死霊のはらわたII

劇場公開日:

解説

 アッシュとリンダは森の中の廃屋で“死者の書”を発見し、700年間封印されていた死霊を甦らせてしまう。それに乗り移られたリンダはゾンビに。乗り移られた右腕を切断し、そこにチェーンソーを装着したアッシュは死霊と血みどろの闘いを繰り広げる……。スケールアップした前作のリメイク作品だが、VFXはより緻密に、そして映像技術・物語はかなりブッ飛び、ハイ・テンションに。ライミ監督のコメディセンスと主演ブルース・キャンベルの怪演も魅力のスプラッタ・ホラー。

1987年製作/85分/アメリカ
原題:Evil Dead 2: Dead by Dawn
劇場公開日:1987年11月21日

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映画レビュー

3.5【前作よりも、SFX技術を駆使した作品。私が知る限り、チェーンソーの怖さを初めて映像化、可視化した恐ろしさが遺憾なく発揮された作品である。】

2023年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

■アッシュとリンダの2人はある森の廃屋で「死者の書」とテープレコーダーを発見。
 そのテープを再生すると、突然リンダが死霊にとりつかれ、アッシュに襲いかかる。
 その頃、「死者の書」を研究していたノウビー教授の娘・アニーは父と連絡が取れないでいた。

◆感想

・第一作と連動しているのかと思いきや、連動していなんかい!

・山小屋の床下に居る悪霊などは、前作同様であるが、何で前作と連動させなかったのかな。

・但し、SFX技術の発展により、怖さ増しましである。

<今作を含めて、サム・ライミ監督ってどこまでやるんだ!って感じた作品。ホラー映画はこのシリーズを端緒にして、ドンドン進化していくのである。
 そういった意味でも、重要な作品であろう。>

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NOBU

3.5観たかった度○鑑賞後の満足度○ 【『死霊の盆踊り』+『ランボー』もはやホラーではありません】

2023年9月2日
Androidアプリから投稿

①前作『死霊のはらわた』を今朝観たので続けて鑑賞。
②基本的にはお金をかけて(前作はかけれなかったから)前作のリプートなんだけど、同じ事の繰り返しにしなかったのは賢明だと思う。
殆んどコメディだけど(死霊・悪霊は目に見えない存在であれば怖いけど=前作はカメラワークと人に憑依させることで表現、実体化させるとお化け屋敷のアトラクションみたいで怖くない)、前作とは違う趣向で楽しませて貰った。

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もーさん

5.0超ホラー‼️

2023年6月4日
スマートフォンから投稿

笑える

怖い

興奮

多分 "スプラッタ"という言葉をメジャーにしたのは1作目だったと思います。以来数多くのホラー映画がその恩恵を受けていると思います。しかしこの続編はその全てがスケールアップ‼️しかも変な方向にスケールアップ‼️まず主人公のアッシュは前作と同じキャラのはずなのに、おバカ度がアップ‼️加えてランボー並みの戦闘キャラにバージョンアップ‼️死霊はもちろん、取り憑かれた自分の右腕とまで戦う始末‼️ヘラジカの頭の剥製が笑い出したり、壁が血を噴く家屋を舞台に、切断した右腕にチェーンソーを装着、左腕にショットガンで武装し、"今度は戦争だ "とばかりに死霊たちを逆血祭りにあげていく‼️あげくにタイムスリップに巻き込まれ、中世に飛ばされてしまい慟哭する・・・‼️このラストシーンなんかホントに「猿の惑星」に匹敵する珍妙さ‼️「猿の惑星」は珍妙じゃないんですが・・・‼️とにかく最近ではアメコミ映画の雇われ監督みたいになってしまったサム・ライミ監督の才気爆発‼️自ら作り出した "スプラッタ"ムービーを"スプラスティック"ムービーに路線変更‼️ "過激で怖すぎて笑える" 超ホラー・ムービーの決定版です‼️

ちなみに前述の自分の右腕と戦うシーンは最近の「ドクターストレンジ/マルチバースオブマッドネス」でアッシュ役のブルース・キャンベルがゲスト出演してまでオマージュしてたのですが、公開時若いアメコミファンでそれに気づいている人がほとんどいなかった。悲しいというか情けない事です。

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活動写真愛好家

5.0生涯ベストワン

2020年12月15日
iPhoneアプリから投稿

親に連れられて5歳の時に映画館で観て、ホラーが大好きになった大きなきっかけになりました。

ホラー映画でありながら、アクションあり、ロマンスあり、コメディあり、SFありで、沢山のジャンル映画の要素が絶妙にもりこまれており、表現の幅が非常に広く、奥深い内容。

こんな映画をベスト?って思う人もいるかもしれませんが、映画体験とは非常にパーソナルなものだと思いますし、幼少の時に衝撃を受けた映画はまさにその人にとってのトラウマとして大切な映画になると思ってます。

映画がこの世に生まれたばかりの頃、恐怖映画がたくさん作られました。凶悪殺人鬼や精神異常の人を映画の題材にして、それをスクリーンで多くの人にみせることこそが映画の始まりにあり、エンターテイメントだったわけで、『死霊のはらわた2』は映画の歴史を踏まえればまさに王道ともいえる恐怖をもろに体験できる素晴らしい映画です。

しかも、80年代中盤はレンタルビデオが一気に世に広まって、レンタルビデオで海外のホラーをたくさん観ることができるようになった時代。ホラーに勢いがあった時代のなかで多くのファンを獲得して、今じゃあ連続ドラマにもなるくらいの人気シリーズとなってます。

そんな楽しい時代の懐かしい思い出と密接に結びついた素晴らしい映画です。わたしにとってですが…

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屠殺100%
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