果てしなき決斗

劇場公開日:

解説

「ホンドー」の原作者ルイス・ラムーアの小説から「限りなき追跡」のアーヴィング・ウォーレスが脚色し「西部の王者 ローン・レンジャー」のスチュアート・ハイスラーが監督した西部劇。撮影は「マッコーネル物語」のテッド・マッコード、音楽は「俺が犯人だ!(1955)」のデイヴィッド・バトルフが担当した。主演は「愛欲と戦場」のタブ・ハンター、「捜索者」のナタリー・ウッド。他に「10人のならず者」のスキップ・ホメイヤー、「禁断の惑星」のアール・ホリマンなど。監督兼業のリチャード・ホーフ製作。

1956年製作/アメリカ
原題:The Burning Hills
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1956年12月29日

ストーリー

西部のペコス郡、トレース・ジョーダン(タブ・ハンター)は殺された兄の仇を探してエスペランザにやってきた。そこのサットン牧場で兄の馬をみつけたトレースは、サットンを訪れて詰問したが、かえって彼の部下に撃たれた。サットンの息子ジャック(スキップ・ホメイヤ)などの追手を逃れたトレースは泉に水を飲みに入り倒れてしまった。泉の下流に住むコルトン家では、流れが止まったのでマリア(ナタリー・ウッド)がやって来てトレースを発見した。家に帰るとサットン一味が待っていたが、マリアはトレースの事を喋らず見当違いの道を教えた。彼女はトレースに危険を知らせ、トレースと騎兵隊の駐屯する砦に向うことにきめた。マリアが荷作りをしているとジャックに怪しまれ、恐怖のあまり弟はトレースの事を喋ってしまった。ジャックに命じられてコーヒーを淹れたマリアは眠り薬を混入、一味が倒れるすきにトレースの許へ馬を駆った。眠りからさめて追って来た一味を、トレースはコマンチ族の溜りに誘導して撃滅、残った3人と対決した。最後に残ったランツは美しい2人の愛情に心うたれたのかそのまま立去って行った。

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