レプリコーン

劇場公開日:

解説

アイルランドの伝説に登場する悪の妖精レプリコーンが、人間に奪われた百枚の金貨を追ってアメリカ大陸に上陸し、人々を恐怖のどん底に突き落とすというホラー・ファンタジー。全米では、初登場で第8位、興行収入10億円突破を記録した。残酷だけど憎めないキャラクター、レプリコーンは、「チャイルド・プレイ」のチャッキーや「エルム街の悪夢」のフレディと同様の人気を得て、シリーズ化も決定した。監督と脚本はマーク・ジョーンズ。製作は「エクスターミネーター2」のウィリアム・サックスと「チルドレン・オブ・ザ・コーン」のデイヴィッド・ブライス。エグゼクティブ・プロディーサーは「メタル・ウィング」のマーク・アミン。撮影はデヴィー・アイザック。音楽はケヴィン・ティナー。主役を演じるのは、ルーカスの大ヒット作「ウィロー」でウィローを演じたウォーリック・デイヴィス。

1993年製作/92分/アメリカ
原題:Leprechaun
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1993年8月21日

ストーリー

アイルランドに古くから伝わる悪の妖精レプリコーン(ウォーイック・デイヴィス)。彼が守っている金貨を手に入れたダン・オグラディは、喜び勇んでアメリカへ帰って行った。しかし、わが家に着いたダンを待ち受けていたのは、レプリコーンだった。金貨を奪回しようとはるばるアメリカまでやってきたレプリコーンは、ダンの家で大暴れ。ダンの妻を殺してしまう。ダンは、レプリコーンの弱点である四つ葉のクローバーを使って、この悪の妖精を箱の中に封じ込めた。それから10年。ダンの家はすでに廃墟と化していた。そこへとある父娘が都会から越してくる。地下の箱の中で眠っていたレプリコーンは、これを機に長い眠りから目覚め、再び金貨を取り戻すために大暴れをする。井戸の中に隠されていた99枚の金貨を取り戻したレプリコーンは、最後の1枚を手に入れられないまま井戸の中で焼かれる。しかし、井戸の奥底からは「最後の1枚を必ず取りに来るぞ」という声が聞こえて来るのだった。

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