首のない馬

劇場公開日:

解説

ポール・バーナ原作の「1億フラン」を、T・E・B・クラークが脚色、ドン・チャフィーが監督した児童向き冒険映画。撮影はポール・ビーソン、音楽はエリック・ロジャース、主題歌「首なし馬の歌」はロバート・B・シャーマンとリチャード・M・シャーマンが担当した。出演は「青きドナウ」のヴィンセント・ウィンター、「回転」のパメラ・フランクリンほか。製作はウォルト・ディズニー。

1963年製作/アメリカ
原題:The Horse without a Head
配給:ウォルト・ディズニー・プロ
劇場公開日:1965年7月24日

ストーリー

フランスの片田舎ルービニーの町に仲のいい5人の子供たちがいた。彼らは首のない木馬の三輪車を「首なし馬」と呼び、毎日これで遊んでいた。「首なし馬」は彼らの宝物であり、夜になると町はずれの廃家にしまっておくのだった。ある夜、町に列車強盗事件が起こり犯人の1人モラーが奪った1億フランの札束を鉄道近くの空家にかくした。それをみていたのは5人組の1人、フェルナン(ヴィンセント・ウィンター)だった。翌朝町は大騒ぎになり、フェルナンの協力でシネー警部(ジャン・P・オーモン)はモラーを捕えた。その時モラーは坂の上から走り下りてきた「首なし馬」と衝突し、彼は空家の鍵をその中にかくした。犯人一味はこのことをかぎだし、「首なし馬」を盗み出したが鍵は出てこなかった。何故なら子供たちが衝突の際こわれた車を直すため、おもりとして胴体の中に入れておいたがらくたを全部だしておいたからである。しかし犯人たちは、またもやかぎだし子供たちのところへやってきた。子供たちが指笛を吹くと町中の犬が集まってきて、犯人たちにおそいかかった。そして駈けつけたシネー警部に全員捕えられた。無事にもどった「首なし馬」は、もはや子供たちだけのものではなく、町で一番大切な宝物とさえなった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く