甦れ魔女

劇場公開日:

解説

一九八〇年のモスクワオリンピックを控えて、日本体育協会、日本バレーボール協会のバックアップを得て、ソ連と東映が共同製作したもので、世界女子バレー界で宿命のライバルといわれる日ソ両国選手がモスクワをめざして猛烈な練習に明け暮れる戦いと友情を描く。脚本は「その後の仁義なき戦い」の松田寛夫、Y・ラケルヴァイ、A・ステファソフの共同執筆、監督は「野性の証明」の佐藤純彌、撮影は並木宏之とE・グリドフがそれぞれ担当。

1980年製作/136分/日本
配給:東映
劇場公開日:1980年4月5日

ストーリー

モスクワオリンピックを前にして日ソ両国に新しいヒロインが誕生しつつあった。瀬戸内の小島に育った少女・三木伴子とモスクワのシベリアッ子チームのターニアは、きたるべき対決の日を目指して、猛練習に明け暮れていた。伴子は白血病で母を失った沈む気持を奮いたたせ、吉岡監督とともに名門アキツ産業に入社する。そして強化委員長の増田の要請で伴子は全日本へ参加する。ターニアもコーチのカメネッキーとの二人三脚でナショナルチームに参加、伴子の待つ日本にやってきた。伴子は練習中、骨折し、再起を目指して吉岡と懸命のトレーニング。そこへターニアが現われた。国境を越えた友情が日ソの少女の間に芽ばえる。明日からライバルになる二人は両国の名誉を賭けてコートの中に青春の証しを叩きつけるのだ。

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映画レビュー

3.5こんな映画があったんだ

2019年10月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日本にとっては幻のオリンピックとなった1980年のモスクワ大会を狙った、日ソ合作映画があった。
女子バレーボールの新人、二本は恵、ソ連はタチアナ、二人の代表入りをかけた戦いが描かれる。
ほとんどが実名で登場、記録映像を交えて臨場感あふれるスポーツ映画になっている。
ラストはしょうがないが、埋もれさせておくのはもったいない。

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いやよセブン