バットマン ビギンズのレビュー・感想・評価
全122件中、101~120件目を表示
2、3作目を見た後に見ましたが、バットマンがどうやって生まれたのか...
2、3作目を見た後に見ましたが、バットマンがどうやって生まれたのかや、キャラの関係性がよく分かり、もう一度後の作品を見たくなりました。
ヒーローがカッコよく市民を助けてハッピーエンドというだけでなく、ヒーローの苦悩が感じられるこのシリーズが好きです。
伝説の始まり、そして一目惚れ
まさに出会いでした。声はともかく最高にかっこよかったです!
バットマンになるまでが長いと思う人が結構いますが、私は大丈夫です!
親を殺され心に傷を負った少年がバットマンになり、ゴッサムシティの救世主となるのがかなり素敵ですね。
ちなみにバットマンは超能力を持たない。そこも一つの魅力です。
是非ともオススメします。
闇に潜む恐怖のシンボル
過去のトラウマ、両親の死によって自分を見失っていた男が己の恐怖から抜け出そうとする話です。ヒーローと大富豪の二重生活に苦闘しながらも悪に立ち向かう姿には格好良さと、多くの矛盾があります。彼は何のために闘うのでしょうか?
この世の悪への怒りをぶつけるために、仮面に覆われたもう一人の自分を利用しているだけなのでは?彼がやっていることは街の平和のためなのか、それとも自己満足なのか?本当に正義なのか?これが普通のヒーロー映画との違いです。そこに惹かれるのです。
そしてその疑問を、次回作『ダークナイト』でジョーカーが問いかけます。今までの「正義」の定義を覆した傑作です!
落ちるとこまで落ちて
バットマンに魅力を感じるのは
落ちるとこまで落ちて
そこから自分の闇と戦い這い上がって
強くなっていくところ。
「Why do we fall? So that we can learn to pick ourselves up.
人は何故落ちると思う?這い上がるためだ。」
この言葉に何度励まされたか分からない。
落ち込んでいる時や上手く行っていない時にに勇気づけられる映画。
バットマンを取り戻せ
子どもの頃観たバットマンは子どもながらにどんどんヤバくなってるなと思っており、あまり乗り気じゃなく観た。
バットマンってビジュアルはインパクトあるけど、闘い方は地味なのね…
しかし、最高の三部作の始まりの物語、観ない事には始まらないのです。
ダークナイトの序章的作品
犯罪が多発し警察が腐敗した架空の大都市「ゴッサム」を舞台に
正義の代行者としてのダークヒーローバットマンが活躍するおなじみバットマンシリーズ
本作ではそのバットマンの成り立ちが描かれる。
エンターテインメントとしては最高の出来で、
役者、脚本、音楽、演出、どれも素晴らしい
ヒロインもかわいいし、キャラにあっている
マーベルの量産型ヒーロー映画とは一線を画す
本作にてバットマンの成り立ちが描かれるからこそ
次作以降のバットマンの活躍が際立つ
傑作とまでは行かないが十分に面白いアクションヒーロー映画の名作
改めて観てやっぱりビギンズは最高のエンターテイメント
ダークナイトライジングを観て、もう一度初回作品を観てみたが
やはりこの作品は傑作です。孤独に独りで立ち向かうライジングと
戦う決心を固めるビギンズとはテーマが違う。
フィナーレとなるライジングには最後の戦いに対する監督の思いが
つまっていたがこのビギンズにはこれからみせるワクワク感や
張り切り感がぎっしりつまっている。
いい意味で過去のバットマンのイメージを消し去り
ダークヒーローのスタートを切ってくれた。
クリストファー・ノーランの世界感が観る側を鷲掴みに
してくれます。
正義のヒーローなんだけど文字通り日陰(夜)に輝く
怪しさを身にまとった新バットマン。
刮目して観よ!
まだ序章
クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ1作目。アメコミにお馴染みな展開ながらも、不況によるゴッサムシティの腐敗や父親の残した物の演出の仕方は見事。
マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマンらがしっかり脇を締めていて、飽きさせない。
まだ序章感が否めないが充分楽しめる。
クリストファー・ノーラン版バットマンは「ダークナイト」ばかり注目されるが「ビギンズ」だって劣らぬ傑作
いよいよ「ダークナイト ライジング」封切り目前。
興奮を高める為に、「ビギンズ」と「ダークナイト」を一気見。
「ダークナイト」のレビューは以前書いたので「ビギンズ」のレビューを。
公開時はバットマン8年振りの復活。
カリフォルニア州の知事をやっていたアクションスターが悪役で登場したおバカ作のせいで、「何だ、またやるのか…」程度の期待だったが、スタッフ・キャストを入れ替え、“ビギンズ=始まり”を描く内容に徐々に興味を惹きつけられ、観に行った。
ティム・バートン版のイメージも吹っ飛ぶ衝撃の出来映えだった。ジョエル・シュマッチャー版なんてあったっけ?
アメコミを題材にしながら決して客に媚びないクストファー・ノーランの真摯な演出、リアルさを追求したアクション、重厚なサスペンス、そしてバットマンはいかにして誕生したのか。
幼い頃トラウマを抱えたブルースが、修行によって精神と肉体を鍛え、恐怖に打ち勝ち、恐怖を我が物とし、悪と対するまでをドラマチックにじっくりと描く。
これまで悪役ばかり注目されて来たこのシリーズだが、本来ならバットマンが主人公、これが在るべき姿のバットマン映画。
この後、「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」と続くが、クリストファー・ノーランによるスタイルは既に確立されている。
その「ダークナイト ライジング」で遂に完結。
まとめて見て、衝撃と興奮と感動を見届けたい。
バットマン
バットマンがその他のヒーローと違う点のひとつは特殊能力の類を持っていないことだ。
彼は普通の人間なのだ(莫大な財産を持っていることを除いて)。
そんな普通の人間が一体何故バットマンとなったのだろうか。
バットマンシリーズの原点となる作品。
元来日本人になじみの薄いアメコミは人気がないが、この作品は間違いなく面白い。
クリストファー・ノーラン監督はもともと建築も学んでいたらしく、その影響か、ゴッサムシティの建物もすごく良かった。
演出の仕方が見事
最初の展開が急すぎなことと人物描写が表面的過ぎること以外はアクション作品として素晴らしいでき。 人間を超越した特殊能力等を出さない現実的にも不可能では無いところが面白い。
次作への期待のさせかたも巧妙でアクション大作として満足出来る作品。
バッドマンビギンズ
バッドマンビギンズはまずストーリ性がとてもよく。そこが魅力でした
主人公ブルースウェインは両親が殺されて犯罪者の心理を知るために自らの
犯罪を犯すしかし、その間に自分を見失ってしまう。だが、ある男が
ブルースに道をただすチャンスを与えるそして、ブルースはそこで修行して
自らの運命を自ら選択する。
DVDで何度も観てます
僕にはハマりました。世界観も、ストーリーも、演出も、出演陣も!
ダークで、少しだけ、ほんと微妙にだけどどこか現実離れしている世界観描写の匙加減。冒頭の忍者とか所々ツッコムところはあるけど、それを補って余りあるクリストファー・ノーランの脚本と演出には大満足です。
出演陣も最高で、特にマイケル・ケインとゲイリー・オールドマン!!ホントベテランの演技って感じで見事にハマってました。ダークナイトもよかったし、アメコミものでは唯一大好きな作品です!!
人生に躓いたとき『バットマンビキンズ』を見よう!
小地蔵の分身は、昨日公開されたばかりの『バットマンビキンズ』を見てきました。バットマンといえば、第一作のティム・バートン作品から数えてもう第六作目になります。 全作品を見ておりますが、恐らくこの『バットマンビキンズ』が最高に面白いと思いました。
これまでのバットマンシリーズは、原作のアメリカンコメディの世界をそのまま再現しようとしてきました。
バットマンの敵役キャラは、ホント漫画チックな被り物を身につけた奇人変人ばかり。しかもゴッサムシティを破壊しようとする動機も自己満足でしかなかったわけです。
ところが、今回のバットマンの敵たちにコスプレはありません。今回の敵役は、「影の集団」と名乗る結社です。
彼らはこれまでの堕落してきた世界をでことごとく破壊してきたという独自の信念と思想を持っています。
そういう敵役にもリアリティを持たせようとした設定がこれまでのシリーズの敵役と大きく違うところです。そして日本市場を意識してか、首領の渡辺謙の手下たちは、なんと忍者集団ということになっているんですね。
また『バットバンビキンズ』ではそのタイトルどうり、バットマンシリーズのWhy?に事細かく答えていきます。それは大変緻密で、無数に貼られた複線が全てつながって、「バットバンビキンズ」というタイトルテーマにつながっていきます。
たとえば、何故コウモリなのか。その説明を主人公ブルース・ウェインの子供時代のトラウマとして、庭の井戸に落ちたとき遭遇したコウモリへの恐怖を描いております。
写真
バットマンは、スーパーマンのような超人であったのか?
『バットバンビキンズ』ではただの生身の人間なのだということも明らかにされます。むしろこの映画は、両親を犯罪者に殺されたトラウマに苦しみ、犯罪者に復讐を誓った主人公ブルース・ウェインの物語といってもいいでしょう。
では生身の人間がなぜ超人的な活躍ができるのか。バットマンが空を飛べる理由、ジャンプ力が人並み優れている理由、忍者みたいに突然現れて、突然姿が消える理由。これを詳しく書くとネタバレになってしまうから適当にカキコしますね。
簡単に言えば、金にモノを言わせた億万長者が、もてあます時間で修練を積み上げ、財力で技術の粋を集めて装備をそろえたことに尽きるようです。その一見あり得ないような設定を作品では丹念にリアリティを持たせようと説明を重ねていきます。様々な「理由」について、きっと「なるほどそうなのね」と納得できるストーリーになっていると思いますよ。
細かいところでは、ブルースに一生懸命に腕立て伏せを日常生活でやらせたり、戦いのあとにアザだらけになったところを執事に咎めさせたり、普通の人間がヒーローになっている日常もちゃんと押さえているのです。
そういう点で『バットバンビキンズ』は在る程度原作のアメカンコミックの世界から脱却して、一本の映画作品として自立できたのかなと小地蔵は思いました。
ところで、この作品は単なる娯楽作品というばかりではありません。
作品を通じて、いくつかのメッセージが観客に投げかけられています。まず、バットマンを生む原動力になったブルースの怒りや哀しみですね、幼いころ犯罪者に両親を殺されて、ずっと復讐や報復を誓ってきたことは、自己満足に過ぎないのか?それとも、必要悪なのか?
でもバットマンは絶対に自らは人を殺しません。そのことが答えになっていると思います。
また、作品の中でパットマンでも敵に追いつめられたり、敵の陰謀に負けを覚悟して落ち込みそうになるシーンも描かれています。そんなとき幼い時分に庭の井戸に落ちたとき父から励まされた言葉が度々出てきます。
「穴に落ちたら、再びはい上がればいいじゃないか」と。
『バットマンビキンズ』は、ヒーローの人間味ある苦悩と活躍を通じて、観客にも勇気と希望を持てるように暗に暗示している作品ではないでしょうか。
全122件中、101~120件目を表示