全米映画ランキング : 2008年9月19日~2008年9月21日

全米映画ランキング:2008年9月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2008年9月19日~2008年9月21日
(金額・順位は確定前のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 レイクビュー・テラス 危険な隣人 1 15,600,000 15,600,000
2 1 バーン・アフター・リーディング

Burn After Reading
「バーン・アフター・リーディング」

Focus Features
(ギャガ・コミュニケーションズ、日活)

2 11,295,000 36,401,000
3 2日間で上手に彼女にナル方法 1 8,300,000 8,300,000
4 Igor

Igor

MGM

1 8,010,000 8,010,000
5 3 ボーダー

Righteous Kill
「ボーダー」

Overture
(日活)

2 7,700,000 28,810,000
6 2 The Family That Preys 2 7,500,000 28,356,000
7 4 明日の私に着がえたら 2 5,306,000 19,209,000
8 オー!マイ・ゴースト 1 5,171,000 5,171,000
9 7 ダークナイト

The Dark Knight
「ダークナイト」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

10 2,950,000 521,925,000
10 6 キューティ・バニー 5 2,800,000 45,724,000

サミュエル・L・ジャクソンの新作が首位。K・ハドソン主演のラブコメは3位

4本の新作がランクインした今週の全米ボックスオフィスは、サミュエル・L・ジャクソン主演の「Lakeview Terrace」が約1560万ドルの興収をあげて首位デビューを果たした。同作は、ロサンゼルス郊外の住宅地を舞台に、隣人に嫌がらせを繰り返す黒人警官(サミュエル・L・ジャクソン)と越してきたばかりの新婚夫婦(パトリック・ウィルソン、ケリー・ワシントン)の戦いを描いたサスペンススリラー。批評家受けは芳しくなかったが、他作品の低調に助けられた。監督は「ベティ・サイズモア」「抱擁」のニール・ラビュート。初登場3位の「My Best Friend's Girl」はケイト・ハドソン主演のラブコメ。4位のアニメ「Igor」はマッドサイエンティストになることを夢見る若き研究者イゴールの奮闘を描いたコメディ。主人公イゴールの声の吹き替えにジョン・キューザック。その他ジョン・クリース、スティーブ・ブシェミ、ジェイ・レノらが吹き替えを担当。5位のパチーノ、デ・ニーロ共演作「Righteous Kill」は公開10日間の累計で約2800万ドルの興収。最終的には5000万ドルに届くか届かないかという成績で、2人の前回の共演作「ヒート」(95)の最終興収約6700万ドルには届きそうもない。8位初登場のコメディ「Ghost Town」は、「宇宙戦争」「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」など多くの大作・話題作の脚本を手掛けるデビッド・コープの監督作。7分間だけ死亡し、奇跡的に蘇生したニューヨークの歯科医が幽霊を見る能力を身につけてしまうが……。主演はイギリスの人気TVドラマ「The Office」のリッキー・ジャーベイス。共演にテア・レオーニ、グレッグ・キニア。来週はリチャード・ギア、ダイアン・レイン共演のラブストーリー「最後の初恋」、シャイア・ラブーフ主演のスリラー「イーグル・アイ」、レイチェル・マクアダムス、ティム・ロビンス、マイケル・ペーニャ共演のドラマ「The Lucky Ones」、スパイク・リー監督の戦争ドラマ「Miracle at St. Anna」が公開される。

2008年9月22日更新 藤井竜太朗

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