ヴェラ・ドレイク

劇場公開日:

解説

「秘密と嘘」のマイク・リー監督がまたもオスカー監督賞&脚本賞にノミネート。タイトルロールを演じたイメルダ・スタウントンが同主演女優賞にノミネート、シカゴ批評家賞等数々の映画賞を受賞した。1950年のロンドン。家族を愛する献身的な主婦ヴェラは非合法と知りながら、望まない妊娠をした女性たちの堕胎の手伝いをしていたが、通報されて裁判にかけられることになってしまう。

2004年製作/125分/PG12/イギリス・フランス・ニュージーランド合作
原題:Vera Drake
配給:東京テアトル
劇場公開日:2005年7月9日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) イメルダ・スタウントン
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映画評論

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映画レビュー

3.5絶望とか喜びとか、ハッピーエンドとかバッドエンドとか、そういう映画...

2022年4月4日
Androidアプリから投稿

絶望とか喜びとか、ハッピーエンドとかバッドエンドとか、そういう映画的脚色のない、ただその時代にあった感情や出来事をなぞることの出来る作品。

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ユンケル

4.5こういう時代もあったんだな……

2021年1月25日
PCから投稿

お互いを暖かく包みながら仲良く暮らす一家の、誰よりも働き者で、心優しい母親が、非合法の中絶処置をしていたことで有罪になる、という話。

主人公ヴェラが私欲のためではなく、純粋に「困ってる人を助けるために」やっていたことで罰せられるのは、なんとも理不尽に思えた。
罰せられるべきは、むしろ、依頼者からお金を取り、ヴェラにはそのことを一切ふせていた仲介役のリリーだろう。

今ほど避妊の知識も方法も一般的ではなく、中絶が犯罪だった時代。
中絶がいいことだとも、簡単なことだとも思わないけど、例えば、レイプされた時、例えば、既に子供がたくさんいて、これ以上養えない時、女性に選択肢がないのは、やはり辛い。

ここで静かに描かれる家族のありかた、絆もリアル。
誰よりも信じていた妻・母が、自分たちには黙って法を犯し続けていたことを知り、動揺し、怒りを感じ、それでもその事実を受け入れていく。
ラストシーンのあと、あの家族は呆然としつつも静かに母親の帰りを待ったのだろうと思いたい。

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UNEmi

4.5絶句した

2016年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ミカ

4.5彼女から鼻歌が消える

2015年3月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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