全米映画ランキング : 2007年6月22日~2007年6月24日

全米映画ランキング:2007年6月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2007年6月22日~2007年6月24日
(金額・順位は確定後のもの)ロイター提供

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 エバン・オールマイティ 1 32,100,000 32,100,000
2 1408号室

1408
「1408号室」

Dimension/MGM
(ムービーアイ)

1 20,200,000 20,200,000
3 1 ファンタスティック・フォー 銀河の危機 2 20,200,000 97,600,000
4 2 オーシャンズ13

Ocean's Thirteen
「オーシャンズ13」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 11,300,000 91,000,000
5 3 無ケーカクの命中男 ノックトアップ 4 10,600,000 109,000,000
6 4 パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド 5 7,200,000 287,000,000
7 5 サーフズ・アップ

Surf's Up
「サーフズ・アップ」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 6,700,000 47,300,000
8 6 シュレック3

Shrek the Third
「シュレック3」

Paramount/DreamWorks
(アスミック・エース、角川エンタテインメント)

6 5,800,000 307,900,000
9 7 美少女探偵ナンシー・ドリュー 2 4,500,000 16,000,000
10 マイティ・ハート 愛と絆 1 4,000,000 4,000,000

「エバン・オールマイティ」が首位。「A Mighty Heart」は10位スタート

サマーシーズン中盤戦を迎えた全米ボックスオフィス。今週は03年に大ヒットを記録したジム・キャリー主演のコメディ「ブルース・オールマイティ」の続編「エバン・オールマイティ」が約3100万ドルの興収をあげて首位に立った。キャリーに代わって主演に抜擢されたスティーブ・カレル(「40歳の童貞男」「リトル・ミス・サンシャイン」)が、ブルースのライバルだったニュースキャスター、エバンに扮して、神様(モーガン・フリーマン)からある試練を与えられるというストーリー。トム・シャドヤック監督が続投するも、オープニング3日間で、「ブルース~」の興収(約6800万ドル)の半分以下という成績に終わってしまった。2位「1408」はスティーブン・キングの原作をジョン・キューザック&サミュエル・L・ジャクソン主演で映画化したサスペンス・ホラー。監督は日本ではビデオスルーとなったクライブ・オーウェン、ジェニファー・アニストン主演のサスペンス「すべてはその朝始まった」のミカエル・ハフストローム。そして10位に滑り込んだのは、アンジェリーナ・ジョリー主演の社会派ドラマ「A Mighty Heart」。パキスタンで9・11テロの取材中にイスラム過激派に誘拐、殺害された米ウォール・ストリート・ジャーナル紙記者ダニエル・パール氏の未亡人の手記をマイケル・ウィンターボトム監督が映画化。批評家からもまずまずの評価を受けている。来週は「ダイ・ハード4.0」、「レミーのおいしいレストラン」が登場する。

2007年6月26日更新 藤井竜太郎

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