宇能鴻一郎のあつく湿って

劇場公開日:

解説

義兄との不倫な関係の後、生真面目な男と見合結婚するが、夫婦生活だけでは飽き足らず、他の男と次々と関係を続ける新妻をコミカルに描く。宇能鴻一郎の原作の映画化で脚本は「MR.ジレンマン 色情狂い」の荒井晴彦、監督は「白く濡れた夏」の加藤彰、撮影は「団鬼六 花嫁人形」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1979年製作/70分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1979年11月10日

ストーリー

オートクチュールのお針子、純子は義兄の紹介でお見合をすることになった。彼女は姉が出産で入院していたとき、義兄に処女を奪われ、以来、不倫な関係を続けてきた。見合の相手中村は真面目の上にクソがつくほどの男で、二人きりのデートのときでも、周囲のアベックの濃厚な姿に汗を拭くばかりで、純子は嫌気がさしてきた。それから数日後、純子の店にやって来た中村は、ウェディング・ドレスをオーダーすると、その場でプロポーズ。純子感激!中村のひたむきさに結婚を結意。その晩、いよいよ他人のものとなる純子を義兄はやり狂って六発、腰が立たなくなった。新婚初夜、童貞の中村は焦り気味でなかなか元気にならず、なんとかドッキングに成功したと思えば、三こすり半で昇天。純子はトイレにかけこみ、口紅で化粧をして戻り、「出血している」と言うと、中村は満足して眠ってしまう。スウィートホームは1DK、狭くて夜の営みは大変だ。ある日、隣りの部屋の青年、壁板のすき間から覗いた昼寝中の純子の寝乱れ姿に興奮、何とか挿入しようと、そこヘイチモツを差し込んだ。驚いた純子だが、ソレがあまりにも立派なので、壁に尻をつけて変則ファック。ある晩、夫の出張中に夫の友人がやってきて、ビールを飲んで風呂に入って、さらにバックから純子と二発。ところが朝になって、その男が訪ねようとした家は、中村でなくて中野と分り、大混乱。二人は貯金のために、夜警をしている友人の田中へ所を引っ越し、セックスは朝方になった。ある日、田中が帰って来る頃、絶頂を迎えた二人は、エレベーターの配電盤を止めてしまった。エレベーターの中には、田中と、田中が密かに恋するスナックのママが乗り合わせており、エレベーターが止まると、恐怖のあまり、ママは田中にしがみつき、そのまま甘い関係に。かくして田中とママは結婚することになって、全てがうまくいったのである。

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