劇場公開日 2013年3月16日

「なんだかなぁ。」プラチナデータ tranquilityさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0なんだかなぁ。

2013年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

原作の存在を知らなかったが、おそらく原作を買って読んだ方が金銭的にも時間的にも有意義だっただろう。

唯一といってもよい面白かったところは監視カメラシステム。ただそれも一瞬で断片的。

なぜそんなところで逮捕?なぜそこに監視カメラがないの?など細かい点を挙げれば枚挙に暇がないが、特に気になった点は2つ。
1つは主演の二宮。私には今回の役柄に二宮では容姿が幼いと感じた。顔、背、声ともに他の役者の中で浮いているように思えた。演技力は別として。
2つは英語。作中の「警察庁」の上に英語でNational Police Agencyと書かれてあるなど、それいる?と何度思ったことだろう。また研究所などに設置されているスクリーンやタブレットも表示されているのは英語のみ。確信は全くないがそれらが使用されている場面で欧米の外国人風の役者は見られなかったし、仮にいたとしてもその他大勢の日本人のオッサンたちは全員あんな専門的な英語を理解できているわけ?と感じざるを得なかった。それなのに映画の画面上には当然だが鑑賞者のために日本語字幕が出ている。監督は英語が洗練されていてカッコイイとか中学生みたいな考えを持っているのか?初めから日本語の漢字を使えよと言いたい。個人的にはその方がカッコイイと思うのだが。

いろいろ書いたがこんな評価になったのは単にストーリーが面白くなかったから。ええっ、そうだったの?といったものは殆どなし。原作とは全く違うといった意見もあることだしやはり原作を読んでみるとしよう。作者が作者だし映画より面白いに違いない。

tranquility