jam Films」シリーズ第4弾”女性”をテーマとした「female フィーメイル」の中の1話。女性心理を細密に描く唯川恵の原作を「恋の門」の松尾スズキが監督。出演は「濡れた赫い糸」の高岡早紀。

2005年製作/20分/日本
配給:東芝エンタテインメント
劇場公開日:2005年5月14日

ストーリー

工場で働く正子(高岡早紀)は、変態チックな課長とデートする代償に有給休暇を手に入れ、南国へひとり旅をした。ホテルの部屋でマリファナを吸ってハイになり、課長の誘い出し文句を思い出しては笑い転げる。部屋に置かれた香炉は、昼間、市場で手に入れたもの。店のおばさんは言った。「それを見つける人は不幸な人。でもこれで幸せになる。好きな人の髪の毛、この香炉に入れて眠る。好きな人、夢に出てくる。好きなこと、するといい」正子は営業の浅山を思い出す。5つ下。たいした男じゃない。けど、「チュウしたら…意外といい仕事しそう…あの白い指でいじられたら、あたし、凄い声出す…」。工場で浅山にお土産のネクタイを渡す正子。その時、彼の肩に髪の毛を発見。帰宅し、香炉に髪の毛を入れ、常習になった睡眠薬を飲んで横たわる。

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