全米映画ランキング : 2022年6月17日~2022年6月19日
全米映画ランキング:2022年6月20日発表(毎週月曜日更新)
全米週末興行成績:2022年6月17日~2022年6月19日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials
順位 | 先週 | タイトル「邦題」/配給(日本配給) | 上映週 | 週末の興収 | 累計興収 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | Jurassic World: Dominion | 2 | 58,660,000 | 249,796,690 | |
2 | 初 | Lightyear | 1 | 51,000,000 | 51,000,000 | |
3 | 2 | Top Gun: Maverick | 4 | 44,000,000 | 466,167,545 | |
4 | 3 | Doctor Strange in the Multiverse of Madness | 7 | 4,200,000 | 405,083,660 | |
5 | 4 | The Bob's Burgers Movie | 4 | 1,100,000 | 29,762,030 | |
6 | 5 | The Bad Guys | 9 | 980,000 | 94,239,005 | |
7 | 7 | 12 | 959,631 | 64,920,187 | ||
8 | 6 | Downton Abbey: A New Era | 5 | 830,000 | 42,196,350 | |
9 | 9 | Sonic the Hedgehog 2 | 11 | 228,000 | 190,477,608 | |
10 | 初 | Brian and CharlesFocus Features | 1 | 198,000 | 198,000 |
「ジュラシック・ワールド」V2、「バズ・ライトイヤー」が2位
ユニバーサルの「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」が、6月第3週の週末全米ボックスオフィスの首位に再び君臨しました。チケット売上は前週に比べて60%近い急落で、興行収入は5860万ドルでした。批評家からは全体的にネガティブな評価を受けたものの、コリン・トレボロウ監督による恐竜スリラーは、これまでに2億4900万ドルを売り上げ、すでに今年4番目に収益性の高い作品となっています。
ウォルト・ディズニー・ブランドによる今年最初のファミリー向けアニメである「バズ・ライトイヤー」は、意外にも2位にランクされました。アニメーター、アンガス・マクレーンの監督デビュー作で、「アベンジャーズ エンド・ゲーム」のクリス・エバンスが宇宙飛行士バズ・ライトイヤーの声を演じていますが、「トイ・ストーリー」シリーズとしては比較的低調な成績となりました。5100万ドルの興行収入は、本作同様2億ドルの予算を投じた「トイ・ストーリー3」(2010年、オープニング興収1億1000万ドル)と「トイ・ストーリー4」(2019年、同1億2000万ドル)の記録の半分以下。主人公の文化的アイコンの普遍的イメージを刷新しても、共演相手のおもちゃがいないと、その分、収益にならないことが証明されたのです。
トップ10作品の下位5作品はすべて低調なパフォーマンスで、それぞれ100万ドル未満の売上高にとどまりました。この週末のトップ10に入った唯一の初公開作は、限定公開された「Brian and Charles」です。Focus Features配給のこの英国コメディは、ロボットを作る鬱屈した作家の話で、興収は19万ドルでした。
2022年6月20日更新 Dan Knighton