マックス・ペイン : 特集

2009年4月6日更新

「ディパーテッド」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたマーク・ウォールバーグの主演最新作は、ハードなアクションに興奮必至の「マックス・ペイン」。妻子を殺された過去を持ち、いまだ捕まらない犯人をひとりで追い続けるニューヨーク市警の刑事、マックス・ペインをウォールバーグが演じている。その生き様やアクション、そして彼を取り巻くセクシー美女に、男も女も目がくらむに違いない本作。注目すべきポイントを挙げ、作品の魅力に迫る。（文・構成：編集部）

「マックス・ペイン」の目がくらむ！3つのポイント

【ポイント1】壮絶＆スタイリッシュ！ガンアクションに目がくらむ

とにかく、銃のデカさと銃弾の数が半端じゃない。妻と幼い娘を殺され、その犯人を突き止めるためだけに生きる男、ニューヨーク市警の刑事マックス・ペインは、犯人捜しのためなら、銃を撃つことに何のためらいもない。彼が愛用する銃は、45口径の普通弾と41口径の散弾に対応したタウルス社製のジャッジ（審判）という名の銃と、41口径のショットガン。殺傷力の高さで知られるこれらの銃を撃ちまくるのだ。

しかもその映像がスタイリッシュ！　原作は「マトリックス」の高速アクション描写“バレットタイム”をゲームで初めて取り入れ、ビジュアル表現の見事さでも話題を呼んだ、アメリカ製の同名アクションシューティングゲーム。本作はその原作同様、過激な銃弾アクションをCGとスローモーションを用いてグラフィカルに演出。さらにドラマの舞台として独特な質感のダークでスタイリッシュな世界を構築。マックスが歩む暗く冷酷な夜の世界で風に舞う雪の結晶が、ドラッグ中毒者の悪夢に出現する邪悪な天使の羽根から落ちる羽毛に重なり、それがドラマのクライマックスでは、マックスの怒りの爆発で生じた炎の粉となって燃え上がる。

「フライト・オブ・フェニックス」「オーメン」のジョン・ムーア監督が、これまでの彼の作品とはまったく異なるダークで華麗な映像世界で新たな才能を発揮。「ウォンテッド」「シューテム・アップ」の系譜に連なるスタイリッシュかつ過激な銃撃アクションを展開する。

【ポイント2】熱いけどクール！主人公の生き様に目がくらむ

主人公マックスは、仲間たちに信頼される有能な刑事だったが、妻と幼い娘を何者かに殺されてしまったことから、まったく別の人間に変貌。愛する妻と娘の無念を晴らすため、ただ犯人捜しのためだけに生きる男になる。そんな彼を仲間たちも見放すが、マックスはただひとり、自分の信念を貫いて行動していく。胸の内には「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンにも似た熱さを秘めながら、外見は「ボーン・アイデンティティー」のジェイソン・ボーンのようなクールさで行動する一匹狼。それがマックス・ペインなのだ。

そんな主人公マックスを演じるのは「ザ・シューター／極大射程」「ディパーテッド」でも銃の似合う男を演じたマーク・ウォールバーグ。熱くてクールな男、マックス役に、まさにぴったりのキャスティングだ。

【ポイント3】ボンドガール、オルガ・キュリレンコが…！セクシー美女に目がくらむ

過激アクション映画に、セクシー美女はマスト。本作もそのお約束どおり、2人の美女が姉妹役で登場。

まず、「007／慰めの報酬」でブレイクしたオルガ・キュリレンコが、マックスを誘惑する美女ナターシャ役で登場。「007」では復讐に生きる女という新たなヒロイン像を演じるためにお色気は少なかったが、本作ではしっかりセクシーな魅力を披露。大胆な脱ぎっぷりで、マックスをベッドで誘惑するシーンも。

そしてもうひとりの美女は、ナターシャの姉モナ役を演じるミラ・クニス。オルガと同じウクライナ出身でエキゾチックな魅力たっぷりだが、タイプは対称的で、オルガは長身でスリム、ミラは小柄でグラマラス。「寝取られ男のラブ♂バカンス」「After Sex　アフターセックス」などで活躍する彼女が、本作では妹を守ろうとする姉役で、ハードでタフなアクションも披露してくれる。2人のタイプの異なる美女の魅力も見どころだ。

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