リスボン物語

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リスボン物語

解説

録音技師ビンターの許に、友人の映画監督から1枚の絵葉書が届く。国境のなくなったEUの道路を通ってリスボンに彼を訪ねるビンターだったが、当人はビデオ映像を残して消えていた。ガンマイクで街の音を拾って歩く彼の耳に、美しい女性テレーザの歌声が届く……。リスボン市の依頼を受けたベンダース監督が、映画百年にあたって世界最高齢のオリベイラ監督を迎えて軽やかに綴った映画への愛の賛歌。

1995年製作/104分/ドイツ・ポルトガル合作
原題:Lisbon Story
配給:フランス映画社
劇場公開日:1995年8月26日

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(C)Wim Wenders Stiftung 2015

映画レビュー

3.5丁寧に日常を紡ぎ描く作品🍀

2023年10月29日
iPhoneアプリから投稿

『PINA』同様にこちらの作品も日本での上映権が今はないところ、『丸の内映画祭』のための特別上映が実現したという貴重な機会✨

監督がドイツ人だからなのか、直前に観ていたピナ・バウシュがドイツ語話していたからなのかわからないけど、『リスボン物語』なのに勝手にベルリンだと思い込んでしまってただ、なぜ冒頭からポルトガルに向かうのか解せず不思議に感じてた😂(だって『リスボン』のお話なんだから当然なんだけどさ。)

ストーリーはクスっと笑える場面がありながらもお友達の失踪疑惑アリなコメディミステリー(←そんなジャンルあるかな?😅)
失踪友だちが前を向くことを諦め、後ろ向きになってしまったときにヴィンターさんのかける言葉がよい。

そして全体を通して先日観たヴィム・ヴェンダーズ監督✖︎役所広司の『PERFECT DAYS』と共通するような“木漏れ日感”を大切にしていてとっても心地の良い作品。

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らまんば
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