全米映画ランキング : 2022年12月2日~2022年12月4日

全米映画ランキング:2022年12月5日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年12月2日~2022年12月4日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 4 17,593,000 393,724,077
2 バイオレント・ナイト 1 13,300,000 13,300,000
3 2 ストレンジ・ワールド もうひとつの世界 2 4,921,000 25,519,736
4 4 ザ・メニュー

The Menu
「ザ・メニュー」

Searchlight Pictures
(ディズニー)

3 3,556,000 24,724,732
5 3 ディヴォーション マイ・ベスト・ウィングマン 2 2,800,000 13,800,007
6 クリスマスの鐘が聞こえたら 1 1,817,446 2,584,458
7 5 ブラックアダム

Black Adam
「ブラックアダム」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

7 1,665,000 165,171,640
8 6 フェイブルマンズ

The Fabelmans
「フェイブルマンズ」

Universal
(東宝東和)

4 1,300,000 5,565,446
9 7 ボーンズ アンド オール

Bones and All
「ボーンズ アンド オール」

United Artists Releasing
(ワーナー・ブラザース映画)

2 1,191,431 6,041,165
10 8 チケット・トゥ・パラダイス 7 850,000 66,524,175

「ブラックパンサー」続編V4! クリスマス映画「バイオレント・ナイト」が2位

サッカーW杯期間の2週目と重なった12月第1週、北米映画市場は、9月中旬以降で最も低調な興行成績となりました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」は、4週連続で首位を獲得。全米最大の劇場数で公開され、週末3日間で興行収入1750万ドル、累計興収3億9300万ドルを記録しました。ユニバーサルの「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」「ミニオンズ フィーバー」を抜き、2022年公開映画のなかで、興収ランキング3位に。なお1位は「トップガン マーヴェリック」、2位は「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」となっています。

ユニバーサルのアクションエンタテインメント「バイオレント・ナイト」は、2位に初登場。デビッド・ハーバー(「ヘルボーイ」)がサンタクロースを演じ、武装集団に包囲された富豪の家にプレゼントを届ける、不運な聖夜を描いています。ジョン・レグイザモ(「ザ・メニュー」)が武装集団のリーダー・スクルージ役で共演。トミー・ウィルコラ監督(「セブン・シスターズ」)がメガホンをとりました。このクリスマス映画は、製作費2000万ドルに対し、週末3日間でオープニング興収1330万ドルをあげました。

そのほかトップ10に入った新作は、ファゾム・イベントの歴史ドラマ「I Heard the Bells(原題)」。演劇監督のスティーブン・アサーホルトが映画初出演を果たし、アメリカ独立戦争中に生きた詩人ヘンリー・ワズワース・ロングフェローを演じました。ペンシルベニア州ランカスターにある、キリスト教系舞台の制作会社「サイト&サウンド」が、初めて長編映画を手がけました。6位にランクインし、週末3日間で興収180万ドルを記録しています。

2022年12月5日更新 Dan Knighton

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