国内映画ランキング : 2007年1月20日~2007年1月21日
映画ランキング : 2007年1月23日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2007年1月20日~2007年1月21日 (全国動員集計)興行通信社提供
順位 | 先週 | 作品 | メイン館※ | 上映週 | |
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1 | 初 | ディパーテッド配給:ワーナー | サロンパス・ルーブル 丸の内ほか松竹・東急系 | 1 | |
2 | 初 | マリー・アントワネット配給:東宝東和/ 東北新社 | 日劇3ほか東宝系 | 1 | |
3 | 3 | 硫黄島からの手紙配給:ワーナー | 丸の内ピカデリー1ほか 松竹・東急系 | 7 | |
4 | 1 | 愛の流刑地配給:東宝 | 日劇2ほか東宝系 | 2 | |
5 | 2 | モンスター・ハウス配給:ソニー | みゆき座ほか東宝系 | 2 | |
6 | 初 | それでもボクはやってない配給:東宝 | シャンテシネほか東宝系 | 1 | |
7 | 4 | 武士の一分配給:松竹 | 丸の内ピカデリー2ほか 松竹・東急系 | 8 | |
8 | 初 | 僕は妹に恋をする配給:東芝 | 恵比寿ガーデンシネマほか | 1 | |
9 | 5 | 大奥配給:東映 | 丸の内TOEI1ほか東映系 | 5 | |
10 | 6 | 劇場版どうぶつの森配給:東宝 | お台場シネマメディアージュほか東宝系 | 6 |
※ファーストラン時点
「ディパーテッド」が首位。「マリー・アントワネット」が2位
番組ねつ造事件やら宮崎県知事選やら、イベント級のニュースでマスコミが盛り上がった週末だが、映画館にも客足が戻ってきて久々に盛り上がった。まずは、マーティン・スコセッシ監督が「本当は作りたくなかった」という爆弾発言で配給会社をハラハラさせた「ディパーテッド」。初日・2日間の成績は、動員およそ21万1000人、興収約2億8800万円。まずは興収15億円以上を確実にした。2位にはソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」。2日間で動員およそ20万5800人、興収2億8200万円と、首位とはかなりの僅差である。しかもこちらは女性客が中心、おばさま方も見に行くので、平日の日中も稼働する。最終的には、「ディパーテッド」を上回る興収20億円以上が見込まれている。6位には、周防正行監督の「それでもボクはやってない」がランクイン。周防監督、11年のブランクの間に映画界もずいぶん変わり、舞台挨拶に立った劇場(メイン館)はシャンテ・シネ。しかしながら全国では200スクリーン強が用意され、2日間で興収約1億1600万円を叩き出し、興収10億円以上を確実にするという地力の強さを見せつけた。もう1本、初登場で8位につけたのが「僕は妹に恋をする」。人気コミックの映画化で、「嵐」の松潤主演作。たった76スクリーンから興収8000万円以上を絞り取ってのトップ10入りはお見事と言える。
2007年1月23日更新 駒井尚文