全米映画ランキング : 2023年5月12日~2023年5月14日

全米映画ランキング:2023年5月15日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2023年5月12日~2023年5月14日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 2 60,500,000 213,201,178
2 2 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 6 13,000,000 535,959,015
3 ブッククラブ ネクストチャプター 1 6,500,000 6,500,000
4 3 死霊のはらわた ライジング 4 3,728,000 60,188,357
5 4 神さま聞いてる? これが私の生きる道?! 3 2,500,000 16,476,954
6 ドミノ

Hypnotic
「ドミノ」

Ketchup Entertainment
(ギャガ、ワーナー・ブラザース映画)

1 2,355,000 2,355,000
7 6 ジョン・ウィック コンセクエンス 8 1,930,000 182,964,089
8 5 ラヴ・アゲイン 2 1,550,000 5,006,881
9 8 AIR エア

Air
「AIR エア」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

6 875,357 51,709,648
10 7 ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り 7 740,000 92,169,866

「ガーディアンズ」第3弾、V2! 「また、あなたとブッククラブで」続編、ベン・アフレック主演ミステリーが初登場

北米映画市場の目玉は、5月第2週も引き続き「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。興行収入ランキングのトップ10には、新作2本が登場しましたが、市場全体の累計興収は、約2カ月振りに1億ドルを下回りました。

ディズニーのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの第3弾「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」は、2週連続で首位を獲得しました。週末3日間で、興収6050万ドルを記録。2023年公開作品のなかで最大の上映館数を誇り、累計興収は2億1300万ドルで、23年で5位の数字となっています。

ユニバーサルの「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、6週目の週末も2位をキープし、好調な興行を続けています。週末3日間で、興収1300万ドルをあげました。累計興収は5億3500万ドルで、23年で圧倒的な1位。2位の「アントマン&ワスプ クアントマニア」(2億1400万ドル)の2倍以上に達し、さらに歴代興収ランキングでは「ダークナイト」(約5億3400万ドル)を抜き、15位にランクイン。全世界累計興収は、12億ドルにも達しています。

3位には、フォーカス・フィーチャーズのアンサンブルコメディ「Book Club: The Next Chapter(原題)」が初登場しました。本作は、1冊の本をきっかけに人生が色づき始めた4人の女性たちの人間ドラマ「また、あなたとブッククラブで」(2018)の続編で、4人が出かけるイタリア旅行が描かれます。ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、メアリー・スティーンバージェン、キャンディス・バーゲンらが続投し、キートン演じるダイアンの恋人ミッチェル役で、アンディ・ガルシアも再登場。週末3日間で、興収650万ドルを記録しました。

ケチャップ・エンタテインメントのミステリースリラー「Hypnotic(原題)」は、6位でデビュー。ロバート・ロドリゲス監督(「シン・シティ」シリーズ)が手がけた本作では、ベン・アフレック(「AIR エア」)が、行方不明の娘を探すうちに、“催眠剤”と呼ばれる精神安定剤に関わる政府の秘密プログラムを発見したローク刑事を演じています。週末3日間で、興収230万ドルをあげました。

2023年5月15日更新 Dan Knighton

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