シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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良かった!ちゃんと終ってくれて
Qが猛烈にクソだったから心配しかしてなかったけど良かった!本当に良かった!ちゃんと終わってくれて(笑)序から見てよく解らん部分も多々あるけどそれはもういい、シンジがウジウジしない、ゲンドウの目的が解った、ちゃんと終わってくれた。これが本当に嬉しいです。
自分のなかで「結局何だったの?」になっていた最初の劇場版まで回収してくれたので何も言うこと無し!
これでようやく私の中でもエヴァンゲリオンにさようならができました。
シン仮面ライダー楽しみにしてます。
キャラクターは期待通りでした
ストーリーを軸としてみるか、キャラクターを描き切る作品としてみるかで見方や評価は分かれる。
視聴後ストーリーが物足りなく感じるのは、少なくとも本作はキャラクターを丁寧になぞった作品だからかな。それだけ見る側もキャラクターの理解が深まっているのだろう。
サードインパクト後の村の世界と、シンジの長い塞ぎ込みは、各キャラクターを描く為の単なる舞台装置に感じてしまった。
綾波が人の生活や人間の暖かさにに触れていくシーンは良かった。何もない部屋で無感情に暮らす綾波も、人の優しさに触れ自然に微笑む綾波も、周りの環境が違うと、きっとこういう子になるだろうと。紛れもなく綾波として受け入れられた。少しの間だけど、人間の暖かさに触れ、心としては報われて良かった。
アスカは、ウンダーに乗ってた時とは打って変わり、正面きっての過激なツンデレぶりが復活。シンジの反応の悪さや、良いところを綾波に持ってかれる報われなさも久しぶりだなぁ。イライラ暴力的だが、やってる事はやさしい。ゆっくりそう言ったシーンが見れて良かった。一歩進んでアスカとシンジの関係性やお互いの気持ちも、すれ違わずにちゃんと話ができた。精神的には少しだけど報われたのかな。(アスカのストーリー上の扱いは酷いけど)
ゲンドウの妻と会うため世界を変えてしまう考えを、前からエヴァを見てる人は知っているし驚きがないのは、ずいぶんエヴァに染まってるなぁって思った。ゲンドウの心情が丁寧になぞられていた。
シンジに対してATフィールドが発動したのにはちょっとドキッとしたかな。自分も父親なので。
唯一最後まで深堀りされないキャラ(名前すら思い出せない)と一緒になるのは、必然性は感じないが、困ったことに全く悪い気がしない。
付き合ってるって言う1つの事実で、シンジが幸せになったという説得力を持たせ、物語を心地よく帰着させている。(この手法は反則かも)
全体として作品に一切の悪意は感じられず、視聴者を縛り付け引っ張り回す意図もなく。気持ち良く解放してくれる作品でした。
エッフェル塔の扱いを見たフランス人の顔 :||
☆5を狙える芸術作。
しかし監督のスーパー自由がうかがえるが、物語とリンクしているから許容されている面もあったり、単なるやっつけととれることも否めない。今作はアート寄りなため前作序・破・Qほどの設定理解ハラスメントはなく純粋に楽しみやすい出来である。
ナントカインパクトはあるがそれほどインパクトはない、感動より感心をする作品。
作画は今回は村のデザインがとくに良い。キャラクターデザインもQから改善されているか、こちらが慣れたか。
内容的にもメカ一辺倒でなく、村の生活にウェイトを置いているのも良い。またテンポもよし、シンジの卑屈感を画面前に出し過ぎていないのも前作からの大改善である。
良い点
・村のデザイン
・村の生活
・様々な作風
・自由な展開
悪い点
・落ちそう
・マジカルな何かで街が復活
・関西弁の一人歩き。集団があるから方言があるのである。
・水分…
・脇役が死なない
・機体の色分け
・神木隆之介の安易な起用。記号的な狙いより強くでてしまう安易感。
・良いED曲だが地球環境に配慮して再利用。
その他点
・名前を…
・スイカ?
・アスカ?
なんか凄いものを見た
テレビアニメと映画を2本くらいつまみ食いしたけれど、物語の核心部分は全く理解していない人間の感想です。
正直なところそれほど興味もなく、宇多田ヒカルの歌声に釣られて鑑賞したのですが…。
なんか凄いものを見た。
映像の演出がとにかく凄い。発想が凄い。なぜあんな表現を思いついたのか。。
最近はCGも発達して、昔では考えられなかった表現を多く目にしていると思っていましたが、これは次元が違う。
ストーリーやキャラクターやそういったものでなく、単純に映像に心を大きく揺さぶられた気がします。もうこれ芸術の領域ですよね。
今後、アニメ、CGといった映像作品でこれの模倣が多数生まれると思います。芸術的な意味でも転換点というか、大きな影響を残したのではないでしょうか。
(このレベルの発想を求められるのは大変だなぁ…)
もうこれだけでお腹一杯。
これまでストーリーはよく分かっていなかったけど、最後にダメ親父とシンジ君の対決とお母さんが丸く(?)収めてくれたので納得した形で終わることができました。
ラストがあの二人の組み合わせというのはどうなのかと思いましたが。
しかし人類補完計画とかいうやつ(以前コレが分からなくて悶々としていた)は、みんな一緒にしちゃおう!みたいなノリでマクロスだと銀河ネットワーク?ですかね。
これ考えた人は隣のオヤジと繋がったり同化することも想定しているのだろうか。
ワタクシには理解できないんですよ。なんでこの方向に走るのかなぁ。。
(多くの人とは違うところだと思いますが)本当に感動しました。あと2~3回劇場で鑑賞したいです。
過去の作品も改めてチェックしたい思います。
親子のすれ違い結末
冒頭の迫力満点の戦闘シーンから一転して、昭和の時代のようなのどかな農村に主人公3人が置かれますが、そのまま穏やかに終わってもいいのではと思ったりしました。しかし、あるヒロインの突然の死を経て
場面はゼーレとの壮絶な戦闘行為に移っていきます。ここからはシンジとゲンドウ司令との親子ゲンカのような趣に。ここで今までシンジのことをさんざん子供扱いしていましたが、一番寂しがり屋の子供だったのはゲンドウだったのでした。
ラストで第三のヒロインとの再会がありますが、内気なシンジには姉さん的な相性がいい女性なのではと思いました。
ともあれ人類が滅亡しなくてよかった。
エヴァのコアファンではありません
結局この映画は、コミュ障こじらせ碇親子の話かもしれない。(エヴァファンの人ごめんなさい)世界を巻き込んだ、親子のすれ違い。そして絆の話。しかし、今までウジウジしていたシンジ君は今作のための演出だったんだね!
説明くさいゲンドウ氏の独白はシラけたな。多少強引な、ご都合主義なエンドも。悪いわけではないし、嫌いではないですが。
よくわからない用語が飛び交って、ストーリーも理解不能な所もあったけど、作画のクオリティ、カッコいいメカなど勢いで楽しめました。ラストの挑戦的な演出も面白かった。
良かったです
TVアニメでしか見た事なくて、映画版は、初めて見ました。
ぎゅっとまとまってて、これ1作で全てわかりました。
まとめとしては、良かったと思います。
ただ…
庵野さんの個人的な感情?を、キャラクターを使い、投影してる様に感じたのは、私だけでしょうか…
作品作りって、そんな感じなのかもしれませんが、余りにも、露骨に感じました。
その辺りが、マイナス要素でした。
みごとな完結でした。
評価しないという人もいるが、それは違うと思う。
エヴァの終わらせ方は幾つかパターンがあると思うが、変化球に逃げたりぜずきちんと終わらせている。そうすると展開というか結末は想像の範囲内という事になる。
評価をしない人はこういった点を指摘している事が多いが、この映画はエヴァ全体としての起承転結の結であり、その指摘はズレていると思う。
ゲンドウのエゴ
シンは碇ゲンドウのエゴを描いたストーリー。「ユイの魂ととも消滅」としたら、シンジを呼び寄せた時から描かれたストーリー通りに終わったサクセスストーリーで有る。つまり、エヴァ全てはユイを失い一人で生きることが難しく感じるゲンドウがユイと再び会うための予め描かれていたストーリーで有る。結局はゲンドウもアダムを殲滅しリリス(リリン)の残存を成し遂げた事になる。エヴァンゲリオン、人類補完計画と名を打った自分のエゴを達成する為の作業に過ぎなかった。
庵野秀明補完計画
終わった後膨大な数の関わった人たちの名前が流れるエンドロールを目の当たりにし、最後「終劇」の文字が現れたら、しばし茫然としてしまいどんな感想を言っていいか分からなくなった。それほど25年間のエヴァに幕が閉じたことを実感し感慨深い思いだった。
「さらば、全てのエヴァンゲリオン。」というコピーの通り、すべてにケジメをつけたラスト。
これまでのエヴァンゲリオンシリーズをどういう思いでつくってきたかの総まとめであり集大成。登場人物たちの存在の真実が語られる。まさに完結編。これまでのテレビ版、旧劇場版も回収した内容になっている。
庵野秀明がなにを思いどう苦悩して創り上げてきたかを絞り出し代弁しているようだった。まさに庵野秀明監督の思考や感情や人柄…人生すべてが滲み出ている作品。
一言で言い表すのは難しすぎるが、人間の弱さに手を差し伸べたレクイエムだったように感じる。
前半これまでのエヴァンゲリオンらしからぬのどかな日常が描かれる。コロナ禍でも浮き彫りとなった、生きていくうえで本当に大切なことを伝えてくれている。
「おやすみ」「おはよう」「さようなら」「ありがとう」ってなに?の答えには心掴まれる。
分かりやすくストレートに伝えてくれている部分もあったが、やはり難解なメッセージも多く一度では理解できなかったためまたじっくり観返したい。
それと、タイトルの最後に付けられている楽譜記号が終止線ではなく反復記号なのは、人類補完計画の通り歪になってきてしまっている世の中を再構築して、本当に必要なものを復興させる意味があるのか。(ループ説もあるようだが…)
とにかく、日本のアニメ界どころか、世界の映画界、エンタメ界の伝説に残り続ける作品であることは間違いない。
未来は僕らの心の中に。
途中から次々と出てくるカタカナ文字たちに頭がフリーズしてついていけなくなったけど、訳がわからないのがむしろ楽しい。ただただ映像に浸っていた。
今まで重ねられてきた物語があるからこそ、どのキャラクターも光っていて、愛おしくなる。
そして、これから先の物語は、僕らの心の中で幾度も描くことができる、素敵なラストでした。
母の愛を見た
私は、序が話題になった頃、エバのテレビ版をレンタルで見ました。そして、序、破、Qを観て、最近この最終章を観るために、再度、序、破、Qを観ました。
エバは、昔からですが良く意味のわからない、理解が出来ない部分があり、そう言う所は深く考えないようにしています。
でも、一つだけ私が信じていた事、エバンゲリオンを好きで見続けた理由は、シンジの母ユイが、科学者として、死を克服し神に近づく為エバンゲリオン初号機を作り、自ら初号機と融合してコアとなった。
だから、初号機は、シンジとしかシンクロしない。
初号機には母の想いがある!と言う点です。
なので、映画Q、そして今回の映画を観ていて疑問が湧いてきました。
ユイは、ゲンドウと同じくイカレタ人だったのか?
ゲンドウのねじ曲がった愛と解釈がこんな事にしてしまったのではないのか?
でも最後に、シンジと入れ替わり自らエバに刃を貫いた。もうここで涙が溢れ出しました。
やっぱりユイには、母としての心があった!
途中少しだらける所はありましたが(シンジが落ち込んでいる所)総集編として、皆んなのそれぞれの生き様を見られて、ロボットの切なさも見られて、大人になったシンジ君も見られて良かったです。
監督さんの鬱病が治ったみたいで、ホッとしました。
失礼m(_ _)m
(鬱病と言うのは、特にTV放送された内容を見て、原作者は鬱病なのではないか?と思ったからです。)
深すぎます。。。
エヴァ世代としてテレビ放映したのをみて、映画も出てる度に見てきました。そして、クチコミがかなり良かったので本日中レイトショーで見てきました。
結論、過去の映画を観てから見ればよかったとまず後悔。
今回の映画は長く深い内容で色々と考えさせられました。
バトルシーンや音楽の演出なども素晴らしかったし、生唾飲み込みながらドキドキしてました。
また、碇ゲンドウのセリフのが深いなぁっと思いました。
最後はスッキリしたけど。。。(;-ω-)ウーンって感じ(笑)
長く愛された作品だからこそ
旧劇場版を映画館で見た世代ではあるが、前作のQからの展開が急すぎて、今回のも一回見た限りではやはり難しく思えた。
考察などもされてるだろうが、理解していくのには時間が掛かりそう。
追記 やはり一回見ただけでは、難しい。
考察動画など見るとよくできた作品だと分かる。詰め込みすぎなのか情報量が多いため、賛否両論になるのではないだろうか?
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