ヘルター・スケルター(1977)

劇場公開日:

解説

あのシャロン・テート殺しの犯人マンソン一家が逮捕される事件を描く。製作はリー・リッチとフィリップ・キャピース、監督は「軍用列車」の故トム・グリース、脚本はJ・P・ミラー、原作はヴィンセント・ブリオシとカート・ジェントリー、撮影はジュールス・ブレンナー、音楽はビリー・ゴールデンバーグが各々担当。出演はスティーヴ・レイルズバック、ナンシー・ウルフ、ジョージ・ディセンゾなど。

1977年製作/アメリカ
原題:Helter Skelter
配給:東映洋画
劇場公開日:1977年6月4日

ストーリー

1969年8月9日未明。ハリウッドはビバリーヒルズで、美人女優シャロン・テートが凄惨な死体となって発見された。又、この事件から2日後テート家より近いラビアンカ家でも惨殺事件が起こった。捜査陣の懸命の努力の結果はむなしい。約2ヵ月後、ヒッピーのスーザン(ナンシー・ウルフ)が音楽教師刺殺容疑で逮捕され、ロスの刑務所に収容された。刑務所内で囚人仲間にテート事件の全貌を話す彼女。殺人は女3人男2人で決行されたという。そして事件は再び、この囚人の密告で浮かび上がってきた。ブリオシ検察官(ジョージ・ディセンゾ)はスーザンの仲間のマンソン(スティーヴ・レイルスバッグ)を中心とするファミリーを追う。ファミリーの狂気の理論、彼らはビートルズの「リボリューション9」で理論武装化し、「ヘルター・スケルター」を合言葉にした。黒人と白人が殺し合い、その後、ファミリー14万4000人が地上に出、黒人を支配し世界の王となるという理論。そのため黒人の犯罪とみせかせたテート殺し。彼らは捕えられ、裁判の結果、死刑を下された。だが1972年2月18日、カリフォルニア州は死刑を廃止し、マンソン・フアミリーは1978年には仮出獄の申請さえ受けられる立場になったのだった。

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