劇場公開日 1987年6月20日

「ヘレン・スレイターがヒロインを演じる希少価値」摩天楼はバラ色に kazzさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ヘレン・スレイターがヒロインを演じる希少価値

2020年6月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

シネフィルWOWOWの放送にて観賞。
レーザーディスクのソフトを持っているが、プレーヤーが15年ほど前に壊れてからは観ることができない😢

マイケル・J・フォックスのコミカルな動きは、ジャッキー・チェンをも凌駕すると思う。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ティーン・ウルフ』などに比べるとアクションは少ないが、それでも天才的な動きを随所で見せている。
スラップスティックばかりでなく、ラブシーンも上手く、役者としての技量は高いと思う。

そして、スーパーガール=ヘレン・スレイターが見られる数少ない作品として、この映画は価値が高い。
この美人女優が、スクリーンからテレビに転身してしまったのは残念。

ストーリーは説得力のカケラもないが、笑えた上に胸がすく結末で、演出も手堅く、サクセスコメディとしては申し分ない。
デヴィッド・フォスターによる音楽も軽妙で美しい。ポップロックな楽曲が何曲も挿入され、それらを聴かせるための映像になっているのは当時の流行り。本来のコメディを盛り上げるための曲としては、ジョン・ウィリアムズの「ジョーズのテーマ」Yelloの「Oh Yeah」なんかが面白く使われている。

kazz
レモンブルーさんのコメント
2021年2月5日

大好きな映画です! マイケルが 病気で現役を離れてしまったのは残念で仕方ないです。でもBTTFやこの作品など、この先も評価されて行くであろう映画が有る事が嬉しいです。

レモンブルー