ガンダーラ

劇場公開日:

解説

「ファンタスティック・プラネット」「時の支配者」などで知られるヨーロッパ・アニメーション界の巨匠、ルネ・ラルー監督作。SFイラストレーターのフィリップ・カザがキャラクター・デザインを担当し、超現実かつ夢幻的な世界が展開する。

1987年製作/フランス
原題:Gandahar
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1989年3月11日

ストーリー

平和と悦楽の未来世界“ガンダーラ”は、アンビセクストラ(両性具有者)と女性の議会によって統治されていたが、全てを石に変えてしまうレーザー光線を武器にした機械人間メタルマン軍団が侵入。議会は勇者シルバンを探査に向かわせるが、メタルマンを操っていたのは“ガンダーラ”の科学者がかつて生み出した人工生命体メタモルフであった。シルバンは、彼を倒すべく一千年の深い眠りに入る……。

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映画レビュー

3.0ゴダイゴではない

2019年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 独特のアニメ。昔、TVアニメで放送されていた大魔王シャザーンとかを思い出した。

 ストーリーは単純なヒーローものかと思っていたら、時空を飛び越えたりして、壮大なSFのような展開になる。だけど、終盤が急ぎ足。ガンダーラが近未来的な雰囲気だけど、自然がいっぱいのジャスパーには元ガンダーラ人で顔やら体が無茶苦茶にメタモルフォスされた不気味な住人だらけ。“敵ではない”などと現代にも通ずるテーマかと思いきや、冷戦末期の時代だからそうでもない。1000年経ったら自分を殺せとメタモルフは言ったけど、その未来からやってきて世を荒らしてたんだから、さすがにタイムパラドクスは考えてなかったようだ・・・

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kossy