新作映画評論・批評

この道は母へとつづく

少年のピュアな衝動に心を打たれる

インベージョン（2007）

人間性を問う物語として生まれ変わったが、消化不良に

山口直樹

スターダスト（2007）

ニール・ゲイマンの今後を占う上で重要な一作

平沢薫

アフター・ウェディング

西洋人の本質を描き出したスサンネ・ビア監督の意欲作

大場正明

グッド・シェパード

アメリカ史の側面をスパイの目を通して描く重厚なスリラー

サトウムツオ

ヘアスプレー

ポジティブで無邪気な「思わず踊り出したくなっちゃう」世界

若林ゆり

クワイエットルームにようこそ

ブラックな笑いが炸裂する一筋縄ではいかない女性映画

くれい響

パンズ・ラビリンス

“人間にはなぜ物語が必要なのか”という問いへの答えを提示

平沢薫

キングダム　見えざる敵

勧善懲悪に堕することなく、正義のあり方に疑念を提示した社会派アクション

清水節

サウスバウンド（2007）

いまや珍獣となった左翼親父にスカッとさせられる

中山治美

幸せのレシピ

上質の料理とともに成熟した恋人に注目

森山京子

エディット・ピアフ　愛の讃歌

愛に傷つき、歌に生きた伝説の歌姫の真実

山縣みどり