新死亡遊戯 七人のカンフー

解説

悪の組織から送られる刺客を倒し、組織を滅ぼす空手の名人のアクション篇。製作はロバート・チョーとチャン・ルン、監督はリム・ピン、音楽はアーパド・ボンディが各々担当。出演はブルース・リィ・シャオ・ルン、ムン・ピン、ルン・フェイ、ウォン・チン・ピンなど。

1975年製作／香港
原題：The New Game of Death
配給：富士
劇場公開日：1977年9月10日

ストーリー

夜霧がたちこめる香港の高級住宅街。1人の男の悲鳴が静寂を破った。だが暴漢に襲われたこの男を救ったのはリー（ブルース・リィ・シャオ・ルン）。男はリーにある箱をあずけた。そして、この箱を男の息子に届けようとするリーだが、行く手を黒い巨人がさえぎる。危険だ。いったん家に戻ったリーは、兄にこの巨額のドル紙幣のつまった箱を警察へ渡すようにたのむが、兄は誘拐されてしまった。そしてリーの恋人ルー（チン・ピン）も危険にさらされる。リーは慈善家として名高い社長ウェイ（恋人ルー（チン・ピン）を訪ね、今までの事件を相談した。と、ウェイの口からは意外な事実が……、実はウェイもギャングの一味で、彼と敵対するミスター・Ｋ（ルン・フェイ）にルーが囚われているとのこと。場所は七重の塔。7人の世界に名だたるカンフーを相手に、リーの死闘は始まった。ヌンチャクがとび、巨人がリーを襲う。そしてようやく最上階にたどりついたリーは、ミスター・Ｋをたおし、ルーを救い出すことに成功する。闘いは終った。そして再び平和がリーとルーにおとずれようとしていた。