フリーズ 地獄の相続人

解説

19世紀末のアラスカを舞台にしたサバイバル・アクション。監督は「ホワイトウイザード」のニルス・ゴープ。製作は「9か月」のアンヌ・フランソワ。脚本は「ゴリラ」のセルジオ・ドナティと実子ロレンツォ・ドナティ、「ハイランダー3 超戦士大決戦」のポール・オール。撮影は「ラウンド・ミッドナイト」などベルトラン・タヴェルニエ監督作品で知られるブルーノ・ド・ケイゼル。音楽は『スノーリバー 輝く大地の果てに』(V)のブルース・ローランド。美術は「ペリカン文書」のベン・モラハン。編集は「クライング・ゲーム」のカント・パンとマイケル・ホーイ。主演は「モータル・コンバット」のクリストファー・ランバート。共演は「イレイザー」のジェームズ・カーン、「ブレイブハート」のキャサリン・マコーマック、「ロッキー」シリーズのバート・ヤングなど。

1995年製作/89分/アメリカ・フランス合作
原題:North Star

ストーリー

1899年、ゴールドラッシュに湧くアラスカのノーム。金のためなら手段を選ばない鉱業組合長ショーン・マクレノン(ジェームズ・カーン)は金鉱の持ち主を殺しては採掘権を手に入れていた。次に彼が狙いを付けたのは、インディアンの末裔ハドソン・サンティーク(クリストファー・ランバート)が採掘権を持つイヌイットの聖域“ノース・スター”だった。彼は聖域を破戒から守っていた。しかしハドソンはマクレノンの配下に襲われ、採掘権を奪われてしまう。一命を取り止めたハドソンは陰謀を暴くために町に現われるが、配下に取り囲まれ、しかたなくマクレノンの女セーラ(キャサリン・マコーマック)を人質に逃亡する。吹雪の雪原で意識を失ったセーラを介抱するハドソンとイヌイットたち。真実を知ったセーラは迫ってきたマクレノンを説得しようとするが、彼は耳を貸さない。遂に追い詰められたハドソンは氷の張る河に転落。だが奇跡的に助かった彼は、マクノレンと渡り合い、勝利を得るのだった。

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