大統領の料理人

劇場公開日:

大統領の料理人

解説

「フランス最後の国父」と称されるフランソワ・ミッテラン大統領に仕えた、仏官邸史上唯一の女性料理人ダニエル・デルプエシュの実話をもとに、大統領のもとで働く女性シェフの奮闘を描くドラマ。片田舎のレストランを経営しているオルタンスは、ミッテラン大統領の指名によってエリゼ宮のプライベートルームに迎えられる。オルタンスは、規律に縛られた男社会の厨房で孤立しながらも、ひたすらに料理の味を追求。やがて、オルタンスの情熱が冷え切っていた厨房を刺激していく。監督は「恋愛小説ができるまで」のクリスチャン・バンサン。

2012年製作/94分/G/フランス
原題または英題:Les saveurs du Palais
配給:ギャガ
劇場公開日:2013年9月7日

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Les Saveurs du Palais (C)2012 –Armoda Films- Vendome Production –Wild Bunch – France 2 Cinema

映画レビュー

1.0大統領と言えど糖尿病になりゃ、料理人はお払い箱さ!

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.0重厚感に欠ける

2023年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

制約があって、思う通りの仕事ができないことは、どんな業種のどんな職場でも同じではないでしょうか。
それを考えると、結局はオルタンスは、その制約を克服できずに職場(大統領専用のプライベート厨房)を去り、次への資金稼ぎとして、南極基地の料理人を引き受け、その職場も「年季」を明かせて去っていく…。
結局は、それだけのお話に終わってしまったように思われます。評論子には。

本作の邦題になっている「大統領の料理人」だった時代には、自分が担当する大統領のプライベート厨房と、大統領主催の晩餐会などの料理を担当する(?)メインの厨房との対立・確執(=縄張り争い?)などが、もっともっとあったようにも思うのですが、そのへんは、デザートの一皿をめぐってあっさりと描かれているだけで、どうも「うすっべら感」が否めないようです。
晩餐会向けの百人前、二百人前の料理と、直前になるまで参席者の人数が確定しないようなブライベートな会食の料理とでは、メニューの組み立てがまったく違ってくるであろうことは、その世界にはずぶの素人の評論子にも容易く想像のつくところです。

毎日の大統領の食事を作りながらも、大統領自身とのヒューマンな接触が少ないという苦悩があるなら(実話モノとは言いつつも、映画作品としての脚色を多少は加えてでも)そのへんのエピソードを加えて、作品としての「重厚感」を醸し出すこともできたのではないかとも思われます。評論子には。

そんなこんなで…。
食欲がそそられる数々のフランス料理の一皿に彩られてはいるものの…、彩られているにも関わらず、否、彩られているからこそ余計に、ストーリーの内容的には「それだけ」に終わってしまい、殆ど心には刺さらない残念な一本だったと思います。評論子は。

(追記)
なぜ、コックコートを着用しなかったのでしょうか。彼女の厨房で。彼女は。
サポート役を勤めるパティシエは、いつもいつも、ちゃんとコックコートを着用していました。
評論子の管見かも知れませんが、矜持として料理人は厨房ではコックコートを着用するものだと思うので、その点、不可解な一本でした。評論子には。
その点は、事情に詳しい方、あるいは本職の方に、お考えをお聞きしたいところです。

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talkie

3.0シンプルで飾りすぎない料理

2023年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

数々出てくる美味しそうな料理。
どれも飾りすぎない、それでいて美しくて美味しそう。
大統領の台詞にもあったけれど、砂糖で作った薔薇など食べないのに自動的に出てくる、そんな趣向の料理やデザートとは対照的なオルタンスの料理。
加えてサントノレを始めとするデザートが美味しそう。シェフの映画ってデザートがイマイチなものが多いイメージなのだけれど、ここではむしろデザートの方が美味しそう。助手のニコラが良かった。

食べている人の顔がなかなか見れない中で料理を続けるのは大変なことかもしれないと思った。

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カメレオン

4.0お料理はまるで絵画のよう

2022年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

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ローズマリー