ゲゲゲの女房

劇場公開日:

ゲゲゲの女房

解説

「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ数々の名作を生み出してきた漫画家・水木しげるの妻・武良布枝が夫婦の歩みを記した自伝を映画化。見合いからわずか5日で結婚したしげると布枝が、どん底の貧乏生活を乗り越えて人気漫画家となるまでの物語を、昭和の懐かしい風景とともにつづっていく。「紀子の食卓」の吹石一恵が布枝に、人気脚本家・演出家として知られる宮藤官九郎がしげるに扮する。監督は「私は猫ストーカー」の鈴木卓爾。

2010年製作/119分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2010年11月20日

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(C)2010 水木プロダクション/「ゲゲゲの女房」製作委員会

映画レビュー

2.0魂込めて描いてるのが伝わらない

2023年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

NHKの朝ドラは鑑賞済み。歴史の長い朝ドラでも5本の指に入ると言っても過言でない程、それはもうおもしろかった!
対して映画版は、終始、映像もストーリーも暗く地味。

一言で表すなら、ひたすら、極貧生活を過ごしながら「これでしか生きられない」と妖怪漫画を描き続け、チャンスが巡って来た所でおしまい!のストーリー。この先が観たかったのに〜!とがっかりした。

二人はお見合いして五日後に結婚したのだから、二人の間に愛はない。育っていく愛と言えばそうなんだけど、期待してるものとは違う。「こういう運命だったんだから受け入れるしかない」という感じ。

それでも、お見合いで「生活は安定してる」と聞いていたのに、実際は、電気止まる、食材買えない、質札てんこもり、2階に間借りしてる男もいるの最悪な結婚生活。
茂が悪い男ではなかった事が唯一の救い。

観客としては、もう少しいろんな背景を知りたいところ。茂は一人でも生活が苦しい中、結婚しようと思った理由とか、そもそもなぜ漫画家になろうと思ったか、水木作品は不人気だったのにチャンスをもらえた理由とか。

ちょいちょい入る妖怪はやめた方がよかった!演出が下手すぎて妖怪に見えないし、入れる必要性がない。ストーリーが原作に忠実路線なのに、ファンタジーが入ってバランスが不自然!!怒

あと、ロケでの撮影が現代過ぎて最悪。興醒め。
原作はいいのに、作り手が違うとこうも違うという悪い見本になってしまった。とにかく、演出が下手だし作品に愛がない!

朝ドラでは、茂が片手で命込めて描いてるのが映像で伝わって来た。布絵もアシスタントして、夫婦二人で命を込めて描いてた。なのに、映画ではひょいと描いてる感じになって非常に残念。

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りりまる

2.0完全に裏切られました

2023年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

酷かったです。 [貧乏漫画家に嫁いだ妻] が貧乏暮しをするだけの はなしでした。 ほかの何も有りませんでした。 [途中で知り合いが砂になる] など、 意味不明なシーンも有り、 理解できませんでした。 テレビ ドラマ や演劇にもなったので きたいしていたのですが、 完全に裏切られました。 せめて水木しげる本人の自伝なら、 もう少し楽しめたのかもしれませんが。

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Check-inや、レビュー投稿には、ニックネームが必要です

2.0背景が

2020年10月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

夕飯を食べながら余り頭を使わないTV番組みたいに鑑賞できるかと思いセレクト。ドンピシャで何も考えなくても良い作品でした。でもせめて、最近のビルは映らない様にして欲しかったですね。あと、結婚しなくて良い時代に生まれて良かったです。

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ミカ

3.0 同年、NHK朝の連ドラで大ヒットした『ゲゲゲの女房』。すべてを観...

2019年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 同年、NHK朝の連ドラで大ヒットした『ゲゲゲの女房』。すべてを観たわけではないが、もっと明るい家庭だった印象が残っていた。それをこの映画では赤貧時代だけにスポットを当て、暗さを強調しているかのよう。 時折、パラパラ漫画風のアニメーションを挿入していたことや、普通の人には見えない妖怪の姿が微笑ましい。

 貧乏の様子と言えば、質札がかなり増えてきた様子と、税務署が年収18万円という申告に疑いを持って訪ねてくるところも強烈だった。編集の人が訪ねてきても、水と大根しか出せなかったりするが、野垂れ死にしそうな漫画家に食事を与えたりするところも人情味があってよかった。

 夫の仕事のアシスタントを兼ねる主婦。ようやく夫と意思疎通が出来たような布枝。少年誌の編集者に「宇宙ものを描いてほしい」と言われても、苦手なジャンルだときっぱり断るとこにも反論を加えない。貧乏であっても黙って夫に従う昭和の妻といった印象さえあるが、テレビ版を見なければよくわからないのかもしれない・・・

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kossy

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